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楽天・日記 by はやし浩司

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2009年05月22日
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カテゴリ:生きザマの問題
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子育て最前線の育児論byはやし浩司   09年 5月 22日
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【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【身分意識論】


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定年退職になって、それを悲しんでいる人ばかりではない。
中には、「やっとやめられた!」と喜んでいる人もいる。

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●組織意識


私、個人について言えば、今、こうして好き勝手なことを書き、好き勝手な仕事
ができることを、喜んでいる。
仕事の量も内容も、自分で調整できる。
私に命令できる人は、1人もいない。
毎日が、それなりに楽しい。

そんなわけで、「退職」なんて、とんでもない!
今の私から「仕事」を消したら、私に、何が残る?
こうして仕事ができることそのものが、(喜び)につながっている。
これから先、1年1年が、(もうけもの)。
1年生き延びるたびに、「もうけた!」と思う。
そのために体を鍛える。
頭を鍛える。


が、こうした(考え)は、みなに共通しているわけではない。
中には、「やっと会社をやめられた!」「思う存分、朝寝坊ができる!」と喜んで
いる人もいる。
そういう人の話を聞くと、「そういうものかなあ?」とは思う。
が、そういう人がいるのは、事実。
長い間、サラリーマンをしてきた人の中に、多い。

そこで大切なことは、人、それぞれ、ということ。
私は私。
人は、人。
100人いれば、100通りの生き方がある。
100通りの退職の仕方がある。
100通りの老後の過ごし方がある。

ところで、昨日、私はワイフとこんな会話をした。
このところ毎日、私の教室の様子をビデオに撮り、それをYOU TUBEに
アップロードしている。
自分でも、たいした仕事ではないと思っている。
少なくとも、社会的な地位というか、権威は、ゼロ!
「教育」といっても、「番外」。
まさに「吹けば飛ぶような」仕事。

が、このところ、それが楽しい。
60歳を過ぎても、子どもたちを相手に、好き勝手なことができるところが、楽しい。
昨日も、年長児を相手に、プロレスをした。
私は、何とかマンのコスチュームを着た。
1人の年長児と戦った。
もちろん私は負けて見せた。
「降参!」「降参!」と。

大企業やそれなりの肩書のある人たちが見たら、実にバカげた仕事に見えるかも
しれない。
しかし、だ。
あえて私は言う。
それこそ、偏見!
江戸時代の亡霊!
身分制度の名ごり!

中には、退職し、70歳を過ぎても、現役時代の地位や肩書にしがみついて生きている
人がいる。
が、そういう人は、少しは自分に恥じたらよい。
いや、そう書くのは失礼なことかもしれないが、そんな過去を引きずったところで、
得るものは何もない。
そればかりか、退職後、社会に同化できなくなってしまう。
社会から、浮いてしまう。
みなから、相手にされなくなってしまう。
自分では「私は偉い」と思っているかもしれないが、そんなプライドは、使い済みの
トイレット・ペーパーのようなもの。
見るのも、イヤ。
聞くのも、イヤ。

退職と同時に、それまでの地位や肩書は、捨てる。
学歴も捨てる。
自分を、ただの老人と思う。
すべては、そこから始まる。
大切なことは、「今、何が残っているか」ということ。
「今、何ができるか」でもよい。
「今、何をしているか」でもよい。

……というのは、言い過ぎ(?)
それはわかっているが、それくらいのことを言わないと、このタイプの人は、
それに気づかない。
一方、私は、プライドを捨てた。
だからありのままを書く。
ありのままをさらけ出す。
それがYOU TUBEということになる。

「私のことをバカと思いたければ、思えばいい」と。

それをワイフに言うと、「そうよねエ」と。
あのワイフが、意外とあっさりと、同意してくれた。

私「あの林(=私)は、こんなバカなことをしていると思う人もいるよ」
ワ「そうかもしれないわね」
私「それが、自分でもよくわかる」
ワ「でも、気にすることないわよ。思わせておけばいいのよ」
私「ああ、気にしていない。どうせ、付きあわないし……」と。

