ベイドスのブログ

祈りとは

神は全ての根源として
存在していて
その状態は心情そのものです

創造の最後に全ての能力を注ぎ込んで
造ったものが人間でした

しかし
その人間に対して神は
教育を思った通りにできなかったのです

えっ神が、考えた通りにできなかったって
神なのに？
と思うでしょう

しかし本当なことなのです
神の子として、神と全く同じ能力を備え
全く神の子として創造したけれど

ただ愛を中心に本当の親子として
創造したために

機械的でなく
心情の通う子として
創造したために

神の意志に反する
可能性があったのです

人間の親子も同じでしょう
親の思うとおりには
育ちません

聖書によれば
大天使ルシファーの誘惑に
人間始祖が負けてしまった

神は二段戦法で
人間始祖を育てようとしたのです

初めに天使を創造し（天界）
無形な神は形あるその天使に託して
教育しようとしたのです

しかし最後はその教育を担当する
天使を超えなければならなかったのです
神の愛を心に感じながら

無限に広がる能力を感じながら
神からの呼び声に耳を
傾けながら
神の無限の愛と期待に応えるように
人は本来造られたのです

神と同じように
人は
創造する能力を与えられていたのです
無限の能力

その能力の背後に
無限の神の愛を感じながら
愛をもって世界を変えていかなければならなかったのです

しかし人間始祖は
神の呼びかけに耳を傾けず

その時墜ちて悪魔に成ってしまったルシファーの
愛の誘惑に負けてのです

今でも何か大きな事を成そうとするとき
必ず横からの愛の誘惑があるのです
愛のような愛で、
本当は愛ではないのです

現在の多くの人の結婚を見ても
本当に愛なのか単なる誘惑なのか分からないでしょう
多くは真実を見ないで
愛だと思っているだけなのです

このようにして神から離れ
勝手の愛に生きているのが人間です

現実の世界に限界が来ている以上
本来の愛に帰らなければ
偽の愛を卒業しなければ

だから密かに僅かに心奥底に注ぐ
神の呼び声に
今　耳を傾けるとき

祈りとは離れてしまった神との
連絡手段なのです

直接　話が会話ができないから
電報のように
一方的におくる声が
祈りなのです

これをしなければ
現実の悪の誘惑に染まってしまう
だけなのです

大きく現実をこえて
全く新しい世界を
望むなら
祈らなければ

神は祈れば、かえって一時的に
遠くなるのです

なぜって
いまごろ　何していたと
かえって悲しいんです
今頃神に呼びかけても
今まで何していたんだと
祈れば　初めは　神は　悲しいんです

今頃、そんなしても私は知らん
と

始めは素っ気ないんです
それでも祈り続けていくと
通じてくるんです

涙の再会ができるのです

本当の親に会うために

だから祈らなければならないのです

心の電報を送るのです

神に一方的に送るのです

人が勝手に神の元を離れてしまったので

ひとからアクションを起こすのです