踊る独身三十路男の千鳥足

[→中東っておもしろい！] カテゴリの記事

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  北村歳治・吉田悦章『現代のイスラム金融』

  昨年くらいまで原油価格の高騰と中東産油国の活況と時期を合わせて日本の書店にも数多く並べられた「イスラム金融」関連の概説書。イスラムや中東地域に馴染みのない日本人に簡潔に説明するあまり、正確性に欠けるものもあったのではないかと思います。そんな中でお勧めなのが吉田悦章氏の一連の著作です。現代のイスラム金融今回の『現代のイスラム金融』はより実務向けのしっかりした内容になっていると思います。勉強させてもらってます。おそらく共著者の北村歳治教授が担当されている第7章の「イスラム金融の健全性とシャリア・ガバナンス」の部分は強い関心あり。

  2009年01月06日

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  伊藤治夫「中東産油国の工業開発」

  原油価格の急落と世界的な金融不況のダメージを受けている湾岸産油国の今後を見据えるためにも、少々勉強中。ちょっと古い文献（1993年）ですが中東産油国の工業化についてまとめられてます。Amazonの検索に引っかかりました。中東産油国の工業開発目次；第１章　経済発展と開発政策第２章　経済の多様化第３章　資源保有国の工業化第４章　工業開発上の制約条件第５章　カントリー・リスク第６章　ポスト・オイルへの課題第４章は押さえておきたいです。

  2008年12月16日

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  伊藤治夫・清水学・野口勝明『中東政治経済論』

  現在、中東の経済史について調査中。テーマは中東地域（主に湾岸諸国）で工業化がなぜ進まないのか、製造業がなぜ育成されないのか。邦語文献でまとめられているのはコレでしょうか。中東政治経済論自分でまとめてみたメモの一部抜粋；１．イスラーム帝国（１）アラブ帝国とイスラーム帝国（２）点と線からの成長（３）商業重視（４）国際化の世界２．オスマン・トルコ帝国（１）オスマン帝国成立による貢献（２）商業の奨励　（３）中継貿易３．1800年以降の工業化（１）工業化後退：18～19世紀（２）最工業化（第1次工業化）：19世紀前半（３）工業化の中断：19世紀後半（４）第2次工業化：第一次大戦以降

  2008年12月15日

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  石田和靖『オイルマネーの力　世界経済をリードするイスラム金融の真実』

  タイトルに「イスラム金融」とあるので新しい情報でもあるかしらと思って読んでみました。オイルマネーの力以下、メモ；・（pp.119）ドバイ首長のシェイク・モハメッドは、優秀な政治コンサルタント150人を配置。・（pp.143）ドバイ公務員のサイドビジネスとして貿易ビジネスが有望。・（pp.171）ドバイ・イスラミック・バンクの収益の35％は個人向け、65％は法人向け。UAE人を積極的に雇用するモデル企業（エミリタイぜーション政策の影響）なので人件費高騰。近ごろの類似の概説書と比べると特徴に乏しい感じがします。

  2008年12月09日

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  櫻井秀子『イスラーム金融　贈与と交換、その共存システムを解く』

  近年、イスラーム金融への関心が高まりつつあります。複雑なイスラーム金融の理論と実際を理解するためには、近代的な金融理論からのアプローチと、イスラーム経済学からのアプローチの両方が必要。イスラーム金融本書は、先進諸国を中心的な対象として発展してきた近代経営学への批判的な視点からイスラーム金融の基本的構造を解き明かすことを狙い。第1章 イスラーム世界のビジネス・エートス・イスラーム勃興期の経済・社会の分析からイスラームにおける経済的概念の考察第2章 シャリーア・コンプライアンスの基本事項・イスラームにおける所有権、リバー（利子）第3章 イスラーム金融の取引形態・イスラーム圏における金融発展史・イスラーム金融商品の運用方法と運用例第4章 喜捨と交換の混交経済・イスラームにおける市場は、「交換」と「贈与（喜捨）」の混交するシステム。・「交換」は合理的で「贈与」は非合理的？→イスラーム市場は非合理的？・この混交された市場ではじめて、「交換」と「贈与」による取引が合理的なものになる。第5章 中道をめざす社会と経営・日本とイスラームの「関係性」を重視する社会という共通性・日本的企業経営の再評価図表が全くない文字だらけの本ですが、最近書店で溢れているイスラム金融の概説書とは一線を画した労作だと思います。

