Noriko's Cafe♪

先日３人でお茶するはずだったのですが、
ダウンして来れなかった香ちゃん（仮名）。
そんな彼女の家に遊びに行きました。


彼女はネイリストなので、
足と手の爪のお手入れをしてもらいました。
すると、彼女の部屋に入ったとたん
実は、すごく嫌な雰囲気を感じました。
体が急に重くなり、吐き気がし、
胸騒ぎがし、恐怖心さえ起こるほどでした。


クリスチャンでない方はごめんなさい。
恐いとか思われちゃうかもしれませんが、
サタンがなぜ今頃私をアタックしてくるのか
私には理解できませんでした。
でも、今までの経験上、病気とかではなく、
あれは悪い力だって私には分かりました。


私は手の爪のお手入れの途中に
トイレに駆け込み、主に祈りました。
なぜこのような攻撃を今ここで受けるのか
分かりませんが、守ってくださいと祈りました。
主の勝利が私のものであることを
口に出して感謝しました。


すると、ふっと重かったものが楽になり、
また普通に爪のお手入れに戻りました。


ラジオを聞きながら、
日本にいることの喜びを香ちゃんに
分かち合っていました。


すると突然、彼女が質問をして来ました。
私の『信仰』についてです。


彼女がそんな話をするなんて。。。
予想外の話の流れに驚きつつも
彼女の話をじっくり聞くことにしました。


香ちゃんは、幼稚園の頃から
クリスチャンのスクールに通っていたそうです。
だから、聖書の話には慣れ親しんで来たし、
教会にもたくさん行ったそうです。
でも、今でも信じられないと言いました。
どうしてそんなこと信じられるのか。
処女からキリストが生まれるなんてこと
ありえない。この地球上じゃ、ありえない。
なぜそんな話を信じられるのかと。


私は言いました。
『人にはね、もちろん信じられないよ。
　聖書には、信じないものにとって
　私の信じることは、ばかげたことだって書いてある。
　ばかげたことに思えるでしょ？
　それが普通。人間には理解できないことだもん。』


怒るかと思いましたが、彼女は静かに耳を傾け
黙って私の爪を磨いています。


『神様にね、祈ってみたら？誰にも言わなくていい。
　香ちゃんの心の中で、
　不信仰を助けてくださいって、祈ってみたら？
　信じる心を与えてくださいって。
　目と心を開いてください、
　理解できませんから助けてくださいって！！
　私のことを捜し求めたら私はあなたに見つけられる。
　そう聖書の中で神様言ってるから。。。
　自分の努力じゃ無理やねん。
　神様が、教えてくれないと無理やねん。
　私たちは罪で死んでる。
　神様が助けてくれないと、理解できないねん。』


突然彼女は、自分の胸の内を告白してくれました。
ここでは書きませんが、とても辛いこと、
彼女にとって死ぬほど苦しいことが起こりました。
そのとき、神様に祈ったらしいのです。
死ぬほど一生懸命、祈ったらしいのです。
でも、神様は答えてくださらなかった。
あんなひどいことする神様って？
あんなに祈ったんだよ！！


どんな言葉をかけてあげればいいんだろう。
彼女の目も、私の目も涙目で。。。


沈黙の中、なつかしい
My Little Loverの歌声がラジオから流れて来ました。


しばらくして、
私は香ちゃんに伝えました。


『あのね、香ちゃん。
　私、香ちゃんのことが好きだから、
　正直に言うね。
　私たちは罪人でしょ。それ、分かるよね。
　罪はね、前にも話をしたように、
　神様と私たちを離すものなの。
　自分の中に罪があるとね、
　神様と離れているから
　祈り、届かないんじゃないかな。
　神様を知りたいっていう祈りは聞かれたとしても、
　そういう祈りってどうなのかな。
　罪はそんなに甘いもんじゃない。
　切手を貼らずに手紙を出すのと同じ。
　自分が一生懸命書いたって、
　切手がないと相手に届かないでしょう？
　切手はイエス様なんだよ。


　それと。。。
　人はすぐ、悪いことが起こると神のせいにする。
　アダムとイブもそうだった。
　自分の罪を認めず、神を責める。
　だけど、すべてが神様の御心ってわけじゃない。
　良い種を蒔けば良い実を刈り取る。
　悪い種を蒔けば悪い実を刈り取る。
　罪からくる結果、ということもあるんだよ。


　ところで、香ちゃんが神様でね、
　誰かが、「あなたのこと信じません。
　だけど、これやってください。」
　ってその祈り、どう思う？
　神様はね、ちゃんとどうしてほしいか、
　聖書にはっきり示されている。
　キリストを信じなさい。キリストの御名によって
　祈りなさい。そうすれば、、、って書いてある。』


それは、分かった。分かりやすい。
だけどね、、、


香ちゃんが真剣に神様のこと
こんなに求めてる。
人って、話さないと分からないものです。


○○を与えられないから、、、
神様ひどい。。。


『香ちゃん、イエス様はね、
　ご利益の神様じゃないのよ。
　イエス様を信じたらね、
　○○与えられるよ！って言いたいけど、
　それは言えない。
　○○与えて欲しかったらイエス様信じたら？
　そうは導けない。
　でもね、○○はね、香ちゃんのその心を
　満たすことは出来ないんだよ。
　香ちゃんの心を満たすことが出来るのはね、
　神様だけなんだよ。』


そして、イエス様は創造主であり、罪がない完璧ないけにえになるためこの世にきてくださり、私たちの罪の身代わりとなり死んでくださり、死からよみがえられた。○○よりも、まず、神様は香ちゃんのその心が欲しいんだよ。香ちゃんを取り戻したいの。信じたらね、神の子になれるんだよ。


その後も１時間あまり、
イエス様のこと、神様のこと、聖書のことを
正直に語り合いました。


私はあまり普段はズバリ言わないのですが、
今日はどうして、、、？
彼女は海外で生活をするため、
実は今日会うのが人生で最後だったかもしれません。
だから、香ちゃん、
神様のことを話したかったのかもしれません。


大切なことをいっぱい話し合いました。
何度もぶつかって来ましたが、
そのたびに主が
彼女の内に働かれるのを感じました。
だからか。
だから、サタン止めようとしてたんだ。。。


『香ちゃん、○○が与えられるように、
　私も神様に一緒にお祈りするからね。
　辛いけど、そのことも神様だけが益とすることができる。
　私たちには無理だけど、
　神様にはそのことも働かせて益とすることができる！　
　香ちゃんのために、お祈りするからね。』


そう言って家を去りました。
『もう会えないの？』と涙目で叫ぶ香ちゃんが
少女のように見えました。
『祈ってるからねー！バイバーイ☆』
自分の力全部で笑顔を作りました。
香ちゃんに背を向けたとたんに
滝のように涙があふれて来ました。


主よ、香ちゃんをお救いください。
彼女に信じる心を与えてください。
そして、主にお願いします。
○○を、香ちゃんにどうぞ与えてあげてください。
どうか主よ、香ちゃんをあわれんでください。
イエスさまの御名によってお祈りします。
アーメン。