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テーマ:★ラーメン(14384)
カテゴリ:中華料理
今でこそ大抵のラーメン店には「全部乗せ」という具材を全部トッピングしたラーメンがあり、それが一番高いラーメンだったりするけど、昔は一番高いラーメンと言えば、チャーシューとワンタンとトッピングした「チャーシューワンタン麺」と相場が決まっていた。
まあ、この手の一番高いラーメンを頼むと、ラーメン店の場合は軽く1000円を超え、中華料理店の場合でもどんなに安くたって800円を下回ることはまずないと思う。 しかし、そんな世間相場を軽~く下回ってしまう激安価格のお店が東村山にはあるんですよ。そのお店とは、八坂の中華料理店「宝来屋」だ。 何たってコレですよ。 「ラーメン」が350円ってアナタ、いつの時代の話? 間違いなく“昭和価格”だよね。 お店に入ってテーブルの上にあるメニューを見ると……。 一番高い「チャーシューワンタンメン」がナント650円! 650円って言ったら、都心部のラーメン店に行ったら、普通のラーメンしか食べられない値段だよ。いやいやちょっと気合の入ったお店に行くと、普通のラーメンだって食べられないかもしれない。それがこのお店なら、チャーシューとワンタンが付いて来るんだから凄すぎる。 でもまあ、安けりゃいいってモノじゃないからね……ということで、私は「チャーシューワンタンメン」を頼んでみた。 しばらくして運ばれて来たのが、こちら。 おいおいおい、いいんでないの? 十分に旨そうじゃないですか。というか、650円でこんなにチャーシューとワンタンを乗せちゃっていいの? チャーシューは正確には数えてないけど、5枚ぐらいあったと思う。ワンタンは6個。もう、てんこ盛りって感じだよ。 スープのこの色、たまんないねぇ。ではでは、まずはスープをいただいてみますか……うーん、やっぱり「ラーメン」と言えば、この味でしょう。今ドキのラーメンのように深みのある味じゃないけど、“懐かしさ”というスパイスが十分に効いた醤油味のスープだ。 麺は緩い縮れの中太麺(すみません、マイ箸を忘れちゃいまして、この日は割り箸を使いました)。ちょっと柔らかめだけど旨い。 麺をズズスッとすすっては、チャーシューをかじり、また麺をすすっては、ワンタンをチュルルン。でもね、具材よりも先に麺がなくなっちゃった。チャーシュー&ワンタンのナント、ボリュームのあることよ。 ワンタンなんか、コレだもんね。結構大きいでしょ。いやあ、これはお腹いっぱいになるよ。 このお店だったら1500円もあれば、お腹がはちきれんばかりに豪遊できるんじゃないかなぁ。というか、1500円を使い切るのがむずかしいかも(笑)。だってさ、この「チャーシューワンタンメン」に「チャーハン」(450円)と「野菜炒め」(350円)を付けても1500円で50円のお釣りが来るんだよ。「野菜炒め」の代わりに「餃子」(300円)にしたら100円のお釣り。もうアンビーバボーだよ。 こういうお店ってありがたいなぁ。金欠の時ばかり行ってるけど、今度はお金がある時に豪遊してみよう。 【DATA】 住所:東村山市美住町1-6-31 電話:042-391-1579 【このお店に関する過去の記事】 *2007年07月27日「庶民価格の町の中華料理屋」 *2007年08月11日「飲む麻婆豆腐」 *2008年06月29日「タマラー殺しのカツ丼」 ★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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