  2008年12月05日

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  イスラム経済の基礎情報

  中東・北アフリカ地域の経済について基礎的な文献をいろいろ探しています。改めて探してみると意外にまとめられているものが少なく狼狽える。そんな中で見つけた一冊；中東政治経済論中東経済史について632年、ムハンマド死後の正統カリフ時代から20世紀まで取り上げられているので改めて整理し直してます。いくら勉強しても知識不足を痛感。読んでおきたいの以下の部分；第2部　経済・開発・資源　１　中東経済史　２　現代中東諸国の経済開発政策　３　経済構造の変貌　４　石油・天然ガスの行方それから通史ではなくイスラムの経済システムについて良くまとめられているのは、イスラム世界の経済史読んでおきたいのは、二　イスラム世界における経済　１　イスラム経済の初期条件　２　イスラム経済の経路依存性　３　イスラム経済における市場と公正　４　イスラム経済を支えた制度時間も限られるので必要な箇所だけ拾い読みで。

  2008年11月29日

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  井筒俊彦「マホメット」

  イスラームの基礎知識のために読んでみた。マホメットメッカの名族であるクライシュ族に「預言者」が現れる前の「無明時代（ジャーヒリーヤ）」と、それ以降の秩序と光明の時代を比較。その薄さにの割りに明快にまとめられていることに驚く。入門書としてお勧め。読書メモについては後日。

  2008年11月05日

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  アブダビで肉を食らう

  ドバイからアブダビまでタクシーを飛ばして約２時間。郊外にも大型開発プロジェクト予定地が広がっていた。相変わらずドバイの開発熱は熱い。アブダビ市内までスムーズに来たのだけれど、ドライバーが道に迷っている。どうもアブダビ市内には行き先を示す道路標示や建物の看板などが少ないため、行き先が分からないそうだ。ドバイがあまりにも標識が多すぎるせいかもしれないけど。ホテルは官庁街にすぐ近い繁華街。街のあちこちで建設中のビルはあるけど、ドバイほどではない。緑も多く落ち着いた街だ。相変わらず暑い。夕方、書店を探しに海岸近くのMarinaモールに行ってみた。砂漠の国だけに水をふんだんに使うことに喜びを見出しているのか、中心部に巨大な噴水がある巨大なショッピング・モール。この中で夕食をとると高くつくので、ホテルに戻ってから地元の料理屋を探すことにしました。比較的リーズナブルな値段でイラン料理を食べられるレストランで遅い夕食。サービスでこの大きなパン（シュワルマ）がつくことが多いのだけれど、小食の私にはちょっと大きすぎる。サクサクモチモチでべらぼうに美味かったけど。メインの羊のケバブを食べたときに思ったんだけど、やはり獣の肉を焼くことに関しては彼らの得意分野なのだなあと。日本の焼き肉も美味しいが遊牧民族の焼き肉技術は伊達じゃないですね。

  2008年10月21日

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  シムシティでドバイ

  今日はたまたまドバイ市内のビジネス街に行く用事ができた。クリークに架かる橋を渡るとその先には建設中の高層ビル群が。多くの高層ビルが未だ建設中。世界的な金融危機を迎えているのに、こんな感じで建設を続けて大丈夫かしら。名高い交通渋滞を解消すべくモノレールを建設中のようだけど、すでに車社会のドバイでモノレール開通後、どれくらいの効果が現れるだろうか。あまりに暑いので、この大通りに面するスタバで一息入れた。ここで働くスタッフの女の子はネパール人。窓際の席には日本人OL、往来には欧米系のビジネスマンやインド系の工事関係者が行き交う。さすが国際都市ですなあ。任天堂Wiiソフト シムシティクリエイター任天堂Wiiソフト シムシティクリエイター/Simcity Creator ニンテンドー Nintendo Wii用/任天堂,ニンテンドー,Nintendo,Wii,Wiiソフト,Wii用,ソフト,シムシティ,クリエイター,シムシティクリエター,SimcityCreator,Simcity,Creator,ea,エレクトロニックアーツ

