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さすがに昨日は疲れ果てた。朝、イカル亭にて、小鳥の鳴く声で何度か目が覚めたが、その都度、時計を見てはまた眠る・・を何度か繰り返して、7時過ぎに起き上がった。
ベランダで椅子に腰掛けて、うっすら木洩れ日を浴びながら、小鳥のさえずりを聞きながら、昨日買ってあったオニギリで朝食・・・うーーーむ、なんて贅沢な朝なんだろう。 これでモーニングコーヒーでもあれば、最高だったかなぁ(^^ゞ 9時になったので、宿主様にご挨拶して出発を・・と思ったが、まだ熟睡中。一応、声を掛けたが、聞こえていたかアヤシイ感じ。。。 かくして、一夜のお世話になったイカル亭を後に、別荘地内へと走り出した。 昨日迷った道も、明るくなればこっちのもんで、さらっと旧軽の方にも出れて、まずはお気に入りの雲場池へ。朝から観光客や散歩する人達で賑わっていたが、ちょっと奥へ回れば静かな朝の高原風景が広がっていて、気持ちの良い朝だった。 もともと池にはカルガモがいっぱい住んでいるが、水辺で何かがチョコチョコ動いてるな・・と見たら、カルガモの大きくなったヒナ達が集団で餌を探して動き回っていた。意外にすばしっこくて、カメラで追い掛けるのが大変だった・・・ 軽井沢銀座もそろそろ人出が多くなってきている中を走り抜けて、一気に塩沢の浅見光彦倶楽部へと急ぐと・・既に駐車場は満車状態。玄関の前では早くも10数人がお待ちかねだった。顔見知りは新潟のMさんくらいだなぁ・・と思う間もなく、H兄+A嬢が登場。Vさんのクルマも既にあるけど・・と見回しても不在。何と、その頃、Vさんはイカル亭へと自転車を飛ばしていたのでありました。。。 そうこうしているうちに、早めに玄関も開けて頂いて、まずは入館。中は冷房効いてて寒いくらい。早々に最新刊「幻香」を買い込んではみたものの、サイン会開始まではまだ40分余り・・。関東マダム会の御三家等、続々と顔見知りが到着してきて、賑やかになってくる。Vさん、イカルさんも到着して、ついに内田センセもご到着。 某MLメンバーのみんなで記念写真も撮ったところで、結局、サインを貰わずに、早々に退散して帰途に就くことにした。何となく、帰りの天気が心配でねぇ。。。 みんなに見送られて、軽井沢をあとに、旧道の碓氷峠へ。 今回は、この峠は登らなかったが、ココ以上にキツイ坂を登ったもんなぁ・・と改めて実感。で、一気に峠下り開始! 全部で180個以上あるカーブを次々とクリアしてゆき、あっというまにメガネ橋まで到着。 うーーむ、登るときはあんなに苦しいのに、下る時はホントに一瞬で来てしまうものですなぁ。。。横川まで下るのにも、20分足らずで降りてきてしまった。 ところが、早くも、ムッとするような暑さが襲ってきた 横川から松井田の旧道に入り、そのまま安中市内も旧道沿いを走って、せめてクルマからの熱気を避けようとしたが、それでも、あまりに暑い。途中、公園の水道の蛇口で頭から水をかぶって少しは息を吹き返したが、それでも安中から高崎までの道のりは灼熱地獄のようだった。 お祭りの最中らしい高崎市内に入り、高崎駅ビルに逃げ込んだのは既に12時を大きく回っていた。昼ご飯時ではあったが食欲もなく、結局、ボトル1本の冷たいレモンティーを1本一気飲みして、そのまま再スタート。 ここから高崎市内を抜けるまでが、最もキビシイ暑さだったと思う。自転車に装着したボトルのミネラルウォーターが30分もしないウチにお湯になっているくらいだもん・・・ 倉賀野辺りの山田うどんで冷やしたぬき蕎麦を食べて、何とか息を吹き返して、ようやく群馬県を脱出して埼玉県へ。上里・本庄と国道17号線を南下したが、この辺りの暑さも半端じゃない。15分か20分おきに、ショッピングセンターとかに逃避して水分を補給していた。「道の駅・おかべ」に到着したのは3時頃だったが、もう熱射病寸前。ここでも頭から水をかぶって、20分近く休憩して、何とか気力も回復してきた。 空模様も雲が出てきて陽射しが少々弱くなってきたこともあり、この後、岡部・深谷と一気に走り抜け、熊谷を目指して快走。熊谷市内の、軽井沢の帰りに休憩によく使うゲームセンターで涼んで休憩して、次は北本まで一気に走って「楽市楽湯」で温泉に浸かろう・・・と勇んで走り出した。 ところが、そろそろ熊谷市内を抜けきろうとする頃に、にわかに陽射しが翳ってきた。おや・・と後ろを振り返ってみると、分厚い雲が湧き上がっていて、緩い南風だった風向きが北向きに変わり、湿っぽい風になってきた。 ヤバイ・・・と思いながら、何とか北本まで逃げ切ろうとペダルを漕ぐ足を速めたが、風がどんどん強くなってくるし、空はどんどん暗くなってくる・・・嵐が来る予感 行田駅を過ぎた所で、もう北本まで行くのは無理だと判断して、次の高崎線の吹上駅へ退避することに決めて、必死で走る背中から、ゴロゴロ・・と雷の音が・・・(-_-;) それでも何とか吹上駅へ到着して、屋根のあるところに自転車ごと逃げ込んだ直後、バラバラと大粒の雨が落ちてきた。しかも、激しい雷付きで・・・間一髪、セーフ!! 軽井沢を出てから、ここまで110kmちょっと。松戸まではまだ80kmくらいあるハズだったが、ここで断念することに決めて、自転車をバラして高崎線に乗り込んだ。吹上駅を出発する頃はまだは大したことなかったが、大宮に到着した頃にはホームの中にも雨が吹き込んでくるくらいの嵐に。 大宮で京浜東北線に乗り換えて南浦和に着いた時も、状態で、しかも、宇都宮線とか新幹線の一部でも雷や大雨で運転見合わせとか遅れとかの放送が流れていた・・・。 南浦和から武蔵野線で新松戸まで乗ったら、あららら・・この辺りは雨が降っていない。常磐線で松戸駅に着いても、まったく降った気配が無かった。 と言うわけで、自転車を組み立てて、我が家へと向かってちょこっと走って、無事、7時過ぎに到着したのでありました。 最後は、お天気のせいとは言え、完走できず。 とは言え、2日間で275kmほど走ったし、標高1388mと自転車では最高所まで登ったし、帰りの灼熱地獄は並大抵では無かったし、ひとまずヨシとしよう さすがに、くたびれた・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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