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浦和レッズを語る あらいぐま珈琲3号店 -

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May 19, 2008
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先日のサッカーダイジェストで浦和レッズの中村GMが公約していた「夏の大型補強」の実施じたいと検討すると弱気な発言をした。

本当にレッズは強くて、若手が補強がいらないくらいに伸びていくのだろうか。

ガンバ戦を振り返ってみたい。

先日のガンバ戦は、レッズが最高の試合をしたのに敗れた。
プレビューで危ないと書いたそのとおりになったのだ。
鹿島戦、川崎戦のようにいけばレッズは勝っただろう。
ただし、あのように内容のいい「自分達のサッカー」をしたらああいう負け方をするだろうと予想できたからだった。

攻撃サッカーで得点をとるためには、チーム全体での連動性が必要だ。
特に守りを固めた相手を攻撃サッカーで崩すのはガンバや鹿島でもなかなかできることではない。
レッズはまだそこまで連携はできていないから、勝利にこだわるならば、守ってカウンターで崩すしかないって思ったのだ。

それでも、ボールを支配しているのだから、点さえとられなければ負けない。

だがそれもできないだろうと考えていた。

「自分達のサッカー」ができて攻撃することは気分がいい。
そこにつけこまれる隙が生まれる(特に慣れないことをやると・・・)。

そのとおりになったけれど、まったく悲観していない。
(というよりも非常にいい経験になったと思う・・・)
本当の攻撃サッカーを後半戦やるためにいかしてほしいと思っている。


レッズ側から見たガンバ戦のポイントは以下の点ではなかったか

1 エジミウソンのシュート決定率が悪い。
2 ゲルトが交代で繰り出した選手がことごとく不出来。
3 勝負への厳しさがまだ足らなかった。

この3つのうち1つでもなかったら、審判の出来に関係なく昨日の試合は勝ち試合だった。
全然悲観すべき内容ではなかった(誰も悲観していませんが)。



ただ・・・2は実は深刻だ。
ケガ人が多いとはいえ、まだ序盤戦。
本当にケガ人が多くなっていくのは、ACLが始まる夏以降だ。
終盤はぼろぼろになることを覚悟しなければならない。

昨日の試合、ゲルトの采配は後追いになったとはいえ、西野監督の戦術に対して的確な選手投入を行っていったと思う。

ただし、選手のコマが足らなすぎる。序盤戦なのに・・・。
(ボランチやDFの控えがいたら勝てていた)

ガンバは決して万全のチーム状態ではなかったのに、そのガンバに選手の層の厚さで負けたのだ
補強は必要だ。ボランチとCBを補強できればレッズは強くなると思う



1についても触れたい。
今季の補強の目玉は攻撃陣だった。
この攻撃陣の中で問題はエジミウソンだと思う。

高原は得点こそなかなかないが、本調子でないことがやべっちでわかった。
体調を壊しており、復活には時間がかかる。
最近の彼のプレーを見ていると、それは本当だと思う。
それに、エジミウソンに譲ってしまっている。

さてそのエジミウソンだが、最近目立つのは強引さと、決定機を外す場面ばかりだ。
FWで点を獲っているのに、誰もエジミウソンを讃えない。
サポーターの大半は、エジミウソンのことをすごい助っ人とは思っていないだろう。

エジミウソンはどうなのか、客観的にデータを使って調査してみた。

<エジミウソン研究 3つの疑問>
1 エジミウソンは今調子が悪いだけなのか。
2 エジミウソンは他のJのFWと比べてどうなのか。
3 ワシントンと比べてどうなのか。











調査1 エジミウソンは調子が出ていないだけなのか。

エジミウソンのシュート決定率(ゴール数/シュート数)は、

  昨年  0.16 (ゴール数19 3位だった年)
  一昨年 0.12 (ゴール数10 18位だった年)

調子のよかった昨年も10本打つと1.5本ゴールが決まる程度の決定率だった。 

今年のシュート決定率はここまで0.13。

昨年よりはちょっと悪いが、一昨年よりはいい数字。

そう、外しまくっているように見えるエジミウソンは、
やや悪いもののシュート決定率はでいえば本来の力を出しているのだ。

つまり、今の姿がエジミウソンの実力なのだ。
(今後も爆発的にシュートが入るようになるわけではないと予想される)