  2008年10月20日

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  ドバイ・クリークの夕日

  今回のドバイへの旅行は観光目的ではないので、ガイドブックに載っているような高級リゾートなどとは無縁です。訪問先に行きたくても、噂には聞いていた交通渋滞のせいでなかなかタクシーが捕まらず、クリーク沿いをてくてく歩いてみた。結果、汗だく！平均気温が25度くらいあるので、スーツにネクタイで日中歩き回っていると脱水症状になりそう。訪問先でいただいたミネラルウォーターがいつも以上に美味しく感じられます。短パン・Tシャツ・サンダルで歩き回りたい！それにしても漁師の血を引いているからなのか「港」や「船」に過剰反応するようで、仕事帰りに通ったクリーク沿いのエリアで、ぼんやり船を眺めたり、アラビア湾に沈む夕日を眺めたりして、一日の疲れを癒してました。こちらの人たちも夕日は好きみたいです。この景色を見ながらビール飲めたらなあ、、、。

  2008年10月19日

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  ドバイでロシア人に囲まれる

  ＜注＞この日記は2008年10月18日分を後日書いてます。それにしても早いです。今回の目的地ドバイに着いたのが朝の5時前ですから、、、。時差呆けなのか単に朝に弱いだけなのか分からなくなった状態で、ドバイ国際空港に降り立ちました。関西国際空港から約10時間でここまで来られます。日本を深夜に出発してお酒飲んでぼんやり映画見ながら寝てしまえば、それほど苦行でもありません。もちろん安いチケットなので定期的な体のストレッチは必要ですけど。様々な人種でごった返している早朝の空港からとりあえず下町デイラ地区に向かい、滞在先のホテルに荷物を預けました。朝早すぎて何もできないので、朝食を求めてふらふら徘徊することに。ドバイというと超高層ビルで埋め尽くされているイメージがあったのですが、下町のデイラ地区は、小さな商店が建ち並ぶ中東地域でよく見られる街並みでした。おそらく出稼ぎの外国人（オレンジ色の制服）がたくさん働いてました。ホテル近くのインターネット・カフェには、滞在中お世話になりっぱなし。まだまだホテルでのネット利用は私には高価です。もともとドバイは交易で生計を立てていた国なので、クリーク沿いの船着き場には今でもたくさんの物資が水揚げされていました。そこで働いている人々はおそらく大半はインド系を中心とした外国人労働者なのでしょうが。部分的には写真のように観光客向けに公園が整備されていて、夕暮れに染まるクリークを眺めることもできます。日本人観光客にはまだまだ馴染みが薄いドバイですが、ヨーロッパ系の観光客で溢れてます。たまたまでしょうが、滞在先ホテルのロシア系の観光客の団体様と同じバスに乗り合わせてしまい、身体のでかい彼らの中でヤサグレ日本人は一人小さくなってしまいます。家族連れで来ている人々も多く、夕方からショッピングモールでの買い物に勤しんでました。記念すべきドバイ初日は、とにかく人々でごった返したドバイの街を歩くことで、ブームに沸き金のあるところには人が集まるということを肌で感じることができました。

  2008年10月18日

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  アラビア語会話集

  曲がりなりにもアラビア語の勉強は細々とやっていますが、現地での会話能力がなかなか上がりません。実践で使いながら覚えるのが手っ取り早いだろうと思い、書店で旅行ガイドの隣によく置いてある会話集を２つほど購入。ひとり歩きのアラビア語自遊自在アラビア語は地域によって方言があるそうなので、いわゆるアラビア語圏でもエジプト版、イラク版などいくつか出てます。イラク今回の旅行はペルシャ湾岸諸国なのですが、ピッタリの会話集を発見できず。仕方なくイラク版で試してみます。

  2008年10月14日

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• 「ブルジュドバイ（Burj Dubai）」の下調べ中

  「ブルジュドバイ（Burj Dubai）」の下調べ中。

  2008年08月21日

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  「石油がわかれば世界が読める」

  ちょっとタイトルが狙いすぎですが、掲載されているデータなどは利用できるかなと思い、読んでみました。石油がわかれば世界が読める以下、メモ；・都市近郊では里山を中心に昔の方が自然破壊は現在よりひどかった。・World　Resources　Institutes(2005)によると、世界の温暖化ガスの排出寄与度　　交通14%(石油需要の大半)　　農業、森林破壊36%　　産業20%　　発電・暖房19%・日本のガソリン価格の内訳(140円/L)　　税金60円　　原油価格40円　　諸費用、利益46円・石油代替エネルギー(Uuconventional　oil）　　カナダのオイルサンド　　ベネズエラのオリノコタール　　日本のメタンハイドレート　　　　→精製技術が向上すれば有望

