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2010.11.14
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カテゴリ:レース
一眠りして目が覚めたら、まったく寝れる気がしなくなってしまった。。。
去年と一緒か。笑

まぁもうみんなお開きの頃だろうから、レポート書いてしまおう。

+++++++++++++++++++
●スタート~フクガワ(1回目)

今年は去年の珍事件の影響で、市民210は最後尾から7:45にスタート。
懸念していた天気だが、曇りに変わりホッと一安心。

パレードが終わると、いきなりスピードが上がる。
それにしても先頭付近でも危険な動きがけっこうあり、まったく気を抜けない。
去年も思ったが、フクガワまではまた別の意味で難しいし、気を使う。

去年はずっと先頭付近で回していて、今年もスタート前にニシタニさんと有力選手でペースを作りましょう!と話していたが、、先頭付近に居たのは10kmくらいまで。。

一度後ろに下がったときに、優勝候補筆頭の武井さんと岩島さんが二人とも100位前後くらいのところに潜んでいたので自分も潜むことに。
たまに先頭付近まで出るが、基本的には50~100位あたりをキープ。

目にしたり、音を聞いた落車は5件ぐらい。

高岡さんはずっと先頭付近に陣取っていた。
確かに先頭付近では落車の確率は下がるが、脚も相当に削られるように思う。

途中、ニシタニさんがアタックというより、踏んでいたら集団から自然と離れてしまったような感じで、二人逃げを形成。
集団も40km/h近くは出ているのに、5kmくらい逃げていたような。。
ニシタニさん、脚使っちゃったなぁ、、と眺めていた。

それ以外には特に動きはなく、フクガワ前のトンネルを20番くらいで通過。
ここまで無事にこれて、本当にホッとした。

●フクガワ(1回目)~フクガワ(2回目)

今回の戦略は他の有力選手に対して、脚を無駄に使わず、勝負どころでしっかり掛けられるようにする、という至極当たり前なもの。

フクガワは確かにペースを思いっきりあげれば10人くらいまで絞れるだろうが、その後も長いし、フクガワの勾配がゆるいので脚も削られてしまう。

上記の思惑で無難なペースで行こうと思ったら、ほぼニシタニさんの一本引き。
(後で聞いたところ、かなりペースは速かったみたい。後ろについていたのでそれほど速いとは思わなかったが、確かに遅くて前に出ようとはまったく思わなかったなぁ。。)

そして、有力選手がびしっと並ぶ。
岩島さんらナルシマ勢に、高岡さん、白石さん、よっしーさん、などなど。

2週間ほどまったく練習らしい練習をしていない高岡さんが軽そうに上っていることにちょっと衝撃を受けた。どうなってるのでしょうか。。

頂上を過ぎると、20人ほどになっていた。
白石選手がぽそっと言う。
武井さんが居ない!

奥への下りはペースが落ちるのか、と思いきや(おそらく)トライアスロンの篠崎選手がゴリゴリと曳きまくりで、それに乗る形でうまく集団もローテが回り、ペースが落ちない!

これは予想していなかったが、いい展開だということで、声を出して無駄にアタック合戦はせずにローテを回すように働きかける。

皆の意識もそろっているので、比較的キレイに回る。
奥の上りも変なペースの上げ下げもなく、一団となって与那へ向かう。

そうそう、今回、スタートからずっとcyclowiredアヤノさんによるビデオ撮影があったのだが、オフィシャルからの後続とのタイム差のアナウンスがまったくなし!

いいペースだったのでかなり開いているはずとは思ったが、、、

そういえば、野獣があまりローテに加わらず後ろに居たので、今日はどうしたんや?と声をかけると、、普通にキツイとのこと。水ありませんか、と言われたのでボトルを渡す。
昨日の雨の中の那覇~名護の自走があかんかったのは明白!
みんなの忠告もたまには聞こうな!

