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カテゴリ:レース
飛行機待ちの時間で日記書けるか?
さきほど、北海道に来て初めて北海道らしい海鮮+揚げ物丼(海鮮と揚げ物が半々で入ってるという)を食しつつビールを。 まぁ結果はどうあれ怪我なく走り切れたことを祝して。 今日の第3ステージ、距離は長いがアップダウンも少なく、恐らくNIPPOのコントロールの下、進むと予想。 チームとしてはスプリントに強い小室さんでのゴール勝負と、 総合で先頭とタイム差の小さい遠藤さんと自分が先頭集団でゴールする、ことを目指した。 ++++++++++++++++ 今日もホテルからスタート地点が遠いため、 6時10分起床→荷物まとめて、すぐ朝食→7時半ホテル発→8時過ぎにスタート地点へ。 いつも通り、トイレして、パンを2,3ついばみ、水分を補給して、、9時半定刻通りスタート。 パレードが終わりスピードが上がる。 コースがくねっている上にアップダウンが続くので、アタックが散発するが、全てNIPPOが抑える。。 しかし、ペースそのものは非常に速い。 自分の脚は二日目よりは良い感じで、上りでは自然と前へ出て行ける。 ただ、やはり位置取りをキープするのが何故かしんどくて、学生らと共に最後尾付近をヒラヒラと。。 コーナーのダッシュはちょっと脚を使うけど、抜かれた選手を抜き返したり、回りからのプレッシャーを受けたりすることがないのが 精神的にも楽なのかも。。 KOM1までは基本、集団内の最後尾付近でずっとヒラヒラ。 チームでは、パラカワsがNIPPOの要請を受けて集団コントロール要員として仕事をしてもらうことに。 集団スプリントゴールを狙っている、NIPPO、マトリックスに混じって仕事をしていた様子。 ホットスポットで集団が崩壊するまでしっかりコントロールに加わっていた。 一応、心の準備はしていたのだが、自分まで声が掛かることはなく。。 KOM1はよく覚えていないが、、それほど激しいことにはならなかったかな? あ、思い出した!w アンカーのKOM狙いに見せかけた総力アタックがあったんだった!! KOMそのものは非常に緩い上りだったのだが、KOM過ぎてからも全く緩むことなく、むしろ加速? アンカーやブリを数名含む10名ほどの逃げが出来上がるが、マトリックスやNIPPOの追走により、下り終えるまでに吸収。 自分はなんとか追走に乗るのが精一杯。。 この仕掛けは、先は長いが、、わやという場面だったし、マトリックスやNIPPOの選手に脚を使わせるという意味では効果はあったでしょう。 下り終えるかどうかというトコロで、さきほど書いたNIPPOから集団コントロール要請があったことがその証左かな。 KOM1での攻防で集団が活性化したのか、続く坂ではアタックがしばらく続いた。 アンカー、シマノ、etc。 ただ、単発で飛び出してもハイスピードのコントロールからは到底逃げることは出来なさそう。。 コントロール員の脚を削る為かな? そうこうする内に、 90km付近のフィードゾーンへ。 今日は、昨日のステージで残念ながらFADとなってしまった高田sより補給を受け取る。 サコッシュでの補給はまだ熊野に続き3回目なのでまだまだ内容物の移動に手間取るが、 今日は平和に集団へ合流。 しかし、その後すぐにやって来たゴミ捨てポイントは横風区間だったが、妙にペースが上がったような。。 そういや、序盤はなかなか前へ出れなかったのだが、KOM1でのモガキで自分の脚も起きたのか、 それ以降は比較的楽に集団内で位置取り出来るようになった。 とは言え、小室さんを拠点にさせてもらってチームメート3人でかたまれたおかげなのだが。。 フィードが終ってしばらくは平和が続く。 そして、集団は145km付近のKOM2へ。 ここもブリとアンカーが仕掛けて来ることが予想されたのだが、、 予想以上に強烈なペースアップ!に完全に全開モードで粘るのみ。。 何度か「もう無理か!あぁぁぁ。」と思う場面もあったが、不思議とその先でちょっと緩んで耐えることが出来た。 そういや、かのバリアーニsも僅かに千切れていたゾ。 KOM2も強烈なペースアップは起きたのだが、そこから有力逃げ集団が形成されるところまでは行かず。。 NIPPO、マトリックス以外の(我々を含む)他チームの選手がいい緩衝剤になっていたのかも。 気合いでぶら下がることは出来るので。。 下りに入ってペースが緩むと、後ろから続々と選手が追いついて来る。 