  2008年08月08日

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• 【イラン】金貨が売れてます

  「金」の相場が世界的に上昇を続けている。チャートはココが分かりやすいかも。詳しいデータは探してこないといけないけど、石油市場と金市場に資金が流れているのは間違いない。「金」といえば中東地域では、資産保有手段として「金」が一般的らしい。たしかにどこに行っても「金市場（Gold Souk）」が目立つ。夜のアンマンで「金市場」を散策して、あまりの煌びやかさにクラクラしました。2008年03月05日付Jam-e Jam紙によると、この国際的な金価格の上昇に影響されてイランでも金貨の市場に買い手が殺到しているそうだ。イランの人々が金貨購入に殺到する理由はもう一つ。イランの正月休みにあたる「ノウルーズ」。例年では3月21日が「元旦」に当たるそうです。「ダルビッシュ・ギャラリー」のブログによると、ノウルーズの飾り付けのために金運をもたらすことを期待して硬貨を装飾するらしい。このエリアの人々の資産保有の形態について、調べてみたいなあ。

  2008年03月05日

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• 【バハレーン】人口爆発！

  GULF　DAILY　NEWSの記事（2008年2月28日）から引用。POPULATION EXPLOSION! MANAMA: Bahrain's expatriate population almost doubled last year thanks to a major influx of manpower, according to figures from the Central Bank of Bahrain (CBB). The Economic Indicators report released yesterday showed the country's population reached 1,046,814 last year, 41 per cent up on 2006.The annual population growth among non-Bahrainis jumped to 82.5pc last year.The population growth figure amongst Bahrainis also rose dramatically, from 2.3pc in 2006 to 15.3pc last year. Bahrain's population is now estimated at 529,446 Bahrainis and 517,368 expatriates.This compares to 459,012 Bahrainis and 283,549 expatriates in 2006.相変わらず外国人労働者の急増が進んでいる様子。周辺の湾岸諸国に比べるとバハレーンの外国人比率は低い方だが、バハレーン自国民の失業問題はさらに悪化しそう。UAEなどから外国人労働者のシフト（ドバイの物価高騰などによる）なんてことはないのだろうか。政府の労働政策についてさらに調べてみないと。

  2008年02月28日

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  ドバイをちょっとだけ

  出発したのは12月5日（水）の夜でした。目的地はバハレーン。１年位前までは、正確な位置もよく分かってなかったですが、前日に本屋さんで観光用のガイドブックを購入して下調べです（遅すぎ）。そもそも観光用のガイドブックに載っているようなところは私には縁がないわけなんですが、、、。２週間も日本を離れるので、さやかさんには散々嫌味を言われましたが、ようやく説得して出発しました。語学能力が壊滅的に低い私にとって、海外旅行というのは非常にストレスが溜まります。しかも今回は単独で２週間、、、。出発前夜、自棄酒です。しばらく大っぴらにお酒が飲めないわけで、、、。機内でも日本のビールで気を紛らわしていました。オイルブームで好景気に沸くドバイでは、乗り換えのため空港内しか視察できませんでしたが、朝の７時だというのにこんな感じです。みんなお金持ってるのかなあ、、、。ドバイ国際空港は周辺地域へのハブになっているため、多様な民族の坩堝と化してました。日本人は１０分の１くらいですかね。インド系、アラブ系が圧倒的に多かったと思います。高価な商品が並ぶ免税店に用があるわけなく、昨年からお気に入りのトルココーヒーでぼんやりした頭を覚ましてました。アブダビに赴任するという商社マンの先輩の話を聞いていて、建設ラッシュのドバイの街を見てみたかったんですが、ドバイの景色を撮影するのはこれが精一杯でした。建設中の「Palm　Jumeirah」でしょうか？こんなところでバカンスすることは不可能だろうけど、見学くらいしてみたいなあと薄い財布を擦りながらバハレーンに向かいました。お金欲しいなあ、、、。

