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楽天・日記 by はやし浩司

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2010年07月14日
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【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●年金問題(「時事用語・2010」(成美堂出版)

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年金について、勉強してみる。
「時事用語・2010」(成美堂出版)を開く。
「2010」となっているが、実際の発行日は、「2009年1月10日」となっている。
すでに1年以上も前に発刊された本ということになる。

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●年金

 年金は、つぎの3つに分けられる。

(1)自営業者などの「第一号被保険者」……【国民年金】
(2)会社員などの「第二号被保険者」…… 【国民年金】+【厚生年金】+【企業年金】
(3)公務員などの「第二号被保険者」…… 【国民年金】+【共済年金】+【職域加算】
(4)専業主婦(夫)の「第三号保険者」……【国民年金】

●問題点

 「時事用語」によれば、「ここの5年以上、国民年金の未納率は、3割を超えており……」
とある。
理由の第一は、「将来、年金を受け取れないのではないかという、年金制度への強い不信感
が、若者の間で広がっていることが指摘されている」と。

 しかし、本当に、そうか?

「受け取れない」のではなく、「不公平感があるから」ではないのか?

●40年前の1万円、今の6万円

 大卒の初任給が6万円前後になったとき、(手取額は5万円と少し)、私とワイフは結婚
した。
そのときですら、2人で、月額計2万円弱、国民年金を納付していた。
6万円を分母にすれば、33%!
私はワイフと何度か、言い争いをしたことがある。
「もったいないから、払うのをやめよう」
「払わなければ、ならないのよ」と。

●得なのか、損なのか

 以来、40年近く、国民年金を納付してきた。
が、当初の約束とは異なり、満55歳から支給が、60歳になり、今は65歳になった。
しかも支給額は、月額計13万円弱。
額こそ、10倍近くになった。
しかし平均寿命を基準にして計算すると、支給されるとしても、その後15年前後。
得なのか、損なのか、それがよくわからない。
もちろん40年前の1万円と、現在の1万円とでは、価値もちがう。

●「宙に浮いた年金記録」

 「時事用語2010」を読んで、改めて怒りがわいてくる。
「宙に浮いた年金記録」が、5000万件以上もあったという。
いわく「納付された国民年金や厚生年金の中に、だれのものか特定できない記録が、50
00万件以上も発覚」(同書)と。

 5000万件=5000万人と考えると、成人した国民の約半数ということになる。

 2007年度だけでも、つぎのような数字が並ぶ(同書より)。

 60歳以上……約3850万件
 60歳以下……約2215万件
 生年月日不詳……約30万件
 (合計……5095万件)

 このほかにも、コンピューターに未登録の年金記録が、1466万件!

●年金の一元化 

 社会保険庁は解体され(?)、新たに「日本年金機構」が生まれた。
また「年金の一元化」が叫ばれるようになり、当時の自民党は、「2010年までに、共済
年金を廃止し、厚生年金に一元化する」方針を打ち出した。

 しかしみなさんご存知のように、官僚のはげしい抵抗にあい、その法律は、現在の今で
も成立していない。

 で、改めて計算しなおしてみる。

 私のばあい、満20歳から国民年金を納付してきたから、
1・4万x40年=672万円。
満65歳から、79歳(平均寿命)まで支給されるとして、
6・4万x15年=1536万円。

 「国民年金に納付してきて得だったかな」と思いたいが、たとえば私の隣人のばあいは、
満55歳で旧国鉄を退職。
以来、毎月33万円の年金を、以後、30年近く、支給された。
(数年前に、その隣人は亡くなったが……。)
それで計算すると、計1億1880万円ということになる。
現在の今も、奥さんは元気で、転籍特権というので、年金の7割前後が支給されている。
(「7割」という数字は、伝聞なので、不正確。)
旧国鉄で幹部職に就いていた、もう1人の隣人は、月額37万円前後の年金を受け取って
いる。

 こういう数字を並べてみると、不公平感が、否応なしに増大する。

●年金問題

 日本という国が破産するのは、「時間の問題」(経済各誌)。
破産するかしないかではない。
「いつ破産するか」である。
その理由のひとつが、年金問題と考えてよい。
この先、3人の労働者が、1人の老人を支えることになる。
しかしそんなことは、税収面から考えただけでも、不可能。

 某経済雑誌によれば、「へたをすれば、来年度の予算は、成立しなくなるかもしれない」
とのこと。
赤字国債(=国の借金)の発行にも、限界がある。
国民が日本の財政に不信感をもったら、最後。
終わりの始まり。
日本人はこぞって、(円)を外貨、もしくは外債に置き換える。
とたん、(円)は大暴落→ハイパーインフレとつづく。