小室さん、遠藤さんもほどなく合流。 よし。 海岸線に出ると、またNIPPOとマトリックスのコントロールが再開。 やはり良いペースで進むので、そうそうアタック出来るものでもない。。 集団内のチームの並びとしては、 NIPPO・マトリックス→アンカー→ジェリーベリー→ブリ→シマノ→右京→(ここまではほぼ固定、この後が混沌としていて、、) カノヤ→ラバネロorキャノンスペース→シンガポール、メンドリシオ、ウズベキスタン、大学生チーム、という感じか。 次のポイントとしては、 ゴール前20km地点くらいにオフィシャルガイドの地図には載っていない急坂があってそこでアンカー、ブリが総力アタックをするらしい、 などとの情報をゲットしていたので、それに備える。 2度目のホットスポットの手前で、喉の渇きを覚えたのか、水やらCCDをグビグビと。 優勝は秒差の勝負なので、HSは60km/h手前までスピードが上がる。 ポイントをゲットした選手は65km/hくらい出てるのかな? で、、問題は、、このHSの先500m?くらいから、前にズドーンと伸びる坂が。。 おやおや? 水とCCDをカブのみしたタイミングが最悪だったようで、 もちろん脚も厳しいのだが、そんなことより腹が張って呼吸が辛い。。 一時は集団から5mくらい千切れてしまい、超絶なピンチに陥ってしまった! が、落ち着いてダンシングでしのいで、事無きを得た。 今日は個人的にここが一番のポイントだったな。 これが終って再び海岸線へ降りると、今度は風が横向きになってる。。 うへー。 2車線道路で、向かって左から風が吹いてくるため、集団は右へ流れて行く。 しかし、反対車線は普通にクルマが走って来るので、オフィシャルバイクも集まって来て選手へ警告ならしまくり。 でも選手に取っては、集団から切れるかどうかの瀬戸際にあるわけで、どうしても右へ潜って行かざるを得ない。。 そして、ついに集団は大きな橋へ突入。 遮るもののない橋の上での真横からの強風! しかも、橋がやたら長いし。。 オフィシャルバイクと前の選手を壁になんとか凌いだ。 ここも気を抜けば即中切れのリスク満々でしたな。 橋を渡ると左折。 つまり、思いっきり向かい風区間へ。 向かい風を使ってのアタック戦になるのかと身構えたが、 平和にNIPPO先頭で進む。 ここは助かった。 ゴールへ向けて少しでもアシスト的な動きが出来たら、と脚を休ませる。 大きな動きなく、残り10km、4km、と進んで行く。 先頭はバリアーニsが退き、マトリックスのマリウスsが続いたか? 残り2km近くなると、カノヤ山本sやメンドリシオの選手のアタックが掛かる。 が、向かい風が強すぎて、ほとんど集団から離れられない。。 というか、それぐらいマリウスsの曳きが強いのか。 蛇のようにクネリながら進む集団の真ん中あたりに位置どる。 曳き切った選手が落ちて行くので、集団は小さくなって来る。 どこまで耐えられるか。。 残り1kmあたりで、左コーナーへ。 そういや、ゴール付近のコースを確認してなかった。。^^;) 左直角コーナーの後、100mくらいで!すぐに右直角コーナー。 突っ込みが甘くなってしまい、数人の選手に抜かれてしまう。 その先に橋があって少し上っている。 もうこの辺で先頭からかなり遅れてしまった。。 でもとりあえずフルモガキ。 そして橋を渡って、また左直角コーナーへ。 曲がって、ゴールまで500m。 前は離れていたが、とりあえず、声援に押されるカタチでフルモガキでフィニッシュ。 ===================== すぐに、小室さんの結果を聞きに行く。 遠藤さんによると、4位では?とのこと。 スゴ過ぎる! あんなでかい外人らを相手に。 チームカーに戻って本人に聞くと、3位とのこと! 感動して何度も手を握ってしまった。。 本人曰く、 「コウスケ(パワカワs)が仕事をしてくれたので絶対に応えたかった。。その一心で走った」 熱い! まさに1 for ALL、ALL for 1だ! チーム順位も5位をキープ出来て、我ながらいいカタチで終えられたと思う。。 ただ、前から分かってることが多いが、改めて自分の走りに関する課題、弱点、改善点がはっきりした。 まだまだ秋のレースは続くので、壁を一つ壊してもっと上の結果を残したいとおもふ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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