  2007年12月25日

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• とりあえず無事です

  お久しぶりです。結構間が空いてしまいました。というのも約２週間海外逃亡してました。しかし「南の楽園へ」とか「女人の園」など甘美な香りは全くしません。というかそもそも仕事での海外出張ですし、、、。バカンスしたいです。今月頭の準備段階から一昨日の帰国までいろいろありましたが、なんとか無事で帰ってきました。向こうで風邪をひいたのか、現在、流れ出る鼻水と格闘していますけど。ずるずる。写真も仕事の合間を縫ってたくさん撮ってきたので、片づけしながら少しずつ公開しようと思います。

  2007年12月21日

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  学生食みたいです

  ただいま、ホテルに戻ってきました。 （注）この記事は12月10日の出来事です。書き溜めてた日記を貼り付けてます。とある人物にインタビューするために、王様の宮殿近くのホテルまで行ってきたんですが、一言すげーーーーー！！！私が泊まってるホテルと格段の違いを見せ付けられました。この地域でも最も給与水準の高い人たちの集まりなので覚悟してましたがこれほどまでとは。あまりの凄さに写真も撮ってません。貧乏人の来るところではない、、、。 彼に会ったときに実は半分期待してたんですが、参加費うん十万円のカンファレンスにこっそり出席。「ええ！本当に良いんですか？」とか言いながら。おやつはさすがに遠慮しましたが、膨大な資料の収集と名刺配布作業とメモ取りはちゃっかり敢行しました。 帰りの荷物の多さによる肉体的疲労と、現地人にインタビューという精神的疲労により判断力の低下した私は、また良くわからないものを食べてました。 「TERIYAKI　made　in　JAPAN」とか「YAKISOBA　TERIYAKI」とか何のことやら理解不能でしたが、要するに、 　 「肉野菜ライス」 ですかね。店員に「日本人だから、箸は使うんだろ？」と聞かれて癪だったので、「実はインド育ちなんだよね」と適当に答えて断りました。スプーンで食べたけど。

  2007年12月10日

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  みなさん、甘いものがお好きです

  ただいまこちら夜の８時半くらいです。 （注）この記事は12月8日の出来事です。書き溜めてた日記を貼り付けてます。時間を見つけてそこら中、歩き倒したり、タクシーで郊外のショッピングモールを視察、というか本屋で買い物したり、地元銀行のATM探したり、外資系銀行を探したり、マックで食べ過ぎて吐きそうになったり、 猫と戯れたり、 図書館に行ったりしてます。というか今日は休日なので本格的な仕事ができません。 いまいちこちらのお店の営業時間というのが良くわからなくて、昼間やってないのに夕方５時から営業してたりしてます。昼間に街中の本屋さんに行ったら開いてなくて、夜もう一度行きなおしました。結局ショッピングモールの本屋のほうが使い勝手良いですが。 スタバなんかももちろんあって、黒ずくめの女の子２人が美味しそうに巨大なチョコレートケーキを頬張っているのを見て微笑ましい気持ちになりましたが、そんなに甘いものばかり食べてると、、、という気持ちにもなります。あのだぼだぼな衣装では体のラインが見えないですしね。この国の人は甘いものが好きみたいです。 そういえば、さっき、ホテルのスタッフにカカオ７２％のチョコをあげたらひどく喜んでたけど、がっかりしてないと良いなあ。一応ちょっと苦いよとは注意しておいたけど。 で、たまたまホテルで使うカップがなかったので、スタバで売ってた「BAHRAIN」と大きく書かれたマグにひどく惹かれたんですが、日本にもって帰ってきてからが恥ずかしいので止めました。仕事場に置いておいたら笑われる。 で、今、日本から持ってきたチキンラーメン食べながら一息ついてます。美味しいラーメン食べたいなあ。 さて、明日の準備しないと！！！

