胎児治療・シャント術航生とママの入院日記♪胎児治療・シャント術9月30日(金)点滴をつけたまま寝ていたが、真夜中に目が覚める。点滴の中にウテメリンが入っているので、動悸というか、息が苦しい感じで、とても寝苦しい。 ずっと寝られない。 2時頃、見回りに来てくれた看護師さんも「氷まくら持ってこようか?」と心配してくれた。明け方まで起きていたけど、時々ウトウトとはしたみたい。でも、悪い夢ばかり…。 朝は6時に起きる。夜中に起きて以来、ほとんど寝てないので、ぼうっとする。 担当看護師のIさんも「だいぶきつそうだね」と心配してくれる。 結局モニターをつけ、あまりハリがきてないので、S先生も来てくれて、9時過ぎにやっと点滴はずれる。あー苦しかった…。 AM中、検査技師のT先生がのぞいてくれて、昨日の胸水の分析結果を軽く教えてくれる。やはり?リンパ球が多めではあるので、リンパからきている胸水ではないか…、という事。そうすると、また水がたまるはずなので、おそらくシャント術を施すことになるだろうという事。でも、原因がわかりつつあるので、それはいい傾向だよね…と話す。前向きな感じで言ってくれるので、とってもうれしい。早速パパにもメールで知らせておく。 PM、S先生によるエコーの診察。やはり水がたまっていた…。 けっこうびっくり。昨日、あれだけ大事(おおごと)して水を抜いたのに。えっ?!って感じ。せっかく肺と心臓が楽になったのに…。短い間だけだったみたい。 でもまあ、胸水を1回抜いて、成分を分析しない事には前に進まないので、ムダではないんだけど…。 S先生と今後の予定について話す。シャント術は3日(月曜日)に行う事に決定。PM3時or4時頃からスタートしましょうとの事。パパに休みを頼まなくては。 先生はパパにも前もって説明したいから、それは前日にしましょうと言われたので、仕事があるから遅くなる旨を伝えると、ちょうど先生も当直なんで、夜遅くてもかまわないよ、とおっしゃって下さった。 当日は私はちゃんと麻酔かけられるらしい。腰椎麻酔だ…って言ってた。 それも生まれて初めての事、緊張する。当日は麻酔のため食事もひかえなければならないらしい。 夕方、モニターをつける。点滴をはずしたので、ウテメリンはまた服用する事になったけど、今までの8時間ごとから6時間ごとに…(1日3回→4回へ) 今日は早く寝る。その前にたっくんにTELしてみるが、母屋はだれも出ない。 10月1日(土)夜はよく寝れた。12時に薬飲むのと、2時に見回りの時に目が覚めたが…。時々目が覚めるけど、眠れないという事はない。 6時半に起き、あわててウテメリンを飲む。少し寝坊した…。 今日は朝からモニターに。少しハリがある程度。シャワーを浴びようと思い、今日は一番だったので早速入ると、今から断水だと言われ、中断。また昼から入る事に。(明日は入れないので、今日入らないと!!入浴は週3回って言われた) たっくんにTELしてみる。まずお義父さんがでて、2人ともおりこうさんでいると聞く。託児所の方も何も問題はなかったらしい。まずは一安心。次にたっくんと替わってもらうと「ママ?!」とすぐわかってもらえたのでうれしい。でも、少し話すといきなりTEL切られる…。。なんなんだ。。。さみしいなぁ~~。。 もう一回TELかけてみる。今度は長く話せた。でも、何か舌足らずな感じ?で、何をしゃべっているのかよくわからない。こんなだったっけ?!たっくんって、もう少しはっきりおしゃべりできてなかったっけ??やはり環境の変化をひびいてるのかなぁ~、と少し心配。それから美空はけっこう歩き出したらしい。昨日、お義父さんが迎えに行ったら、歩いてでてきたんだそうな!!早く私も見たい!! 明日は病院来るのかな…。 今日はS先生も、看護師のIさんもお休みみたい。そうだよねー。ちゃんと休まないと。でも、先生っていろいろな患者かかえてるから、思ったようには休めないんだろうな。で、私も暇なのでPMはめちゃくちゃまったり…。。。 ウトウトしたり、TVみたり。モニターもつけたけど、あまりハリはなかったみたい。 夕方、アイスクリームが食べたくなって売店へ。ハーゲンダッツを買う。 来週は思ったように食べられないだろうから、今食べとかないと!! あと、チョコレートも買って、引き出しの中に入れておく。少しずつ食べよう。