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値切れる男

【家を買いましたシリーズ2.感動、値切れる男】

とうとうハワイ市場家、
マイホームを見つけました。

旦那がその家を見て言った言葉、
「This is the one!」

日本語で言えば、
「捜し求めていたもの、ここにあり」
って感じの表現でしょうか。

昨夜、突然見つけたこの物件は
絶好のロケーションにあった。
それも私がずっと以前から住みたかったエリア。
そこは自分達には買えないと思って見るのさえ諦めていたのに。

2階建てのその家は見た目もきれいでその周辺に立つ建売り住宅の中でも
一番大きいスタイルで、庭も(ハワイにしては)広いし、
家の周辺はハワイらしい石壁になっていた。

その家が即刻売れなかった理由は売主さんが業者を通さず
Sale by homeownerだったから
広告が新聞に小さく出ただけだった。
それを見つけた私達はラッキー。

Sale by homeownerだと、業者への費用がない分、
安くなる可能性あり。
その代わり、誰の助けもなく自分達で契約を
進めなければならない。


今回の家探しではイザという時の為に
私の収入無しでも旦那1人で支払える額の
家という事を想定して探しました。

でも、微妙にそれより高い金額だったのです。

しかし、
旦那には今回ばかりは感動した。

値切り交渉のわざを持っていたなんて!

大体いつも、値切る、ケチるのは私の役目で
旦那は値切るの大嫌いな人なのです。

家を買う時はこちらから一応言えるんです。
この金額なら買えますって。

昨晩、家を見た後に
家の旦那が売主に信じられない金額を負けてくれって
今から電話で頼むって私に言ったんです。

え~~!
っと驚いた私は言いました。

「ちょっと、待ってよ!
いくらなんでもそれは無理よ。
そんなずうずうしい事、言えないわよ

きっと、とんでもありませんって
電話切られちゃうわよ。
せめて○○○万くらいにしてよ」

これでもかなりずうずうしいと
思ったけれど、
とりあえず私は大殺界中だから口を出すのは
やめました。

「もしも売主がOK出したら
1000回キスしてあげるわよ」

などと、
訳のわからない事をいいながら
私はふてくされてソファ-で
寝ていました。

すると、旦那が
トコトコやってきて、
売主が明日の朝に返事をするって電話を
切ったと言うのです。

あんなにめちゃくちゃなオファーを
考える余地があったというだけでも
私は驚きました。

約束どおり朝8時に売主から
電話がありました。

「君の旦那さんのオファーを
受け入れるよ」
売主はあっさりと言いました。

なんでも私達夫婦のことを気に入ったらしい。
そういえば家を見に行ったときに話が弾んだ。
売主に気に入られるってことも大切なんですね~。
初めて知りました。


この売主にも驚いたけれど、
家の旦那!!

この人もやるときゃ、
やるのねぇと改めて関心...

小さなものは値切らないけれど
ここぞって時にはちゃんと値切れる男。

もう、思いっきり見直しました。

旦那は値切り交渉の前に入念に
話の順序の下書きをしていました。

もしもハワイで家を買う方、旦那から交渉法を
伝授してもらうと良いかも?!

それで、明日契約です。
あまりにもあっさり決りすぎて
ちょっと怖い。

だけど、あれを買わなきゃもう
おしまいって位に文句のない物件。

でも、まだわかりません。
旦那がこんな大金、足が震えるって
言っていましたから、怖気づいて
やっぱりやめるって明日言い出すかも。

旦那の言う、足が震えた例えが又憎らしい。
本当にしみじみと言いました。

「こんな大金支払うのは、本当に
足が震えるよ。
君と結婚した時に震えた以来だなぁ」

確かに
旦那はあの時、震えていました。

若いっていいですね。


「その後…」

朝、起きてなんだか私の方が
震え気味...
こんなに大きな買い物簡単に
してしまっていいのだろうか?

今日、もう一度契約書にサインする前に
よく家を見て、
ここで私が幸せに本当になれるのか?

それを考えたいと思います。

離婚と家を購入する時はストレスが
たまると言うけれど、あれ本当ですね。

家を買いましたシリーズ 3.とうとう…


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