さーっと北半分を回り、二回目のフクガワに突入。
クライマーとしての意地もちょっとあるのでそれなりにペースを維持するが、、
うーん、なんかきつい。

ニシタニさん、高岡さんも積極的に前に出てペースが維持された結果、、頂上では半分の10人くらいに。
いぶしぎんの奈良さんが頂上付近でペースをあげる動きもあり、むむっ強い!と警戒。

その奈良さんとよっしーさんが山岳賞狙いでちょいスプリント。
奈良さんは落ちてくるが、よっしーさんはそのまま下りもちょい逃げのカタチ。

あと、これまでのレポートで路面がぬれているときのフクガワの下りは相当ヤバイとの記載が多くてかなりビビッていたが、まったくの杞憂だった。(もちろん、路面に川ができるような状況だとまた違ってくるとは思うが、、)

岩島さんのあとを少し空けて下る。

下り切る前によっしーさんを吸収できず。

●安波~ゲーサシ 

さー、勝負のタカエまでの上りが来た!
先頭に出て、じわじわとペースを上げる。
が、すぐに高岡さんが並んで来て、、そのまま先頭へ。。

後ろを振り返ると、白石選手しかいない。。(ように見えた)


うーん、ここであまり絞りすぎてもまだ先は長いのでどうしたもんか、、と思うが、
よっしーさんを吸収した後も、高岡さんのダンスは続く。。

上りきって、振り返って、「さぁ何人残ってる?」
この時かな、、ひとつの言葉が頭に浮かんだ。「必殺処刑人」

なるしま勢、ニシタニさんはきっちり追いついて来て、残ったのは7名!
高岡さん、岩島さん、オバタさん、よっしーさん、ニシタニさん、白石さん、自分

ほとんどニシタニさんが予言した選手か。
さぁ死闘のはじまりはじまり。

ここからのアップダウンでちょっと上りがきつそうなところは処刑人がこれでもかとペースをあげてくる。。 
最初は自分には好都合で同調しようと思っていたが、、、5kmもいかないうちに、、致命的な出来事が。

最初はちょっとした違和感だったのだが、、ついに内腿がアウチ!攣ってしまった!
今年は実業団でも松川のゴール後くらいしか攣ってなかったのに。。
なんでこんなところで?!

しかも先頭付近に居たところだったので、びくっと脚に来たところを全員に見られてしまった。。 

最後尾に下がり、少し間が空いてしまって、一瞬諦めかけるが、なんとか攣ったまま踏みなおしてケツに張り付く。ローテはちょっと飛ばさせてもらって。。
こんなところで舞台から降りるわけにはいかない。

そして時を同じくし、白石選手も厳しくなったようで、自分に声をかけながら、下がっていった。。 
(あれっ、でも確か平良のスプリントポイントは白石選手がゲットしたような。。
ということは、ゲーサシくらいで千切れていったのかな? 
この辺の記憶があいまい。。)

一気に戦況が厳しくなってきて、もう防戦一方。
ダンシングすると4頭筋がピクっとくるので、ひたすら脚に優しいフォーム、こぎ方をその場で探してしのぐ。

ちょうどタカエのピークまであとちょっとだったのが幸いし、下り基調に入って脚を回してるうちに痙攣は治まった。ふー、一安心。

でも、脚が攣るってことは、脚に来てるってことで、それまで攻めのキモチだったのが、一気に弱気に。。
処刑人の動きに神経を尖らせながら、奇跡的に脚が回復するのを待つしかない。

平良まで降りて、次はゲーサシまでの上り×2。

一発目は処刑人が仕掛けてくるが、さきほどまでの破壊力はなりを潜めた模様。うむ。
よっしーさんは高回転で回している。ニシタニさんはゴリゴリダンシング。

補給所のある2つ目は、特にかからず。
自分はボトルが空だったので2本補充。水どスポドリ。
でもなんか全部のボトルが半分くらいしか入っていなくて、今日は水がずっと足りなかったなぁ。。 その辺、脚が攣ったことと関連あったかも。

