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晴れ時々明日香 in Canada

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2010.10.02
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カテゴリ:映画
曽根崎新地の売れっ妓の芸者「蝶子」と
化粧問屋のぼんぼん息子「柳吉」が駈落ち。
「東の太宰、西の織田」と謳われた文豪、織田作之助の
小説「夫婦善哉」を映画化したものです。


実家の跡取り長男だからと、のん気に遊んでばかりの
柳吉(森繁久彌)と駆け落ちをした蝶子(淡島千景)は、
いつか夫婦になれると信じて、かいがいしく世話を焼きます。
なのに・・・・・

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典型的なダーメンズなんだけど、ぼんぼんでどこか憎めない
柳吉(森繁久彌)、そんな柳吉を結局許してしまう蝶子(淡島千景)。

柳吉は、まさか親がそこまですることはないだろうって
甘い想定を前提に蝶子の苦労も省みず、
のんきに駆け落ち生活を楽しんでいるんだけど、
そうは大阪商人は甘くないってところがいいです。

蝶子も自分が柳吉を支えているっていう気概と
将来の夢を描いて、健気に柳吉に尽くすんだけど、同時に
不毛な苦労であるっていう現実を受け止めなきゃいけなく
なっちゃう。

今も昔も変わらず、ありがちな男女の関係。

そんなどうしようもない人間の弱さをいとおしむように
描かれた良作で、森繁久彌と淡島千景の絶妙な人物表現で、
心温まる名作です。

森繁久彌が演じる柳吉と淡島千景の蝶子の
お互いに愚かさを抱えながらも、「割れ鍋に綴じ蓋のような」
仲むつまじさが、本当にいい味だしてます。

カップルや夫婦って、そんなもんなのかもしれませんね。



ちなみに大阪難波の法善寺には今も「夫婦善哉」というお店があり、
この映画でも描かれている善哉を食べることができます。
一人分のぜんざいを2杯分にして食べる、このぜんざい。
「夫婦善哉」は、カップルで食べると円満になれるという
縁起物ですから、高いからって、二人で分けて食べてはいけませんよ。笑







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Last updated  2010.10.06 20:57:07
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