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東村山グルメ日記

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マサ@東村山

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2008年01月26日
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 雪が降ったりなんかして、急に寒さが厳しくなった今日この頃。
 この日も所用があって自転車で全生園方面を走っていたのだが、風が強く、どうにも寒くて仕方がなかった。
 と、そこで目に入ったのが、多摩北部医療センターの近くにある和菓子屋「春一番」の看板。

「レモンどらやき」でも食べて、元気をつけるか……とお店に入ったのだが……。

すでに売り切れていた「レモンどらやき」

 ナント売り切れていた。まだ正午をちょっと回った時間だと言うのに、もう売り切れているなんて、人気商品になっちゃったんだねぇ。確かに旨いもんなぁ。
 でも気になる文字が……「近々値上がり予定」だって! ご主人がいたので聞いてみると、理由はレモン。価格が上がってのだという。うーん、売り切れとあわせてダブルで残念。

「仕方ない…」と目をほかに移すと……エエッ!

さくら餅

「さくら餅」(160円)って、こんなに早い時期から出回っているモノなの? でも、この色を見ていると、ほんわか暖かくなってくる。
 とはいえ、広島出身の私にとって「桜餅」はコレじゃないんだよなぁ。

道明寺

 そうそう、コレコレ。私にとってはコレこそが「さくら餅」なんだけど、なぜか「道明寺」(130円)って名前になっているんだよなぁ。ご主人、これってどうして?

「関西の方では『道明寺』タイプを『桜餅』と言うようです。焼き皮を巻くのは関東のスタイルで、本来は俵巻きにするんですけど、ウチではちょっと変えています」

 なるほど、そういうことでしたか。勉強になりました。と、ここで「そう言えば…」と「桜餅」に関するもう1つの疑問を思い出した。それは、

「巻かれている塩漬けの桜の葉は、食べるモノなのか?」

ということだ。ご主人に聞くと、笑いながらこう答えてくれた。

「どっちでもいいと思いますよ。葉も食べられるモノですから、一緒に食べると塩味が効いて、それはそれで美味しいですよ」

 なるほど、なるほど。葉っぱごと食べれば、ちょっぴり“大人の味”になるというワケか……と感心していると、ご主人が「ウチの手造りもなか、食べたことありますか?」と聞いてきた。
「いえ、食べたことないですけど…」と答えると、「コレなんだけどね…」とご主人は商品を指差した。

手造りもなか団欒

 エエッ、これが最中? 何だかお茶のセットみたいなんだけど……私が驚いていると、ご主人は奥から「こんな感じで食べるんです。まぁ、どうぞ」と出してくれた。それがコレだ。

こんな感じで食べるのだ

 ははぁー、なるほどね。「手造り」って言うのは、ご主人がつくったという意味じゃなくて、手巻き寿司みたいに自分でつくるってことなのね。あのお茶の葉セットみたいなモノは、左が最中の皮で、右があんこというワケだ。それをその場で最中の皮にあんこを乗せて食べるモノなのだ。

「海外へのおみやげに買って帰る人もいます」とご主人。それってわかるなぁ。ホームパーティーでコレを出せば、ディップ感覚で食べるデザートになるもんね。
 実際、食べてみると、サクッとしてほどなく口の中で溶ける最中の皮と、甘さ控えめのあんこがいい感じで旨い! こういう最中の楽しみ方もあるんだね。

 でも今回は軽く食べられるモノを買うつもりだったから、この「手造りもなか団欒」(1600円)は「また今度」ということにして、私は「さくら餅」と「道明寺」を2個ずつ買った。


 自転車に乗って、適当に外で食べるつもりだったけど、お店でご主人といろいろ話したお陰で体が温まったから、所用を済ませて職場で食べることにした。

さくら餅の中はこしあん

 いつもは桜の葉をはがして食べる私だが、今回は“大人の味”にチャレンジ。そのままガブリと食べてみた。この「さくら餅」には桜の葉が2枚ついているから、塩味がちょっとキツめになるが、かえってそれが中のこしあんの甘味を引き立てて旨い。へぇ、うまくできてるモノなんだなぁ。

道明寺の中もこしあん

 個人的になじみのある「桜餅」、「道明寺」の方は、付いている桜の葉は1枚。やはりなじみのあるせいか、私はこっちの方が旨く感じる。葉の塩味も1枚だからほのかに感じる程度。中は同じこしあんだと思うけど、旨いなぁ。
 うーん、春が感じられて元気になるよ。


 だけど甘いモノを食べるの、控えようかななぁ。だってご主人がこう言ったんですよ。

「お仕事、大変そうですね……あっ、でも少し太られましたか?」

 ギクッ! 一応これでも苦労しているんだけど、見た目は「何の苦労もない」感じで太っているんだよなぁ。実際、太ったし。ストレス太りなんですけどね(ウソ、ウソ)。やっぱりもう少し「頑張って苦労しているぞ」ってところが体から滲み出ないとダメかなぁ……なんて思っているんだけど、このブログを書いているうちは無理かなぁ。

 まっ、いいか。ストレスをためないためにも、今まで通り、食べたいモノを食べるとしますか。


【DATA】
住所:東村山市青葉町2-28-5
電話:042-395-8555
営業時間:午前10時~午後8時


【このお店に関する過去の記事】
2006年06月16日「スルッと食べられる“危険な”水羊羹」
2006年07月03日「サッパリした味わいのどら焼き」



★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。





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最終更新日  2008年01月26日 06時55分55秒
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