 で、率直な私の感想。
この問題は、一度、日本という国を破産させないかぎり、解決しないだろうな……という
こと。
先のJALの破産に、その一例をみる。
あのときもJAL・OBたちは、最後の最後まで、企業年金の減額に抵抗した。
で、結局、破産!
企業年金は、半ば強制的に減額された。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 年金問題 国民年金 厚生年金 共済年金)


【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●スランプ

 今日になって、やっとスランプから抜け出た。
調子が戻った。
3時間あまり、集中して、原稿を書くことができた。
考えたことが、そのまま文字になって、パソコンの画面に現れるようになった。
よかった!
「このままボケてしまうのか」と、思った。
「認知症が始まったのか」とも思った。
その心配が、吹き飛んだ。

●運動不足

 そのかわり、運動不足。
体重もふえた。
歩いていても、自分の重さを感ずる。
そういえば、おとといこんなことがあった。

 距離にすれば、100メートル足らずの距離だった。
その距離を、全速力で走ってみた。
街の裏通りだった。
夕暮れ時だった。
そのときのこと。
自分の足が、体よりも遅れて前に出るような感じがした。
足がもつれるような感じだった。
生まれてはじめての経験だった。
足の運動を伝える交感神経の働きが悪くなったため(?)。

 それに走っているとき、右足のひざを傷(いた)めたらしい。
その日は、そのときから、ふつうには歩けなくなった。
ひざは痛くなかったが、足の裏が痛かった。
床に触れただけで、ギリッと足全体に、痛みが走った。

 幸い、症状は、つぎの朝には消えていた。
寝る前に、ワイフが湿布薬を何枚も張ってくれた。
それが効いたらしい。

 朝になってワイフが、こう言った。
「年も年なんだから、もうメチャしちゃあ、だめよ」と。

●快挙!

 明日(6月13日)、日本の小惑星探査機、「はやぶさ」が、地球に戻ってくる。
予定では、日本上空を飛び越えたあと、オーストラリアの砂漠に墜落するという。
考えてみれば、これはすごいことではないか。
今まであまり目立たなかったが、アポロ11号による月面着陸に匹敵するほどの快挙。
少なくとも、日本人の私たちにとっては、そうだ。
そういうロケットを7年前に打ち上げたというところが、すごい。
たまたま昨日、韓国のロケット発射実験があった。
が、こちらは失敗。
発射後2分前後で、爆発したという。
が、現場の科学者たちは、それを30分近くも、隠していたという。
実に韓国らしい。

 韓国の人たちは、「われわれは北朝鮮とはちがう」と思っているだろう。
しかし一歩離れた、この日本から見ていると、韓国の人も、北朝鮮の人も同じ。
思考回路が、たいへんよく似ている。
メンツと世間体ばかり、気にしている!

 先の哨戒艦爆破事件のときも、当初、現場から、「魚雷によるもの」という報告があった
という。
それを聞いた上官が、自分への責任を恐れて、別の原因に書き換えて報告した。
また同時刻に、別の船が、北朝鮮のものと思われる半潜水艦を発見し、射撃を加えている。
それについても、「あれは鳥の群れだった」と。
こうして軍の中枢部に、哨戒艦爆破の報告が届いたのは、約1時間後だったという。

 その哨戒艦爆破について、北朝鮮は、「アメリカ軍の仕業」と、逆に国連に、いうなれば
被害届のようなものを提出した。
そしてここからが、北朝鮮のいつもの常套手段。
『小悪を暴露して、大悪を隠す』。

 中国の密輸船を攻撃。
それについては、「謝罪し、関係者を処罰する」と。
妙に正直者ぶっている。
どうして北朝鮮は、こうまで小細工に小細工を重ねるのか?
今日のニュースによれば、ワールドカップの様子ですら、無断で国内で放映しているとい
う。
一事が万事!
万事が一事!

 で、韓国だが、DMZ(非武装地帯)に、北朝鮮向けに拡声器を設置し終えたという。
が、その拡声器を見て、驚いた。
日本でも市販されているような拡声器を、縦横に、何十も並べたもの。
「遅れている」というよりは、もう少し、策はないものか?

 たとえば指向性のある拡声器を設置する。
無数の太陽電池で作動するラジオをばらまく。
音源がわからないような拡声器を用意する。
電離層に反射させて音を伝える装置を開発する、などなど。
いかにも「拡声器」というところが、韓国らしい。
韓国のもつ技術力を応用すれば、ほかにも方法があるはず。

 北朝鮮は、それに対して、今日も、拡声器を攻撃破壊すると声明を発表している。





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最終更新日  2010年07月14日 08時33分38秒



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