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ヒデタカ・ダ・タカサキの日記

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2009.12.24
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カテゴリ:雑学
 「なくて七癖 あって四十八癖」、「四十八手」などのように、日本語には「48」を含む言葉が多くあります。
 今回は、何故日本語に「48」を含む言葉が多いのか、というテーマで書こうと思います。

 さて、上の熟語は考えてみれば少し変ですよね。
 癖の数、相撲の決まり手・・・、それらは48以上あるのに、何故か「48」という言葉が含まれているのでしょう?
 これらの熟語に使用されている「48」は、文字通りの意味ではなくて、ある比喩的な意味を持つ言葉なのです。

 実は日本人には、「縁起のいい多くの数」という意味で「48」という数字を使う伝統があるのです。
 この伝統が始まったのは室町時代で、定着したのは江戸時代です。
 大岡忠助が作った「町火消し」のチーム数を初めとして、48滝などの場面で「48」が使われるようになったのです。
 そんな歴史の中で、相撲の決まり手の数や癖の数が多いことを表わすために、「四十八手」や「四十八癖」が使われるようになったのです。
 
 何故48という数字が「多くの」という意味で使われるようになったのかは、以下のような理由があります。
 1 いろは歌の文字数だから
 いろは歌は、ひらがな47文字に「ん」をつけて、すべてのひらがなを使って歌います。
 この歌が定着していくにつれて、すべてのものを「48」で表わす習慣が出来たのです。
 
 2 扱いやすい数字だから
 48の約数は、1、2、3、4、6、8、12、24、48という風に実は結構多いのです。
 「約数が多くて扱いやすい」ということで、「48」は縁起がいい数だという考えが生まれたのです。





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最終更新日  2009.12.24 20:14:33



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