浦和レッズを語る あらいぐま珈琲3号店　－

久々の埼玉スタジアムでの勝利は、４－１の快勝だった。これでガンバ大阪に勝ち点２差で後半戦を迎えられる。(今季２点以上とったのは初めてだ！)



今シーズン見たことのない得点ラッシュ。決めるべき人が決めた。

前半こそサンフレッチェ広島に押し込まれて０－０だったが、後半佐藤寿人にゴールを奪われて後半に目が覚めた。
（前半にもワシントンの幻のゴールはあったが、ボールはほとんど広島がもっていた）

点を取られた直後は浮き足立ってしまい攻撃がちぐはぐだったが、流れを変えたのが闘莉王のゴールだった。ポンテからのセンタリングを得意の形で決めた。

その後、闘莉王はボランチ、トップ下と徐々に守備位置を上げていき、これにより前にボールが入るようになる。そして前線選手がみな活発に動くようになる。

ワシントンへのファールからポンテがPKを落ち着いて決める。

ポンテからゴール前でパスを受けた達也はドリブルで切り込んでシュート。キーパーの足をはじいてゴールへ吸い込まれる。

4点目は交代にあせったワシントンの力でねじ込んだシュート。

その後、交代で入った平川は動きがよかったし、永井、岡野も見せ場を作った。


今日の試合はレッズの選手の長所が目立った。

オシムジャパンのつまらないサッカーを見続けていたせいもあって思わず叫び声をあげるほど興奮した。戦術ではなく、気持ちと個々の能力を出して広島を圧倒した。特に闘莉王と田中達也はすごかった。

守備面でいえば、坪井、阿部、闘莉王の３バック。失点シーン以外は佐藤寿人とウェズレイに仕事をさせなかった。特に阿部の運動量は目を見張るものがあった。

啓太も疲れを感じさせない運動量で危険をつぶした。代表行く前に比べて攻撃に参加する機会が多くなったような気がする。


ポンテとワシントンは相変わらず安定していた。

山田は人が変わったように好調で機敏で豊富な動きをしていた。守備でも攻撃でも貢献していた。去年の夏の広島戦で覚醒し、レッズの快進撃が始まったのを思い出される。今年もその予感がする。広島戦はレッズの夏の風物詩になるのだろうか。


長谷部と相馬は今日あまり調子がよくなかった。積極性がなかった。あんなものじゃないはずだ。


相手チームについていうと、駒野、柏木、槙野と注目選手がいたが完全に埋没していた。ディフェンダーにけが人が相次いでしまってチーム事情がよくなかったせいだからしかたなかったのだろう。

前半はオジェック監督の言うとおりそれでも広島はいいサッカーをしレッズに自由にサッカーをさせなかった。だが、後半、レッズの個々の選手の連携が見違えるようによくなると押されっぱなしになってしまった。

今日は伸二が出ていないし、レギュラーだった細貝、堀之内も控えにまわっている。レッズは闘う陣容がやっとそろってきた。後半戦は非常に楽しみだ。


(ニュース)
レッズの埼玉スタジアム不勝記録は９で止まり、不敗記録を１０に伸ばした。

2007年8月1日（水）19:32キックオフ・埼玉スタジアム
試合結果
浦和レッズ４－１サンフレッチェ広島

得点者：
54分佐藤（広島）
64分闘莉王
76分ポンテ（PK）
78分田中
83分ワシントン

観客数：38,682人




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後半の開始


喜びに沸くスタジアム






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