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テーマ:暮らしを楽しむ(384675)
カテゴリ:生活・文化
「貧乏神、出ていけ!!」
「病気、出ていけ!!」 広沢虎三の浪曲「石松三十石船」で有名な 幕末の侠客「森の石松」。生誕地とされる静岡県森町で<まちおこし>として貧乏神神社三倉分社で儀式がおこなわれています 貧乏神神社の本家は長野県飯田市にあり、テレビでも紹介されているようです。先ほどの声は 三倉分社で聞こえる叫び声…? 大声を上げながら、「貧」「病」と書いた棒や竹刀(しない)でクッションを三回たたきます たたくときに用いる木の棒は「希望」 竹刀は 病気を「しない」 地元の人が考えたシャレのようです 儀式で このダジャレを説明すると、参加者はたいてい「はは…」愛想笑い、 「四本の棒を束ねた『四棒(脂肪)』をたたくコースもあります」 「そこまでやる?」参加者のあきれる声も。でも実際にクッションをたたくと、だれもが笑顔になるそうです 「貧乏神というと縁起が悪いようですが、貧乏を追い払い、心や体の活気を取り戻す意味を込めています。狙いはまちおこしです」三倉分社祭主の言葉 <まちおこし>として「笑っちゃうお参りコース」もあります 参拝すると長生きしてから苦しまずに往生できるとされる「ぽっくり様」の立像があるお寺 勝負事に強くなりたい人が訪れる「森の石松の墓」この墓は有名です 男性のシンボルを表した石柱「太まる様」これらをセットにして、観光客を案内しています 特に女性に人気が高いのが「太まる様」のようです 女性が太ももを見せながらお参りすると、神様が一生懸命に探し物を見つけてくれるという ちょっぴりエッチな言い伝えがあるそうです 「まちおこしを通じて、一人ひとりが自然や神に畏敬(いけい)の念を抱き、心豊かな幸せな人生を送ること」 「目指せ 神幸(じんこう)密度世界一!」前述の祭主の言葉とスローガンです 子供のころ「神は敬うもの 頼るものではない」と親から教えられました 「目指せ 神幸密度世界一」 祭主さん 頑張って下さい 夕方頃 雷を伴った大雨が降りました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.08.13 18:40:34
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