ｸﾗｲﾏｰ系　最強

初日の夕食は、地元の魚料理店で他人丼を食す。
大盛を頼んだら想定外だったが、スコーンと腹に収まってしまった。
他人丼とは牛丼の卵とじのことでかなり美味でした。


白浜クリテは去年は予選落ち。
横風が吹きすさぶ中で不安定な集団内で位置取りが出来ず、最終コーナーに2番手で突っ込むも、そこからゴボウ抜かれて35位くらい。というわけで、もちろん一番は逃げに乗ること、それが無理なら、、あとは、、、策がない。orz

予選一組目、高岡さんがおいしい4人逃げに乗って快調にメインと差を広げ、最後はラップしそうな勢いで楽に予選通過。非常に羨ましく見ていた。
ただ、まさかの56さんが予選落ち。。　
結局、1組目は高岡さん一人のみ。

自分の二組目がスタート。
ポツポツと雨が降り始めており、路面がウェットに変わり始めるいやな時間帯。
選手皆が元気なのでアタック乱打戦となり、こりゃ決まらんかな、と思う。

しばらくして皆が少し疲れて来るが、そんな中、一人暴れまくってる怪物が。。
一人で飛び出し、一人で曳いて、また飛び出す。一応後ろの選手もローテしようとするが、すぐに自分のペースで前へ前へ。いやぁ、あのパワーやっぱホンモノです。2012のツールド北海道の時に衝撃を受けたあの鬼の片鱗を見た気がした。
ブラーゼン、佐野選手。

ただ必死に付いて行ったら、逃げが決まってました。。。　^^;)
あとは追い付かれないようにしっかり回してゴールまで。ポールさんも単独で追い付いてきて、最後は10名ほどの集団に。ただ、後ろではコーナー等で落車が頻発していたようで、山ピーが不運にも巻き込まれ予選通過ならず。
皿やんはゴール当初はビビっていたが、余裕の通過。

決勝までは数時間あるので、皆で浜辺の温泉へ。
開放感MAXの温泉で、またゆっくり来てみたいと思った。ちなみに、ここもポールさん推薦の湯。いやはや、普通の日本人の何倍も日本のことを知っているポールさん。
末長く日本に居て欲しいものです。


決勝は少し雨が弱まった中でスタート。
予選2組目の落車の多さに警戒してか、コーナーは止まるぐらいまでスピードが落ちる。その分、加速がキツい。前に居ても変わらんなと思い、気合いで前へ。何度かアタックに反応して逃げを試みるが、まったく逃げられる気配なし。疲れて来たのもあり、一旦後ろへ。妙に集団が安定して来たのか、後ろは後ろで楽が出来るようになった。
56さんの声援が耳に痛い。(><)

残り2周回へ入る直線で、高岡さんのところへ行くと、行け！行け！とムチを打たれて、気合いで先頭へ。ポールさん、皿やんも付いて来てくれて、いいカタチとなったのだが、、Uターンを折り返してもう加速する脚がありませんでした。。　そこからはただ皆の健闘を祈るのみ。。orz

最後は皿やんが独力で局面を切り開き、8位ゴール。おー、素晴らしい。
そして、しょぼ過ぎる1段ロケットすいません。。

これまでクリテはパスして来たが、スプリント勝負できるチームメートがいるとこれはこれで面白い！と思った。道中それなりに脚を使っても、最後に一仕事できる脚を準備しておかないと。