3063732 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008年11月09日
XML
このブログは更新されてこそいないが、思考を中断しているわけではない。

いま現下の経済動静で、国民経済の懸案は実のところ不況とか、恐慌問題そのものではなく、「多極主義」と呼ばれる国際的な資本経済ブロックの現在形なのだということは次第に知られはじめている。わたしがこのブログで拙いながらも関心事として俎上にあげているものは、まさしくこの「国家社会主義」をも併呑して拡張していく、公然はたまたは隠然たる「多極主義勢力」の趨勢なのだと思う。



彼らの本質は国際金融資本というすがたを採用しつつ、つねに資本投下(投資)によって効率良く稼げる方法を求める。まさしく「お金がすべて」という世の中を背後で駆動している実態なのだと言いきってよいだろう。



間違ってもこの世は、「お金がすべて」なのではない。彼らがこの世を、「お金がすべて」という構造に編成し続けたのだ。かつて都留重人が、多国籍企業の相で描写したものも、その内奥はそれだと思う次第である。



いまかれら巨大な金融資本の一味は、すでに米国を頂点とする先進国は既に急成長の余地が無く、投資しても大した利益にはならないと断じている。それゆえに、今日では中国やインド、ロシア、南米などは投資による大きな見返りが望める地域として標的化されているのであり、これらの地域を効率よく彼ら都合で首尾よく成長させるために世界を多極化させる必要がある。



しかして、こんにち合衆国さえもがこのような「多極主義」を隠然と内包して駆動させられており、合衆国内部の国民経済の疲弊さえも躊躇なく編成されかねない事態にある。それがサブプライム問題の本質なのだ。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年11月09日 18時56分57秒
コメント(0) | コメントを書く
[お山に雨が降りまして] カテゴリの最新記事


PR

プロフィール

シャルドネ。

シャルドネ。

バックナンバー

2024年06月

コメント新着

フリーページ

サイド自由欄

設定されていません。

カレンダー

ニューストピックス


© Rakuten Group, Inc.