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晴れ時々明日香 in Canada

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2010.10.04
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カテゴリ:カテゴリ未分類
アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンの2大スターが
共演した映画で、「禁じられた遊び」の名子役ブリジット・フォッセイも
十六年ぶりに映画出演していた、映画です。

アラン・ドロンはともかく、C・ブロンソンは、この映画で、
国際的な人気に火がついたとか。
私はこの映画の前に作られた西部劇「荒野の七人」のときに
C・ブロンソンが好きになりましたが・・・・

前置きが長くなりましたが、この映画は、
アルジェリアの外人部隊から帰還した軍医ドロンは、
広告会社に勤める女から奇妙な依頼を受けます。
彼女が黙って持ち出した債券を会社の金庫に戻して欲しいというというもの。
ドロンと同じく戦争帰りのブロンソンは、ドロンの仕事に興味を持ち、
二人は金庫に潜入する事となったのですが・・・・



金庫破りがテーマの映画を作るなら、今ならかなりハイテク化された
監視状態を、特撮やCGをフルに使って、かっこよく盗み出す、
SFX並みのアクション仕立てになると思いますが、
そんなテクニックの見せ場に走らないとところが、古い映画ならでは。

そもそもサスペンス仕立てでありながら、
もっと骨太な男の友情をずっしりと描ききっているのが、
この映画のすごいところであり、他の多くの映画と一線を画すところです。

この映画はC・ブロンソンだからこそ、軽薄にならずに、
真実っぽくみえるし、ハンサムでスマートな軍医のA・ドロンとの
対比が際立って、より2人の関係を魅力的にしています。

どんなに厳しい取調べにも淡々とこらえて、とぼけて
ユーモアすら返すC・ブロンソンに、刑事すら、
やがて一目置いていきます。
だって、男として「こいつ、すげぇ~」ってある種、尊敬しちゃうよ。
こんな冷静で根性のある男はいないから。

あくまでもシラを通しきる二人、だけど心の奥底では、
通じ合っている二人、そんなどうしようもない感情を
ぶつけるA・ドロンのラストシーンは、ショッキングです。

派手なアクションも暴力もないけど、男同士の魅力を感じる映画です。


※C・ブロンソンの独特の風貌と個性、その男気を慕う人は多いと思いますが、
『北斗の拳』の原作者である武論尊の由来もC・ブロンソンと言われています。
また、『キル・ビル2』のエンドクレジットにはブロンソンを尊敬する
タランティーノ監督により「R.I.P. Charles Bronson
(チャールズ・ブロンソン。安らかに眠ってください)」 との言葉が
挿入されているとも言われています。

飾り気もなく、善悪でもなく、ひるまない、ぶれない自分らしさを
感じるC・ブロンソンは、役のみならず、憧れちゃうよね。





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Last updated  2010.10.09 10:40:13
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