少し遅れたけど・・・道政報告会in南茅部
町村合併後、初の道政報告会を南茅部地区で開催した。この地は、漁業資源が豊富だから、縄文文化が栄えた。つまり、定住人口が多くなったことになる。縄文遺跡出土物は、お金に換算できないお宝だ。その地の人は、そのお宝の中で暮らしていることの貴重さを、再認識しなければならないと思う。発掘したものは、調査し、整理後、金庫に保管しているのではなく、展示し公開しなければ意味がない。しかし、展示だけの施設なら、まもなく閑古鳥が鳴く施設になるだろう。どうリピーターを集客できるかだ。熱い担当者の思いに共感し、夢を形に出来そうになってきて、10年になる。漁業者の多い参加者の中で、「縄文遺跡は、地域の財産」の考え方を浸透させたかだ。「『磨光会』(旧市内のふるさと会)と地元の連携で、普及について考えたい。」の意見があったことは嬉しいこと。私のつたない熱弁で、「展示交流センターの完成が楽しみ。」の声も嬉しい。学校で縄文遺跡の講演を続けていて、子供たちから「学芸員になりたい。」の希望者が出てきているという。担当者冥利?町内会の応援する会会長が、南茅部出身ということで、親戚の方たちに声をかけてくださって、多くの方に参加いただいた。感謝。感謝。