東村山グルメ日記

　安くてボリューム満点の中華料理店として定評のある久米川駅北口の「昭和軒」。メニューの中心価格帯は４００～６００円。一番高いメニューが８００円ってのは、凄いと思いませんか？
　その一番高いメニューとは何か？　これが「カツライス」なんですよ。どう考えても中華料理のメニューじゃないよね。でも気になるでしょ？　一体どういうモノかって。私も気になっちゃったんですよね。だから先日、頼んでしまいました。

「カツ」と言うからには、たぶんトンカツが入っているのではないかと予想はできるんだけど……なんて考えていると、カウンター越しに料理が出て来た。



　へぇ、これが「カツライス」なんだ。何だかパッ見、豪勢に見えるじゃないですか。



　おかずをアップで見ると、こんな感じ。真ん中にドーンとトンカツ。そして左には焼肉。右は千切りキャベツの上にチャーシューとメンマ、そしてゆで玉子が乗っている。トンカツとチャーシュー、メンマ、ゆで玉子には、なぜかすでにソースがかかっている。
　全体的に肉、肉、肉でメタボな定食だ。肉をこってりたっぷり食べたいという願望が料理になった感じ。
　味はまぁ普通なんだけど、とにかく「肉を食ったなぁ」という気にさせてくれる。今でこそ私は肉にそれほど魅力は感じないが（生肉は別）、20～30代前半のころは、３日に１度は「肉が食いてぇなぁ」と思っていたから、そういう頃にこのお店に出合っていたら、間違いなくこの「カツライス」は定番メニューになっただろうなぁ。
　40代も後半にさしかかった今となっては、「正体がわかっただけで十分です」という感じだ。ごちそうさまでした。


【ＤＡＴＡ】
住所：東村山市本町４－２－３
電話：０４２－３９３－３６８９



【このお店に関する過去の記事】
＊２００６年01月04日「レトロな店名はダテじゃない！昔ながらの中華料理屋」
＊２００６年01月08日「何となく懐かしい味がする味噌ラーメン」
＊２００６年08月14日「雨宿りに飲んだ旨い１杯」
＊２００６年09月15日「想定外だったけど旨かったメニュー」
＊２００６年10月30日「塩味のレバニラ炒め」
＊２００７年05月20日「うかつな自分に思わず苦笑」