来週は食べられないかな…? ハーゲンダッツを食べたおかげか、夕食が入らない。まあ、PMから動いてもないし、ホント、今日は暇だった。夜寝れるかな…。 抗生物質は今日の昼で終わり。ウテメリンはあいかわらず6時間ごとです。 10月2日(日)実はこの日記を一週間つけていなかったので、けっこう記憶があいまいだったりする…。3日に手術があって、それからずっと点滴をしていた(今も)ので、なかなか書く気になれなかった。以下、記憶をたどりつつ書くことになる。 日曜日、、、昨日に引き続きヒマ。ウテメリンはあいかわらず。 PM、お義母さん、ひろちゃん(旦那の妹)が、たっくんと美空を連れて来てくれる。 たっくんが私を見て「ママ、探しよったんよ…」と言ったのには少しグッときた。美空は随分歩けるようになっていてびっくり!! 2人とも病室では割とおりこうさんで、でもグワーっと抱きつかれると、やっぱりお腹がしんどい。何はともあれ、2人とも私の顔を忘れてはいなかったみたい。 夜、パパが仕事終わって病院に来る。今日は明日の手術を控え、詳しい説明があるのだ。 まず、エコーでの診断。水は…入院した時よりも増えている。48.5%。(胸部の水が占めている部分)シャント術するには50%くらいたまってないと出来ないというが、赤ちゃん苦しいだろうな…。。それから、とうとう腹水までたまってるとのこと。ムクミも広がった。 赤ちゃんの状態はますます悪くなっていた。もってあと1~2週間(このまま放っておいた場合)といわれ、かなりショックを受ける。 パパもかなりショックだったみたい。 とにかく、手術が怖いなんて言ってられない。 でも赤ちゃんを大人しくさせる為、私にも麻酔がかかると聞いて少し安心。局部麻酔だけじゃやっぱり少し怖い。 そういえばたっくん、帰りは「帰らん!」と言いながら、一番に病室を出てさっさと玄関に向かって行った。あれー?と思っていると、そこでひっくり返って泣き出した。ずいぶんアマノジャクになっている。やっぱりたっくんなりに色々ストレスを抱えているんだろう。 10月3日(月)今日はいよいよ手術の日。朝から何も食べられません。水分は昼までとっていいとの事。AM中は心電図、胸のレントゲンと、検査に忙しい。 検査に行ってる間にパパが来てくれる。昼前に麻酔の診察と説明有り。 PM。手術の前にモニターをつけると、けっこうお腹がはっている。急遽(?)手術に行く前からウテメリンの点滴をする事に。 3時半頃だったか、迎えが来る。手術着に着替える。すごく心もとない服。点滴をしているので車椅子で2Fの手術室まで行く。 入り口でパパと別れる。入口を入ったところで名前の確認。そこから奥へ…。。 大きい病院だけあって、オペ室がたくさんあるのにびっくり。たしか、私は第5オペ室だったと思うけど…。あとでこの建物の見取り図を見ると、全部で7つオペ室があった。部屋の中は…これが手術台かあ~というのが真ん中にある。けっこう小さい。それに比べて部屋はとっても広い。何人もの人が行き来するからだろう。手術台はホントに小さい。人一人が寝るだけのスペース。(手を置くところは可動式。手足がしばられるようになっている。) 台に寝ると手際よくいろいろ装置をつけられる。右にウテメリンの点滴をしているので、左にも点滴(麻酔?)血圧計、足の指に心拍計、そして手足が動かないように、軽く拘束。 S先生、もう1人の産婦人科の先生、それから麻酔の先生。 いよいよ麻酔開始。麻酔の先生が「2分待ってくれ」と言う。 そんな短い間で、私、眠れるのかしら?と心配だったが、左腕がしびれてきて、それがだんだん広がって、頭がしびれてきたな~~と思ったところから記憶がない。 恐るべし!!麻酔!! 私にとっては、もう次の瞬間、遠くで「終わったよ~~」という声がして、あとは何人かの人に抱えられてベッドに移されている感覚、何か質問されて、何度かうなずいた事(どんな質問だったかはもう覚えていない)を覚えていて、すぐにまた朦朧として眠ってしまっていた。 その次は、何だか自分の病室みたいと思った事。パパが「無事に終わったよ。両方ともチューブ入れられたから」と言ったのを聞いて安心して、また眠ってしまった。 夜、おしっこの管がどうしても気になり、はずしてもらう。 ☆作成中☆ ジャンル別一覧
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