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シュタイフ

シュタイフボタン

ぬいぐるみのスーパーブランドと言えばドイツの「シュタイフ」
1880年に世界ではじめてぬいぐるみを作った老舗
世界的にコレクターが多い事でも知られている

創立者はテディベアの生みの親ともいわれるマルガレーテ・シュタイフ(Apollonia Margarete Steiff)
南ドイツの小さな町ギーンゲン(Giengen.Brenz)にうまれる
1才のとき小児麻痺により右手と両脚が不自由になり生涯を車椅子とともに過ごす
しかし明るくポジティブな性格で母がつけたあだ名は「おてんばグレーテル」。
30才で「フェルト・メール・オーダー・カンパニー」を設立
義理の妹へのプレゼントに、ファッション雑誌の象のイラストを参考につくった
フェルトで針刺しが評判となり製品化、5年後には5000個を生産するほどにヒットする
種類もロバ、ブタ、ウマなど色々な動物のぬいぐるみへと広がり
これがシュタイフ社のスタートになります

マルガレーテの仕事場ではいつも親戚のこどもが遊びまわっていたらしい
そして彼ら彼女らはそのまま社員になったというから、なんとも家庭的な会社。
その一人リチャードシュタイフが動物園でスケッチした熊のデッサンを
商品化できないかとマルガレーテに提案する。
そう、これがこれが世界で初めて作られた熊のぬいぐるみ、テディベア

1903年、ライプチッヒで開かれた博覧会に、その熊のぬいぐるみを出展するがまったく人気がなかった
ところが最終日、1人のアメリカ人バイヤーが3000体もオーダー!
マルガレーテの熊のぬいぐるみはアメリカへ渡り大ブームを巻き起こしたというわけ。

テディベアといえばアメリカ代26代大統領のセオドア・ルーズベルト
熊好きの大統領のために、夕食会のテーブルにはシュタイフ社製の熊のぬいぐるみ置かれていた。
これを見た大統領が喜んで「私は熊には詳しいがこの熊の種類は知らない」 と言うと
列席者の一人が「テディのベアさ」と答えた 
実はテディとはセオドアのニックネーム
これが熊のぬいぐるみが「テディベア」と呼ばれるようになった有名なエピソード

商標としても古いのがシュタイフ社
粗悪な偽物に頭を悩ませていたシュタイフ社は左耳にボタンを取り付けるというアイデアを思い付く
これが有名な「ボタン・イン・イヤー」です
現在でもシュタイフすべての商品の左耳についたタグは商品の種類を表していて
黄色タグ は定番商品 、白タグは世界および地域限定商品
黒文字は復刻版、赤文字は地域限定等のオリジナルといった具合です

【シュタイフミュージアム】
シュタイフ社のミュージアム。
テディベアだけではなく、様々な動物のぬいぐるみとモーションディスプレイが展示されています。

●日本限定のシュタイフ

●イギリス限定のシュタイフ

●フランス限定のシュタイフ

●オランダ限定のシュタイフ

●アメリカ限定シュタイフ

といざんす トイザンス toyzans トイザんス といちにゃん


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