ゲーサシのピークを通り過ぎ、有銘の交差点をこれまでの源河方面ではなく、海岸線へ進む。

●有銘~名護

ここからが新コースで、源河周りよりも獲得標高は大きいが、一つ一つの上り自体は源河よりも小さい。

最初の天仁屋のふたこぶ(1.4km/7%、1.2km/6%)のあと、500mくらいの上りを3つこなし、その後は平坦が7kmほど。
大浦から再び山へ入り、羽地ダムへの上り1.3km/8%、その後厳しいアップダウンを抜け、R58へ下ったらゴールまで8km。途中の植物園の上り/下りを除くと、平坦は5kmちょい。

戦略としては、天仁屋のふたこぶで人数をさらに絞り、ダムへの上りで単独で抜け出す、、ということを頭に描いていた。(特に奇を狙ったものではなく、普通か。。)

しかし、、現実は非常に厳しいものだった!

自分から動いて人数を絞るはずが、逆に絞られる側に立つ羽目に。。
記憶があいまいだが、ひとこぶめはなんとかかんとか付いていけたものの、ふたこぶめで処刑人のナタによって、、ニシタニさん、オバタさん、自分が20mほど遅れる。。

ただ、3人-3人となった後に、オバタさんが落ち着いて曳いてくれて無事復帰。ひとりで遅れていたら終わっていたな、間違いなく。

ここを下って、次の丘3つは斜度が緩かったり、距離が短かったりで、ローテしたまま通過。

続く平坦も、ここで掛ける選手はいないので平和に進む。
ただ、ローテの回し方としては、高岡さん、自分、よっしーさんが短めで、ほかの3人が長めの印象。ここでは自分のほかでは、よっしーさんが非常に厳しいように見えたのだが。。


そして、、ついに最後のダムへの上りへ差し掛かって、、100mもしないうちに、、高岡さんが沈没、そして間髪入れず自分も内腿を激しく攣って撃沈。

4人は特に上げるでもなく、坦々と上って行く。
高岡さんはダンシングでリズムを取り戻した模様。
自分はもうどうにも痙攣が治まらず、蛇行する始末。。
(この恥ずかしい瞬間を100kmに出走していたverdadモーリに見られてしまった。。)

あー、去年は脚は攣っていなかったが、最後の勝負の上りで遅れるというはまったく同じで切ない展開。

何かが致命的に足らんのでしょうが、それが何なのかよくわからん。

遅れてからも、後ろに追いつかれるのは嫌なのでペースを維持すべくがんばる。
R58に出たら追い風だったので坦々と。

残り2km切って、まちなかへ入ったくらいでなぜかグッとくるものがあった。
結果は駄目だったが、力ある者が残る展開の中で、全力を出しつくした。
またレベルアップして来年挑むのみ。

ゴールしてすぐになるしま勢とニシタニさんを発見。
岩島さん優勝、オバタさん二位、そしてよっしーさん三位!とのこと。

優勝候補が順当に優勝という結果だった。
ぜひ、来年も勝負したいけど、なるしまチームとしては国際に出る方向なのかな?

しかし、よっしーさんはここんとこあまり自転車に乗っていないような感じで、今回の沖縄もイヤイヤ出走だったようだが、まったく勘弁して欲しい!笑


●ふれあいパーティ

風呂入ってさっぱりして会場へ。

少々出遅れてしまってあまり食べれなかったが、ビールはたくさん。
6缶くらい飲んだかな?

ニシタニさん、高岡さんのところにお邪魔させてもらうと、白石選手も。
4,5,6,7位のみんなで反省会。笑

何をしゃべったかあんまり覚えてないけど(笑)、まぁ来年またガチでやろうという結論だった気がする。

そうそう、なかなか2回目は勝てない!ってのが印象的だったかな。

いや、一回目もなかなか勝てないのですが!笑


++++++++++++++++

ただいま、午前2:47。そろそろまた寝るとしよう。。





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最終更新日  2010.11.15 02:53:19
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