  2007年12月08日

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  バハレーン到着

  準備段階で大失態を犯し、半べそかきながら出国しました。 （注）この記事は12月6日の出来事です。書き溜めてた日記を貼り付けてます。たくさんの人々に助けていただいて、いま何とかバハレーンのホテルでカタカタしてます。 昨夜羽田を出発して、２回乗り換えて今朝バハレーン入りです。ドバイまでは日本人も結構いたのにバハレーン行きに乗ってみるとアジア系が少ないです。バハレーン人のタクシードライバーに身辺をしつこく聞かれ、「こいつはスパイなのか？」と疑心暗鬼に陥ったり、ホテルのインド系スタッフにアラビア語でちょっと話しかけたら、宗教は何かとしつこく聞かれて神学論争になったら嫌だと思い、無難に「仏教徒」ですで逃げたり。 あまりの緊張感に空腹も忘れてたんですが、一息ついたらこんなもの貪ってました。 これに、 これがついて600円くらいです。最後のほうで絶望的な気持ちになってました。そういえば皆さん立派なお腹をしてらっしゃる。街中を散策してみて感じたのは、 ・人が歩いてない。 ・車社会みたいです。 ・黒装束の女子学生の集団に巻き込まれるとどこ見て歩いたらいいのかわからない。 ・モスクはやはり撮影禁止なのだろうか？ ・観光客が見当たらない。 ・タイ式マッサージ店が多い。 ・シナボンって人気なの？ ・外資系の外食チェーンが多数（マック、KFC、PizaHat）。 ・ごみがあまり落ちてない。空気がきれいかも。 ・いたるところが建設中。 街中はこんな感じです。

  2007年12月06日

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  ドバイをちょっとだけ

  出発したのは12月5日（水）の夜でした。目的地はバハレーン。１年位前までは、正確な位置もよく分かってなかったですが、前日に本屋さんで観光用のガイドブックを購入して下調べです（遅すぎ）。そもそも観光用のガイドブックに載っているようなところは私には縁がないわけなんですが、、、。２週間も日本を離れるので、さやかさんには散々嫌味を言われましたが、ようやく説得して出発しました。語学能力が壊滅的に低い私にとって、海外旅行というのは非常にストレスが溜まります。しかも今回は単独で２週間、、、。出発前夜、自棄酒です。しばらく大っぴらにお酒が飲めないわけで、、、。機内でも日本のビールで気を紛らわしていました。オイルブームで好景気に沸くドバイでは、乗り換えのため空港内しか視察できませんでしたが、朝の７時だというのにこんな感じです。みんなお金持ってるのかなあ、、、。ドバイ国際空港は周辺地域へのハブになっているため、多様な民族の坩堝と化してました。日本人は１０分の１くらいですかね。インド系、アラブ系が圧倒的に多かったと思います。高価な商品が並ぶ免税店に用があるわけなく、昨年からお気に入りのトルココーヒーでぼんやりした頭を覚ましてました。アブダビに赴任するという商社マンの先輩の話を聞いていて、建設ラッシュのドバイの街を見てみたかったんですが、ドバイの景色を撮影するのはこれが精一杯でした。建設中の「Palm　Jumeirah」でしょうか？こんなところでバカンスすることは不可能だろうけど、見学くらいしてみたいなあと薄い財布を擦りながらバハレーンに向かいました。お金欲しいなあ、、、。

  2007年12月05日

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• ドバイの自国民優遇策

  今日は面白い話じゃないです。すみません。単なるメモ書きです。単純に公務員給与が70％もアップするなんて羨ましいなあと思ってしまいました。それに比べてオイラときたら、、、(´；ω；`)。UAE Orders 70% Pay Hike for Govt Servantsニュースソース：Arab News（詳しくはこちら）The UAE Cabinet approved the 2008 federal budget yesterday and announced a 70-percent salary hike for all government employees beginning next year, the state news agency WAM reported.だそうで。記憶が確かならあのあたりの自国民のほとんどは公務員になれるはずで、UAEの全人口に占める外国人比率は80％くらいだったはず。ドバイの公務員の給与水準がもともといくらなのかちょっと分からないけど、2005－2006年のGCCの平均賃金の上昇率が30％くらいなのと比べても異常（参照資料：中東協力センターニュース）。原因は、原油価格の急騰による好景気により各企業が優秀な人材を求めたことと、インフレ（2006年で10％くらい）による企業側の対応だと予想される。ニュースでも指摘されてたけど、ドバイ経済を支える民間企業労働者と外国人労働者の生活が困窮しているみたい。日本でも格差社会に移行しつつあるけど、新興市場国のこれに比べればまだまだ緩やかかもしれない。ドバイから中・低所得層が逃避するのも時間の問題か。GCC地域における今後の労働力の移動の方向が気になります。

  2007年11月21日

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