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Jul 11, 2006
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カテゴリ:Child





この前の「外国人はいやだ!」の続きです。

あれから、学校では特に言われていないようで
るーちゃんは楽しく学校に通っています☆

下記のサイトを読んでとても考えさせられました。

ドイツ人と日本人の両親を持つ方が運営されているサイトで、
両親が外国人、日本人という状況で育った
子供たちのいろいろな声が寄せられています。

ハーフという言葉、ダブルという言葉を
実際当事者である彼らはどう感じているのか
いろいろな意見があって参考になりました。

Die Kreuzungsstelle

私自身は、ハーフやダブルという言葉は
なるべく自分からは使わないようにしています。

あえて、そういう風に言葉で位置づける必要もない気がして、
誰からかハーフですか?と聞かれれば、
もちろんそうですと答えますけど、
だから、何んだろうて感じたりします。  

よくハーフだとかっこいいとか、
英語やその国の言葉がぺらぺらでしょ?
なんて勘違いされる方たちがやっぱり沢山いらっしゃいます。

いいよね~とすごくうらやましがられます。

でも、当事者のこどもたちはそれを
嫌がってるんですよね。 

必ずしもバイリンガルとは限らないし、
みんなと容姿がちょっと違うってことで逆に、
そのことをすごく気にしてしまったり、
日本人になりきれないというか、
日本人として見てもらえなかったりして、
つらい思いをしている子たちもいたりします。

また、逆にもうひとつの国でも、
やはり外国人として見られてしまうということで、
どちらにも属せない自分がいるっていう方もいらっしゃるようで、
時代は少しずつ変わってきてるとはいえ、
いろいろと考えさせられます。

そう考えると、

ハーフという言葉も、ダブルという言葉も
必要ないんじゃないかって思ってしまうのでした。 

お父さんは○○国出身で、お母さんは○○国出身なの。

それで十分じゃないかと。。 

そして、何人であれ、その枠にとらわれず相手を
見ることができたら、もっともっと沢山の人が
いろいろな葛藤を抱えずに
生きていけるのではないかなとも思いました。  

そんなことを感じた翌日、
るーちゃんから、こんな話があったのです。

「今日、学校にね、外国人の子がきたよ。お姉さんでね」

「へぇ?ほんとう。どんな子なの?日本語は話せるの?」

「うん、日本語は話せるよ。でもね、外国人なの」

「そうなんだ、ほんとうに外国人だったの?」思わず聞いてしまいました。

るーちゃんが、外国人と他の子にいわれたように、
その子もそう思われているのかもとふと思ったからです。

「髪の色はどんな感じだったの?」

「髪がママみたいに色でね」

「先生はどんなふうに説明していたの?」

「う~ん、忘れちゃった(笑)」

「その子もるーちゃんと同じじゃなんじゃない?
パパかママが外国人で、もう一方は日本人とか」
「その子は外国人でもあるかもしれないけれど、
日本人でもあるかもよ。るーちゃんだって、
日本人だけれど、パパは外国人でしょ」と伝えてみると、

「るーちゃんは日本人だもん」と答えが返って来た。

その言葉にはわたしは外国人じゃないもんという
意味もこめられていた。そうだねと言ってしまうと、

それもなんだか違う気がして、

「ええ~、でも、パパの国の人でもあるんだよ」と
言ってみたが、ぴんとこないようだった。

自分とママは日本人だけれど、パパは外国人だと
思っている(笑)

まだるーちゃん自身が2つの国籍を持っているという自覚がないので、
深くつっこむのはやめておこうと思いました。

るーちゃんもいずれもっと理解していくことになるでしょう。

そのとき、コンプレックスに思うのではなくて、
日本という国に対してネガティブな思いを
持たないでいってくれたらいいなって思いました。









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Last updated  Jul 11, 2006 10:14:33 PM
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