調査2 エジミウソンの決定率(0.13)は他のFWに比べてどうか。

現在の得点ランキングトップ5の主な成績を比較した。

 ・・・・・・・・・・・・・得点・シュート・シュート・1試合
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・数・・・決定率・・平均得点
 1 マルキーニョス(鹿島)・8・・・31・・・0.26・・・1
 2 ヨンセン(名古屋)・・・・7・・・31・・・0.23・・・0.55
 2 アレッサンドロ(新潟)・7・・・34・・・0.21・・・0.66
 2 バレー(G大阪)・・・・・7・・・62・・・0.11・・・0.6
 5 マルクス闘莉王(浦和)・6・・26・・・0.23・・・0.51
 5 エジミウソン(浦和)・・6・・・45・・・0.13・・・0.49

シュート決定率は0.2台と0.1台で分かれるようだ。
高いのはマルキーニョス、ヨンセン、闘莉王。

ただしエジミウソンが別段低いわけではなく、
バレーやジュニーニョも0.1台でエジミウソンと同じ。
これらのブラジル人フォワードはたくさんのシュートを打つタイプなのだろう。



次に1試合当たりの得点についても見てみると、
マルキーニョスは1.0と高い。彼は出場試合数は少ないので別にしても、
エジミウソンは他のFWに比べると若干低いようだ。

まず上位ではエジミウソンだけが、0.5を下回っている。

得点ランクのもう少し下と比べても、
ジュニーニョ、鄭 大世、ロニー、大久保よりは上だが、
赤嶺やジウシーニョよりも下だ。

この数字は何試合出れば1点とれるかも表わしている。
0.5を越えれば、2試合出れば1点とる計算だが、
エジミウソンは、わずかに及ばない。

(さらにあのPKでの得点がなかったら格段に悪い数字になる)








調査3 エジミウソンVSワシントン
 果たして補強は正しかったのか(レッズに来ればワシントン以上に活躍するはずだった)


 <ワシントンの成績>
 ・・・・・・・・・・・・・得点・シュート・シュート・1試合
 ・・・・・・・・・・・・・・・・数・・・決定率・・平均得点
 昨年 ・・・・・5位・・・・16・・94・・・0.17・・・0.66
 一昨年・・・・・1位・・・・26・・106・・・0.25・・・1.03

 <エジミウソン今年>
 ・・・・・・・・・・・・・・・・6・・45・・・0.13・・・0.49


シュート決定率はあれほど外しまくっていた印象のある去年でさえ0.17で、
調子のよかったエジミウソンの昨年(0.16)を上回っている。

得点王を獲った一昨年に至っては、0.25。
10本打てば2本から3本入る計算。
他のFWと比べてもトップクラスだ。

特に目を見張るのは1試合当たりの得点。
1.03は毎試合得点をとっているということ。
FWの夢の数字だ。3試合で1点をとるエジミウソンとは違う。


ワシントンはJでは飛びぬけた大型FWだった。
エジミウソンは控えめに言っても並のFWだった。
(得点力でいえば)

※数字はスーパーサッカーのHPを参照しました。



FWについてはエジミウソンでは世界と戦えない。
高原の覚醒を待たなければならないだろう。
ただ、レッズには永井も達也もエスクデロも高崎もいるし、ポンテ、梅崎、三都主、相馬、そして闘莉王、細貝、阿部・・・と点を獲る選手には事欠かないので悲観する必要はないような気がする。

エジミウソンは得点力ではワシントンには及ばないが、ワシントンにはない長所があるはずだ。その特徴をチームの中で生かせなければいいのだ。


ただ、声を大にして言いたいのは、
ボランチ、CBは今は替えがきかない状態。
このまま行けば去年の二の前になる。

去年、ミランにレッズの守備は通用しなかった。
その去年よりも、メンバー的に守備は劣っている状態だ。

世界と戦うという公約が、建前でないならば、
フロントは真剣に夏の大型助っ人外国人の補強を考えてほしい。




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Last updated  May 20, 2008 08:53:31 AM
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