|
カテゴリ:医学関連
若年発症、病巣サイズ大きいなどの特徴も明らかに 脳卒中患者の約10人に1人がてんかんを発症し、脳卒中発症年齢が若いほどそのリスクは高まるとの調査結果が明らかになった。米国てんかん学会(AES)が12月3日、第70回年次学術集会の発表演題を紹介した。 研究グループは英国の脳卒中発症後の言語機能・回復の予測に関する患者データベースに登録された1000例以上のうち、頭部MRI画像があり、痙攣発作の既往の有無が記録されていた450例を解析。
左半球の脳卒中かつてんかんを発症した患者では身体動作や認知機能などに関連した領域である大脳基底核および視床を含む深部の病変が最も多く見られた。 「多くの人がてんかんを小児や若者の病気と捉えており、高齢者のてんかんはしばしば見逃されている」と研究グループ。しかし、てんかんの新規発症は65歳以上の成人でより多いと述べている。その上で脳卒中診療に当たる医師は脳卒中後のてんかんは一般的な疾患であることを念頭に置いた上で兆候を見逃さないようアドバイスしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 5, 2017 10:55:56 AM
コメント(0) | コメントを書く
[医学関連] カテゴリの最新記事
|
|