そこで私の定年退職。
ワイフとあれこれ話したあと、こういう結論になった。

私「ぼくは、職場で、バタンと倒れたときが、退職のときと思う」
ワ「あなたは、そういうタイプね」
私「だから、ぼくが倒れても、延命処置はするな。そのままぼくは死ぬ」
ワ「……」
私「今はまだだいじょうぶだが、70歳を過ぎたら、あぶない」と。

しかし……。
この日本は、ありとあらゆるものが、(組織)で成り立っている。
その組織にいる人たちが、(権威)を利用して、たがいに自分の地位や立場を守り
あっている。
言うなれば、「組織意識」。
組織の中にいる人には、それがわからないかもしれない。
それが(当り前の世界)と思っている。
そういう人に、「組織意識を捨てなさい」といっても、無理かもしれない。
そういう世界しか知らない。

……そう考えると、「やっとやめられた!」と、定年退職する人のほうが、正解かも
しれない。
しょせん、組織意識などというのは、その程度のもの。


Hiroshi Hayashi++++++++April. 09+++++++++はやし浩司

●逆進的歴史観


++++++++++++++++++++++++++++


宇宙に広がったゴミを観測すると、その様子から、太古の昔の
様子が、わかるそうだ。
たとえば現在の今も、この宇宙は拡大しつづけている。
それを逆回しに過去へ過去へと戻っていくと、太古の昔、この
宇宙は、「ビッグバン」と呼ばれる、爆発で生まれたことが
わかる。
(用語の使い方が、適切でないかもしれないが、そこは許して
ほしい。)


で、同じように、この「社会」も逆回転させることができる。
たとえば現在の今をていねいに観察、分析すると、江戸時代という、
あの封建時代が、どんな時代だったかがわかる。
そのひとつ。
身分による差別意識。


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●退職者のあがき


私の年代の人たちは、今、つぎつぎと退職している。
民間企業に勤めていた人たちの中には、2度目、3度目の退職を繰り返し、
「今度こそ、本当の退職」という人もいる。


私もその中の1人だが、こうして退職していく人たちには、一定のタイプが
あるのがわかる。

(1)悠々自適タイプ
(2)趣味三昧タイプ
(3)勤労タイプ
(4)ボランティア活動タイプ
(5)引きこもりタイプ
(6)真・善・美の追求タイプなど。

それについては前にも書いたので、ここでは省略する。
で、ここではその先について書いてみたい。


●内面世界で分類すると


先のタイプは、いわば外面を分類したタイプだが、内面で分類すると、
つぎのようになる。

(1)過去、決別タイプ
(2)過去、引きずりタイプ

「過去、決別タイプ」というのは、退職と同時に、まったくの別人となって、
新しい人生を歩む人をいう。
「過去、引きずりタイプ」というのは、過去の学歴や職歴、肩書きや名誉に
しがみついて生きる人をいう。


もちろん程度の問題もある。
それほど過去にこだわらない人もいれば、かなり過去にこだわる人もいる。
その一方で、学歴や、職場での肩書きに、異常なまでにこだわる人もいる。
「私は○○会社の、元部長だった」とか、など。


●悪玉プライド


プライドにも2種類ある。
善玉プライドと悪玉プライドである。
「私は自分の過去を汚したくない」「経歴を汚したくない」と思うのは、善玉プライド。
「私は偉い」「だから周りの者たちは、みな、私より下」と思うのは、悪玉プライド。


問題は、この中の悪玉プライド。
どうしてそういうプライドを、日本人はもちやすいかということ。
つまり職種による上下意識。
それに中央集権意識が加わると、その人自身が社会に同化できなくなって
しまう。
具体的には、退職後、だれにも相手にされなくなってしまう。





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最終更新日  2009年05月22日 07時58分41秒
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