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カテゴリ:医学関連
お笑いタレントの松本人志さん(46)が「股関節唇損傷 (こかんせつしんそんしょう)」で休養すると発表された。手術も予定されているという。
この組織が怪我やスポーツで損傷すると脚の付け根に痛みが発生する場合があります。股関節の唇損傷であっても坐骨神経痛や滑液胞炎や原因不明の痛みと判断される事が多いのはレントゲンやMRIなどの通常行われる検査や診断ではわかりにくいからです。 その他の症状としてはふとした動作のときに違和感がある場合があります。例えば椅子から立ち上がる時や股関節をひねったとき、足の爪を切ったり靴下を履くときなど痛みが生じる場合があります。 日常の生活に支障をきたす程ではありませんが車の乗り降りや買い物で重いものを持ったりスポーツをしたり階段を上り下りすると一瞬、激しい痛みを感じることがあります。 症例には股関節の痛みで整形外科を何度も受診されていた方を股関節鏡で検査したとろころ股関節唇損傷がわかり切除手術を行いました。すると手術した翌日には松葉杖を使ってですが歩けるようになり1週間で歩いて退院できるようになったという例もあります。 以前に私も、運動し過ぎと登山の疲れもあり、股関節痛がひどく、歩けないくらいのことがありましたが、レントゲンではそれほど異常はなかったようで、この疾患だったかもしれないと思っています。整形外科での診察では、レントゲン撮影だけで、鎮痛剤の処方で経過をみましたが、幸い10日ほどで軽快していきました。 他に、MSの患者さんでも、突然の高度の股関節痛を訴える患者さんがいましたが、鎮痛剤で、数週間で改善しましたが、このような病態だったのかと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 30, 2010 05:43:47 PM
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