カテゴリ:パソコン
まず、インターネットに関して言えば、今、本当にすごいサービスは、ミクシーでも、モバゲーでもなく、Winnyである。
幸か不幸か、そのすごさ、可能性、危うさに関し、これを「Winny事件」とか騒動とかの範囲で収めてしまいたい人たちの思惑もあってか、議論が一過性になってしまった。 ネットをフリーの世界として見た場合、この技術を避けては通れないのは自明のことである。しかも、日本発のものである。 これをどのように制御、発展させて行くのかについて官民上げての議論が必要なのに、実際は、これを否定しようとした人たちの意図とは逆に、かえって野放しにされてしまった。 この原因は、Winnyを単に、ソフトの著作権保護の側面からのみ見て、そこにあわててパッチを当てた、程度の対応しかできていないということにある。そして、もちろんそのパッチも効果が期待できない。 いま、人々の関心は別な所、たとえば、ネットとテレビの融合とか、携帯電話のサイトとかに向いているが、ネットをたとえば、「貧者の核」と捉えて、そこからその活用を考える人たちがいたら、Winnyはその中核に位置する技術と言える。 ネットが、その力を示す日が必ず来るはずだが、その時、その核エネルギーは善用されていることを願う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月05日 18時47分40秒
コメント(0) | コメントを書く
[パソコン] カテゴリの最新記事
|