きつねうどん
ある朝、赤いきつねを食べていると冬休みで遊びに来ていた姪っ子(5歳まであと数日)がなんとなく恨めしそうな顔でウロウロと。“食べる?”と聞いても“いらない”と簡潔なお返事。ならいいやと完食してみたところ隣室で姪っ子とママ(姉ね)がなにやら険悪な雰囲気でにらみあい。なんだ?と様子をうかがっていると、どうやらきつねうどんが原因らしい。“ホントは食べたかったんだもん・・・ビィエ~ん”とママに不満をぶつけて大爆発で泣き出しました。お、そうかそうか子供とはこういうもんだった、と食い気に関しては身に覚えがたくさんあるので姪っ子の不可解な行動もすんなりと理解。気を使うとか遠慮するということにチャレンジしてみたものの、食い気に負けて失敗してしまったのね、で、ママに八つ当たりということ。“おじちゃんがたべちゃったぁぁぁ(ToT)”と悪者にされててもなんだかおもしろそうなので“なんか甘い物食べに行こうか”と誘ってみると4歳と11ヶ月の女の子ができうる最大限の複雑な表情で考えた末こっくりとうなずき、いっしょにお出かけ。涙をふいて鼻をチンして外にでるとあっという間にご機嫌回復。アイスクリームを食べ終わるころにはすっかりいつものハイテンション娘に戻り、影を踏み踏み帰ってきました。食い気は間違いなくうちの家系だけど立ち直りのはやさと単純さ(失礼)はパパ(義兄)の血なんだろうなぁ。もし私メだったら半日はビービー泣きっぱなしだったろうし、姉だったら2日くらい引きこもっちゃうもんなぁ。