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2009年03月07日
テーマ：暮らしを楽しむ(384668)
カテゴリ：裏話
人にはそれぞれ”止められないクセ”がある。 甘いものが止められない！タバコが止められない！お酒が止められない！ パチンコが止められない！買い物が止められない！○○○遊びが止められない!!! 止められないモノってだいたい悪魔的誘惑に充ちている。 座右の銘『飲む・打つ・買う』とか言って、一時的アドレナリンに酔う。 だってそれの最中って  ・・・楽しいんだもん 解剖  が入った故人様の喉から下腹部にかけて一本の縫合跡他に損傷は見当たらない。 穏やかな表情は田舎の農家のおばあちゃん風 日焼けした健康そうな印象の人。 『たぶん生前そんなに大病はしなかった人なんじゃないかな？』 なんて思いながら縫合跡からの止血止めのお手当てをしていた。 そんなおばあちゃんだからご遺族もはじめ「何故亡くなったのか？」 皆目見当が付かなくて動揺しまくっていた。 なぜならその故人様はおやつの時間に突然亡くなった。 容疑者≒おセンベイ  ・・・おセンベイを食べたときだ。 解剖はその人の死因を探る事。 辛いけれど真相を究明するという事は残された人には場合によって法的にも大切な作業かもしれない。 また、死因だけじゃなく、生前どんな人だったかも体からわかるらしい。 頭部の解剖をした解剖医は開かれた頭蓋骨内の脳を見て 「はい！ヘビースモーカー！！」  と言い当てるそうだ。タバコを吸い過ぎるともしかして血管や脳自体萎縮するのだろうか？ その話を聞いてどうも近頃物覚えが悪くなって記憶が飛ぶのは  タバコが原因か 体に悪いのはわかってるさ！ タバコが一箱￥８００くらいになれば止めてあげるよ（？） 税金だっていっぱい払ってるって事じゃん！！ なんて、己の最近のボケっぷりをすべて他者のせいにしつつ プチ新し物好きなので今話題の”電子タバコ”を早速買ってみた。 バニラ風味。物足りないものだ。   「死亡診断書見ましたけど、てっきりセンベイかと思ったら・・・」とご葬家お話を聞くと、おセンベイを食べた瞬間に突然倒れそのままだったらしい。 餅や芋や、コン○ャク畑なら嚥下運動の弱っている高齢の方が喉につかえる事故もありがち。 家族としてはそんなアブなっかしい食物  を進める際は注意を促すはずで、センベイに対してそんな予測もしていない。当然後悔の念に押され傷心のご遺族だったのだが、解剖の結果は“偶然の事故”といえるものだった。 死因“大動脈瘤破裂” センベイを食べた瞬間にそれが起こり、ほぼ即死であっただろうとの見解。 解剖でお腹を開けると中は血の海だったそうだ。 喉にセンベイが刺さったわけでも、詰まったわけでも、一服盛られたわけでもなく“バリっ”と噛んだ衝撃の破裂・・・？と考えられる。 大動脈瘤の特徴はそれがあっても生前ほぼ無症状。 誰にも責任はない。 故人様もご遺族も思いがけず突然の死にショックと共に「なんで？」とあっけにとられているように思えた。 食後、なんか甘いものが食べたくなる。 肩身の狭い喫煙者の食後や仕事の後の一服はサイコーにうまい。 お酒さえ止めれば、メタボ脱却できる人もたくさんいる。 「これさえ止めれば…」 でも止められないのはもちろん意志の弱さやリスクを軽視している部分があるからだろう。 わかってる！わかってるって！！ だって・・・リスクは人にちっちゃな楽しみをくれているのもたしかだったりする。 困ったことに悪友って一緒にいると楽しい奴だったりするものだから。 【今日の教訓】 人は誰でも「習慣の奴隷」 ・・・人の習慣みて、我が習慣直す ★こんなワタシでよければ「ポチッ」と願いますm( _ _ )m ↓↓↓↓  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2009年03月07日 23時44分53秒
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