|
テーマ:着物がダイスキ♪(2100)
カテゴリ:振袖の着付ポイント
おはしょりの続きです
処理に困ることとして、上前を合わせ過ぎることも考えられます。 右腰骨にかかり過ぎてしまうのは、合わせ過ぎです。 合わせすぎると、歩きにくくなりますし、衽線も合わなくなってしまいます。 その衽線を仕上げに無理に合わせようと苦労してしまうのですね。 また、おはしょりは上前一枚になるように、下前のおはしょりは綺麗に折り上げますね。 この時、表に影響しないように丁寧に整えることもおはしょりに関係してきます。 右脇のおはしょりがゴチャゴチャで困ったことはありませんか? おはしょりがたっぷりの時、整えるのが特に難しいと思います。 お太鼓系の結び以外は、後ろのおはしょりも整えなくてはいけませんし、余分を後ろに持っていくなんて誤魔化しは通用しませんね。 ひとつ目のポイントは、腰紐の時に、ヒップ周りのたるみをなくすことです。 あまりにもピッタリ過ぎては、お尻のラインが目立って見映えが悪いですので、程々です。 裾合わせが終わったら、腰紐をかける前に、後ろの余りを脇に寄せます。 その余りを上前で隠してしまうのです。 こうすることでおはしょりとして処理する部分が、中に入り込みますので少なくなりますね。 ふたつ目のポイントは、下前のおはしょりを綺麗に折り上げる時です。 普通は前巾しか気にせず、右脇で丁度良い位置を決めて整えますね。 でもこの方法ですと、右脇のおはしょりに苦労するのです。 上げる時に、右脇は帯の下線より少し出るくらいまで上げてしまいます。 この状態ですと、「上げ過ぎ!」に感じると思います。 でも後からの処理を考えると、丁度良いのです。 衿を決め紐をかけます。 伊達締めを巻く前におはしょりを整えますね。 その時に右脇のおはしょり、下前部分を少し前にずらします。 ゴチャゴチャにならずにスッキリ綺麗に整うのです。 余りは全て伊達締めの中に上げていますので当然ですね。 もし、おはしょりの長さが足りなければ引き出すことが出来ます。 出すぎているものを引っ込めるのは大変ですが、後から引き出すことは容易ですものね。 上前のおはしょりを整えれば出来上がりです。 いかがでしょう? 違いははっきりと分かると思いますので、ぜひお試しくださいませ。 下前のおはしょりを上げる時、右脇は上げすぎと思うくらい上げてしまうことです。 お嬢さん方の着上がった時の嬉しそうな笑顔が、着付の自信へとつながって参ります。 着付師として、お客様に不安な気持ちを与えてしまわないように、精一杯の着付をさせて頂きたいですね。 素敵な成人式の着付が出来ますよう、一緒に頑張りましょうね 気になることがござしましたら、いつでもお書きくださいませ。 こちらに書くのは恥ずかしいという方はメールでも構いませんので、いつでもどうぞ 多くの方よりメールも頂戴しておりますので、お気になさらずどんなことでもお送りくださいませ。 24時間以内にお返事が届かない場合、何らかのエラーが考えられます。 その場合、お手数ですが再度お送りくださいませ。 私の都合ですぐにお返事できない場合でも、必ずその旨のお返事を24時間以内に一度お出ししています。 その後改めてお返事させて頂いております。 心よりお待ちしております。 七緒が出ています 七緒(8)【送料無料】 ブログランキング・・・というものに参加してみました。 毎日、多くの方にご覧頂きまして、大変嬉しく思っています いつも皆様に温かく支えて頂いて、心から感謝しております。 本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月23日 17時24分35秒
[振袖の着付ポイント] カテゴリの最新記事
|