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テーマ:ニュース(99585)
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ニュースで事件の発生報道を見て、すぐに犯人(容疑者)逮捕となるんじゃないかと期待して成り行きを見守っていたんだが、どうやら捜査が難航しているようである。小学1年生の被害者が下校途中に自宅に帰宅しないまま殺され遺棄されたことなどから、昨年の「奈良女児誘拐殺人事件」を連想させる事件となった(猟奇性といった視点では、奈良の事件とは性質が違うと現在は判断している)。昨年の奈良の事件は11月17日の発生で、今回の「広島小1女児殺害事件」は11月22日に起こった。どちらも被害者は7歳である。今年の11月17日には大阪で姉妹2人が刺殺され部屋が放火されるといった事件が起こっているが、犯人はまだ逮捕されてない。 広島市安芸区で女児が段ボールに入れられた姿で発見されたのは、22日15時ごろと発表されている。消防によると、発見当時、女児には体温が確認されたが、死亡時間は13時から14時の間だと推定されている。身体のどこにどのようなものなのかは発表されてないので想像するしかないのだが、遺体の一部に損傷があり出血していたことも判明したと報じられている。 女児を見たという最後の目撃情報から死亡推定時間まで、さらに発見までの時間は極めて短く、女児の通う学校、段ボール放置場所、「同市内の一般家庭で使用されている紙製」で茶色(黒という報道もある)のごみ袋に入れられたランドセルの発見場所は、時間が短いゆえにどれもそれほど離れた距離ではない。発見されたランドセルの中身に変化があったのかは発表されていないが、女児の右足の靴下がなくなっており、靴下はまだ発見されていないと報じられている。 事件が計画されたものなのか突発的に起こったものなのかは解らないが、女児と一緒に下校する生徒がたまたまこの日は早退し女児は1人で下校したことなどから、被害者が狙われていた可能性は低いと見られているようだ。逆に、極めて計画的に被害者を狙った犯行だという見方をワイドショーのコメンテーターでは語っている者もいた。 犯行(女児の入った段ボールを運ぶなど)には車が必要と考えられるが、車がようやく1台通れる段ボールのあった場所で車の目撃情報があったとの報道はされてない。 段ボールと黒いガムテープ(ビニールテープ?)は、事前に用意されたものなのか、突発的に殺してしまったが段ボールとテープはたまたま車内(室内)にあったものなのか、またランドセルを入れた茶色(黒い)のゴミ袋はどうやって調達したのか、などなどの疑問が多くある。 考え抜かれた計画的犯行なのか幼稚で咄嗟の犯行だったのか、どちらであっても犯人は犯行を隠そうとしていないと見受けられる。「死体遺棄」場所は必ず発見される場所であるし、ランドセルを捨てた場所や行動は、あまりに雑である。車が犯行に使用されていたならば、遺棄する場所を自由に選べたはずだし、発見を遅らせる方法はいくらでも考えられたはずでもある。しかし犯人はどのような理由からか、段ボールに入れた放置(遺棄)方法と、あの場所を選択した。 こういう事件によく登場する「元監察医」の上野正彦によると(本日の14時過ぎの日本テレビ)、女児には抵抗した形跡がないという。また上野正彦は、段ボールに女児の尿反応があったことを示唆する発言をしていた。つまり、この尿反応と一致する尿反応のある場所(車内?室内?)が殺害現場である、と。 段ボールが販売された店は、ほぼ特定できたようである。段ボールにはバーコードがあるのでそれを辿れば販売店が特定できるだろうと昨夜のニュースで言っていたので、おそらくその方法で販売店が特定できたのだろう。今後なにか“変わった事件”に発展したら、引き続きこの事件を取り上げようと考えている。 木下あいりちゃんが入れられた段ボール箱が見つかった現場付近を 調べる広島県警の捜査員 (22日午後4時55分、広島市安芸区矢野西4丁目) 遺体に数カ所の傷 広島の小1女児殺害事件 広島市安芸区で下校途中の市立矢野西小1年木下あいりちゃん(7つ)が殺害された事件で、遺体に数カ所傷があり、出血していたことが24日、海田署捜査本部の調べで分かった。 遺体を入れた段ボール箱は、広島県東広島市の量販店で販売したガスこんろの箱だった可能性が高いと判明、捜査本部は同日までに、店に捜査協力を要請した。 店は遺体発見場所の北東約20キロ。箱は一時的に空き地へ置き、後で自宅などへ移すつもりだった疑いも浮上し、捜査本部は周辺に土地勘がある人物とみて犯人像の絞り込みを進めている。 調べによると、遺体の傷は生前に付けたとみられるが、刃物で切ったりはしていないという。 (共同通信) - 11月24日13時26分更新 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051124-00000091-kyodo-soci 広島の女児殺害室内で?ランドセルは家庭ごみ袋に http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051124-00000207-yom-soci <広島小1殺害>遺体に傷 ランドセルは紙袋に入れる 広島市の木下あいりちゃんの殺害事件で、あいりちゃんの遺体に傷があったことが、県警捜査本部の調べで分かった。また、現場近くで見つかったあいりちゃんのランドセルが茶色の紙袋に入っていたことも判明。捜査本部は、ランドセルは犯人が紙袋に入れて捨てた可能性が高いとみて分析を進めている。 調べでは、遺体の傷は刺し傷などではなかったという。一方、ランドセルは22日午後10時ごろ、周辺を捜索していた県警捜査員が発見した。捜査員らが午後6~7時ごろ、同じ茂みを調べた際には見つからなかったという。あえて隠すために置いたかは状況からは判断できないといい、いったん捜査員が周囲を検索した後に捨てられた可能性もあるという。 (毎日新聞) - 11月24日15時7分更新 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051124-00000063-mai-soci <広島小1殺害>事件の鍵、半径300m内に 事件の鍵は半径約250~300メートル内に――。広島市安芸区の小学1年、木下あいりちゃん(7)の殺人・死体遺棄事件で、あいりちゃんの最後の目撃は、あいりちゃんが入れられていた段ボール箱の発見現場から東に約200メートルの通学路との分かれ道付近だった。そこから延びる1本の小道は入り組んだ細い路地で、登下校の児童もあまり通らない。あいりちゃんはそこを通ったのだろうか。犯人は土地勘のある人物の可能性が高い。段ボール箱とランドセルの発見現場の間は約500メートルで、この分かれ道はほぼ中間点。捜査本部は、分かれ道を中心に半径250~300メートルのエリアを集中捜査している。 ●最後の目撃 「お帰り、お帰り」。顔見知りの女性が児童3人に声をかけた。矢野西小学校から西に約200メートルのところにある矢野西保育園近くの路上。3人は、下校途中の男児2人とあいりちゃんだった。「あの人、いい人だね」。あいりちゃんが男児と言葉を交わした。 男児2人がふざけ合ううち、あいりちゃんが先を歩く形になった。分かれ道の手前数十メートルまできて、2人は先を歩いていたはずのあいりちゃんの姿が、そこから先の通学路にないのに気付いた。通学路を通らず、分かれ道を左に曲がった小道は、今回の事件で段ボール箱が置かれた空き地につながっていた。 ●人通り少なく この小道の周囲には、石垣のある古い旧家などが並ぶ。車1台がやっと通れる幅で、その先は上り坂になっている。車の通りもほとんどない。 道の南側に連なる民家の裏はすぐ山になっている。さらに細い路地に入って山の方に上ると、人目につきにくい墓地もある。 この小道は同小の通学路ではなく、あいりちゃんが住む地区の児童にとっては遠回り。あいりちゃんがこの道を選んだとすれば、なぜなのか。県警捜査本部は、段ボール箱が置かれた現場になかった右の靴下や事件につながる遺留品捜しに裏山にも入っている。 ●狭いエリアで何が あいりちゃんがひざを曲げた形で横向きに押し込まれていたガスコンロ用の段ボール箱は、黒いガムテープで何重にも封がされていたが、空き地に無造作に置かれていた。空き地は住宅横の細い路地の脇にあり人目につきにくい。小道から一段下がった形で、通行人からはさらに死角だ。 この空き地は分かれ道から西に約200メートル。一方、ランドセルが捨てられていた茂みは東に約300メートルのところ。あいりちゃんの足取りは分かれ道付近で途絶えたまま、行方が分からなくなった。犯人はどの地点であいりちゃんを連れ去ったのか。この狭いエリアに捜査本部は注目している。 (毎日新聞) - 11月24日15時11分更新 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051124-00000062-mai-soci ※ いままでの記事は以下に集めてある。 広島小1女児殺害事件 http://blog.livedoor.jp/ayaka222a/archives/50216713.html 広島小1女児殺害事件2 http://blog.livedoor.jp/ayaka222a/archives/50218301.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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