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テーマ:●食べた物の画像♪(84939)
カテゴリ:中華料理
「ALWAYS 三丁目の夕日」という昭和30年代の高度成長期の庶民を描いた映画がヒットしているが、今回紹介する中華料理店はこの映画に登場してもいいんじゃないかと思えるようなお店だ。何たって店名が「昭和軒」だからね。
看板こそちょっと新しいが、何となく雰囲気があるでしょ。昔の中華料理屋と言うと、味はともかくとして、とにかく値段が安く、量が多いのが特徴だ。で、このお店を見ると、表に主なメニューが出ている。 「ラーメン」が400円で、「チャーハン」450円ですよ! 中華料理屋なのになぜか「カツ丼」があるんだけど、それだって600円! ちょっと安過ぎない? まあ、今は390円ラーメンなんてモノがあるから驚かない人がいるかもしれないが、今ドキの街の中華料理屋でこの値段はあり得ない。 安さにつられて、私はフラフラッとお店に入ってみた。店内は絵に描いたような中華料理屋。カウンターがあり、その後ろにテーブル席が並ぶ。カウンターに座った私は、メニューを見て改めて驚いた。一番高い料理で750円なのだ。「肉うまにライス」「カニ玉ライス」「焼豚ライス」の3つが750円で、あとはほとんど400~600円。安いなぁ。 私は焼きそばが食べたかったので、「五目やきそば」(600円)と「餃子」(300円)を頼んだ。五目焼きそばと言うと、麺の表面をカリッと焼いて、その上に中華丼の上に乗っているような野菜たっぷりのあんがかかっているモノを私はイメージしているのだが、このお店の「五目やきそば」はちょっと違うようだ。 麺が見えないほどあんがかかっているのはいいのだが、その上にゆで玉子、チャーシュー、かまぼこ、そしてナント伊達巻が乗っている。「何かイメージと違うなぁ」と思いつつ、箸を入れて麺を探ると……。 あらま、焼いてない。と言うか、これは塩焼きそばだ。これって「晩翠」の五目焼きそばと「新々飯店」の五目焼きそばを足して2で割ったような感じ。私にとっては“新種”の五目焼きそばだ。五目焼きそばって奥が深いんだなぁ。「五目焼きそば選手権」でもやってみようかなぁ。 ではでは、いただきま~す。うーん、これは旨いや。塩焼きそばはそのままでも旨いけど、あんに絡めるとさらに旨くなる。でもね、これが食べても食べても減らないんだよね。お皿がこぢんまりしているから気づかなかったけど、この量は大盛りと言ってもいいんじゃないかなぁ。 そこに「餃子」がやってきた。 300円で6個。なかかないいんじゃないの。食べると、中の具の量がちょっと少ないのが気になったが、具はペースト状ではなく、キャベツのシャキシャキ感とひき肉の旨味が味わえる。私の好きな餃子だ。 食べ終えると、「食いすぎ」と思うほどお腹はパンパン。安くて、この量! 店名通り、いい意味で昔ながらの中華料理屋さんだ。 【DATA】 住所:東村山市本町4-2-3 電話:042-393-3689 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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