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2004年10月22日
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丁度1年ほど前に演劇鑑賞の原点というタイトルで日記を書いたのですが、はるか昔、高校生の頃、とても良くして下さった先輩を折に触れて懐かしく思い出し、若気の至りできちんとしたお礼も申し上げてないような、申し訳のない気持ちから、できる事なら再会してきちんと感謝の気持ちを述べたいものと切に願っていた私なのですが、友達の助力もあり、ついにその先輩にウン十年ぶりで電話をかけ、お目もじが叶いました。

「え~っと、どなたでしたっけ?」と言われたって不思議のない年月が経っていますし、当時、私達と先輩の間になんら特別な感情も関係もお互いになかった事だけは、疑う余地のない事実なのですが、ありがたい事に先輩の方も私達の事をよく覚えていて下さいました。

お仕事の休日である水曜日ならいつでもいいという承諾を得て、本日、先輩の住む町の最寄の駅前に友達のIさんと2人で出かけてきました。
はたして、ウン十年の歳月は先輩をどのように変えているのか、はたまた久々に会った後輩の我々を見て、先輩はどんな風に思うのか、そして、かわされるお話はどんな風に盛り上がるやら、盛り下がるやら・・・・
期待と不安を胸に台風23号接近をものともせず、出かけて行った私達です。

ウン十年なんて、あっという間だったのですね。
なんの目印も合図も合言葉のとりきめもないというのに、すぐにお互いを認識できました。
そう、先輩はそんなには老けていなかったんです。
おぐしも白くも、なくなってもいませんでした。
高校生の頃は美術部の部長さんだったくらいですから、体育会系ではなく色の白めな文学青年系でした。
今はさすがに浅黒くたくましくなっていらっしゃいましたが、あとはさほど変わってはいません。

挨拶もそこそこに先輩の車の中へ乗り込み、あれよあれよと言う間に、ご自宅に到着です。
こちらは駅前のファミレスかなんかでお食事しながらお話ができればと思っていたのですが、先輩の方は、はなっから、自宅で昔のアルバムなども取り出して、思い出話をしようと思っていらしたと言う事でした。

「ご一緒にお食事でもしながら」というこちらからの話で、奥様が心のこもったお食事を用意して下さっていて、私たち2人は言葉にならないほど、恐縮したり感激したりでした。
勿論、奥様とは初対面です。
先輩が幸せな人生を過ごしていることは奥様のお顔を見た瞬間にわかりました。
突然のウン十年ぶりのただの高校時代の後輩がたずねてくるというだけで、こんなにも準備してにこやかに迎えて下さるなんて、なかなかできることではありません。
次々と懐かしい話や思いがけない話題も飛び出してあっというまに4時間がたってしまいました。
次はまた別のメンバーにも声をかけてみましょうかと話が広がり、今後の親交の再開をお願いして、辞してきました。
永年の念願が叶い、思い切って連絡をして本当によかったと思っています。

是非是非、会いたい昔のお友達って、誰にもきっと何人かいますよね。
皆様はいかがでしょうか?





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最終更新日  2004年10月22日 18時09分27秒
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