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カテゴリ:韓国映画【サ・タ】
オムニバスと聞いていたので「世にも奇妙」形式とふんでいたら、『ラブ・アクチュアリー』形式とでもいいましょうか。1話1話途切れずに全部繋がっていました。
タイトルはSad Movie。直訳すれば悲しい映画。会場からはすすり泣きも聞こえてきました。観終わって悲しいかと言われれば、私はそんなに悲しくなかったな。 それより公開後初のレディースデーで入りが2割にも満たない方が悲しかったかも。この映画に限り、半券もっていけば二度目以降1000円で観られるそうなんで、今後のためにも盛り返すといいけど。妙な危機感を感じています。 ----- 原題 : Sad Movie 監督 : クォン・ジョングァン 出演 : チョン・ウソン、イム・スジョン、チャ・テヒョン、シン・ミナ、イ・ギウほか 公式 : サイトはこちら ----- 消防士と手話通訳者、着ぐるみの女性と絵描きの卵、定職につかない男とスーパーのレジうちの女、キャリアウーマンの母と八歳の息子。それぞれのカップルの今と別れを描いています。 いかんせんこれだけの出演者をそろえると絵的にはバラエティに富んでいても、必然的に個々の背景描写は少なくなり、薄っぺらなものに見えてきてしまう。だから期待したほど残らない。 メインどころのチョン・ウソンさんとイム・スジョンちゃんの話は、あまりにも展開がベタ過ぎて最後は呆気にとられてしまいました。手話の意味を勝手に解釈しちゃうところは会場からも笑いが出ていて楽しかったけど、耳の不自由な妹と手話通訳者の姉の関係は見た目も姉妹というより友達っぽく、なぜ妹でなく姉だったのか。恋の始まりも少々疑問でした。 今までどの作品も一目でチャテと分かったのは、それだけキャラと持ち味がいかされた役だったから。なのに今回しばらく気づけませんでした。あえてチャテじゃなくてもいい役だったからじゃないのかなぁ。グローブで顔半分以上隠れていれば仕方ないのかな。 四つのお話の中で一番好きなのは、着ぐるみと絵描き編。 遊園地と言う場所だからこそ成立するファンタスティックなお話だけど、シン・ナミちゃんも絵描き役のイ・ギウくんも爽やか。別れを前にして一歩踏み出す彼女を応援したくなった。希望が持てるラストにも好感が持てます。着ぐるみの演技もシン・ミナちゃんが演じていたのでしょうか。仕草がすごく可愛かったです。 子供の涙はさすがに辛く(また子役がウマいのよ)泣かされましたが、そういえばスッチャンが髪を引っ張ってた同級生。「サンドゥ」のポリでしたね。 入り口で貰ったポストカードはこれ↓第二弾もあるそうです。 ![]() 【楽天ブックス】 ![]() 【VCD】 ![]() 【OST】 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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