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カテゴリ:初田悦子
さぁ、忘れた頃にウラバナシ!
あぁ、今も毎日思い出す(さすがにオーバーか)、あの感動のシーン。 ↑初田さんを泣かせたせいか、東ヰンドはポルターガイスト化してしまった。(笑) 本日は超大作! 引き立て役としてとても重要な役割を果たした花束の調達に纏わる秘話をお届けいたします。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 『ぽかぽか春の音楽会』終了後に初田さんに花束を渡す というプランは、実はその10日くらい前からほぼ決めていた。 何と言っても、東ヰンドの地元千葉県野田市でライブが開催されるっていうんだから できる限り初田さんへの感謝の気持ちを表さなくてはっ! ということで、3月28日(楽屋ライブの翌日)に、 花束の予約手配のために“フラワーショップ彩香”に行った。 ↑フラワーショップ彩香。 ジャスコノア店のすぐ近くにある花屋さん。中も外もとにかくお花でいっぱいで、 「ほんっとにお花好きなんだろーなぁ」って思わせるような店構え。 「ある方にプレゼントしたいので、4月3日の午後に花束を作っていただきたいのですが・・・」 と、よくわからない男の突如の来店にもかかわらず、お店の方(女性)に たいへん丁寧に対応していただいてこの時の予約は恙無く終了。 ところで、花束といえば、昨年5月8日の浜松町でのライブが思い出された。 あの時は、ライブを鑑賞している間中、花束を両手で抱えていたが・・・ ああいう経緯で『ぽかぽか春の音楽会』が開催されるに至ったわけだから 東ヰンドから花束を渡すのはまぁ自然なこととして、重要になってくるのはその渡し方だった。 よくよく考えてみれば、ステージで歌っている最中から やがて自分に渡されるであろう花束がチラチラと目に映ってしまっていては、 花束を贈呈される初田さんも興ざめである。 そうやってご本人に言ったら絶対に否定されるだろうが、 客観的に考えてそれはまず相違ない。しかも東ヰンドからではなおさらだ。 フッフッフ。同じ過ちを二度も繰り返すワタクシではない! こうやって、過去の失敗(別に失敗ではないかもしれない)を教訓にして・・・ と多少自慢げに思いながらも、じゃあどうやってイベント終了まで 初田さんに花束の存在が明らかにならないようにしつつライブ鑑賞をするか ということについてはその時点ではノーアイデアだったので 「いいや、後で考えよう」 と思っていたら、当日になっていた。 バカである。 しかも、当日の午前中はあれやこれやと仕込みをやっているうちに過ぎ去り、 1st stage前、ジャスコに向かう途中で作戦を考えてはみたけれども、 そんな制限された状況下で都合よく絶妙な策を思いつけるわけもない。 この時点で考えつく限り、実現可能な方法は以下の4つだった。 1)ライブの間、花束をどこかに隠しておく 2)どうにかして花束を見えないようにしておく 3)ライブが終わってから花屋まで花束を取りに行く 4)友人に黒子&飛脚を依頼 1はジャスコさんのお力を拝借すれば可能かもしれず、 4は地元開催というアドバンテージを生かした策。 だが、知り合いやイベント関係者も含めてサプライズで花束を渡したかったし、 この画策はできる限り自己完結させたかった。 そもそも、何のネマワシもしていないのでは時すでに遅し。 2は、ジャスコノア店時計の広場というロケイションでどうやって? 3は、可能といえば可能かもしれないが、そのタイミングで会場を離れるのは完全に背信行為。 最悪の場合、人間としてアルマジロな結果を招く可能性すらある。 無策。万事休す。 と思いきや、天はワタクシを見放してはいなかった! 1st stage終了後、一旦自宅に戻って英気を養った後、前述のフラワーショップ彩香へ。 ここでなんとも素晴らしい展開が待ち受けていた! 「花束を予約していた者ですが・・・」 「はい、お待ち申し上げておりました。」 「あのー、ある事情がありまして、サプライズで花束を渡したくて・・・ 花束を見えないようにして持って行きたいんですが、何かいい方法はありませんか?」 「・・・なるほど。それでは、箱に入れたらいかがでしょう? 私はこういう仕事してますから、大きい箱もありますし・・・」 「大きい箱!?おおおお、お願いしますっ!」 と言って、わざわざ店の外に出て軽トラから大きな箱を出して用意してくれた。 だけでなく、箱の中で動いてしまって花が痛まないようにと、 丁寧かつ器用に花束を箱に固定してくれた! さらに!!自転車でも持っていきやすいようにと、 箱自体を紐でくくって片手でも持てるようにしてくれた!!! (思わず3匹も登場したバラモスブロス君。) 「わざわざこんな(変な)ことまでやっていただいてありがとうございます。」 「いえいえ、こういうオーダーもよくありますから~」 と、カンペキなまでの社交辞令まで! あるわけないじゃん!そんなオーダー!(笑) すごいっ!こんな神様みたいな方が世の中にいらっしゃるものなんだ! ・・・かくして、ステージ終了まで花束の存在は初田さんに知られることなく、 (ライブの間、大箱はワタクシの座席の下に置かれておりました。) 涙あふれる感動の1シーンの演出という稀に見る大役は無事に果たされたのでした。 めでたしめでたし。 フラワーショップ彩香の方、本当にありがとうございました! アナタこそ間違いなく『ぽかぽか春の音楽会』の感動の影の立役者です! (使用済みの箱の回収までしていただいて感謝感激!) 以上、『ぽかぽか春の音楽会』のウラバナシ 其之参でした。 ふぅ、書いたわぁ。今日は。 今更だけど、箱の写真を撮っとくべきだったな。 ミナサマにおかれましては、長々とお読み下さいましてありがとうございました。 でも、ウラバナシはまだまだありますからね! 其之肆(←“よん”ってこう書くらしい)もどうぞお楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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