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テーマ:●食べた物の画像♪(84940)
カテゴリ:中華料理
先日たまたま久米川駅北口にある中華料理店「揚子江」の前を通りかかった。
見た瞬間、「昭和」を感じさせる、相変わらずスゴい外観。この“くたびれ具合”がたまらないという人もいるのだろうが、普通の人が見れば“怪しすぎる”。入り口近くには、例の「ジャイアントラーメン」(510円)の張り紙があり、「変わらないなぁ」と思いつつ通り過ぎようとして、「んん!?」と立ち止まった。 あれ? いつの間にこんな張り紙が……。 「炒飯とマーボトーフ セット」だって? セットと言う割には840円ってのは微妙な値段設定だなぁ。量がわからないから、高いとも安いとも判断がつきかねる。 うーん、どうしようかなぁ……考えた末、私はお店に入ってみることにした。どうせ急ぐ用事もないしね。 入ると、中学生らしき男の子が3人、ラーメンを食べていた。丼の大きさから判断すると、おそらく「ジャイアントラーメン」だろう。怪しい外観ではあるが、地元では定着しているということか。 「炒飯とマーボトーフ セット」を頼んで、待つことしばし。やって来たのがコレだ。 見た目は普通かな。量的にも多いって感じはしない。 あれっ? これってスープは付かないのかなぁ? なんて思っていたら、おばちゃんがスープを持ってきてくれた。では、スープをひと口飲んで、いただきま~す。 炒飯はすでに形が崩れているけど、それだけパラパラ状態で、なかなか旨い。入っている具材も味付けもオーソドックスで、妙に懐かしさを感じさせる炒飯だ。 麻婆豆腐の方は、色からして想像したモノとはちょっと違う感じ。レンゲですくってひと口食べると、予想通り、辛さはあまりない。山椒による風味や舌の痺れもない。その代わりに舌を刺激するのは生姜だ。意外な味にちょっと戸惑ったが、これが結構あとを引く味なんだなぁ。もともと私が生姜好きってのもあるかもしれないけど、「こういう味の麻婆豆腐もアリかも」と思わせる味だ。 これは私の想像だけど、この味って日本人向けにアレンジされた“昭和の麻婆豆腐”じゃないのだろうか。 ピリリとした痺れる辛さが好きな人には全然向かないけど、「あんまり辛い麻婆豆腐は苦手」という人は、このお店の麻婆豆腐を食べてみるといいんじゃないかなぁ。炒飯ともよく合って、なかなかイケると思うよ。 【DATA】 住所:東村山市萩山町5-2-5 電話:042-394-3525 【このお店に関する過去の記事】 *2005年08月28日「意外とイケた謎のラーメン」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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