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Jul 19, 2009
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大分から帰還しました。
コメント頂いたみなさん、記事を読んでくださったみなさん、ありがとうございました。
勝ち点のお土産もってくることができずすみませんでした。
大分戦について感じたことを書きたいと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・
第18節 2009年7月18日

キックオフ:19:00 /試合会場:九州石油ドーム
観客数 24833人 気温 29.8度 主審 鍋島 將起

大分トリニータ 1-0 浦和レッズ

得点
深谷 友基(後半37分)


<スタメン> 啓太が復帰。大方の予想どおりのスタメン。ただしGKは山岸。試合後にフィンケ監督はその理由として都築のコンディション不良をあげた。


========エジ=========
=原口===ポンテ=高原==
======細貝=啓太======
=峻希=闘莉=阿部=暢久=
=========山岸========

今日はフィンケ監督の交代が裏目に出た。
最後の交代にしても後手に回ってしまった。

後半7分 闘莉王→三都主
後半33分 鈴木啓太→エスクデロ
後半39分 高橋峻希→西澤代志也

========エジ=========
=原口===セル===高原==
======細貝=ポンテ====
=三都=阿部=暢久=西澤=
========山岸========


・・・・・・・・・・・・・・・・・

この試合は思うことがたくさんあるだけに、テーマをしぼらないと延々と文章を続けてしまうような気がするので、今回は「九石ドームで何が起きたのか」について書きたい。


まず芝についてはレポートしたとおり、はがれてしまいでこぼこになっていた。選手はかなり足をとられていた。
(試合開始前やハーフタイムに人数をかけて芝のメンテナンスをしていたが、専門のプロではなく少年団がはがれたところに芝を足していた・・・芝は怪我を誘発するのできちんとやってほしい)

次に熱さ。公式記録では29.8度になっているがとんでもない。風の通るスタンドの上の方でその位のはず。ピッチ上はサウナ状態だったと思う。「息をするのも苦しい」という峻希のコメントは事実だと思う。


相手にとっても環境の条件は同じだが、暑さとピッチコンディションのひどさはパスサッカーにはかなり不利だ。

このような環境の中レッズは中2日の強行スケジュールだった。

大分はシャムスカ監督の解任があり、次の監督が見守る中、非常にモチベーションが高い状況だった。監督をクビにしてしまったという責任感を非常に選手は感じていたはずで気合が入っていた(うちは去年のことがあるのでよく理解できる)。

また、レッズ戦は、気合が違うようだ。

そして大きいのは、大分は怪我人が戻ってきてベストのメンバーを組めるようになってきたことだ。特に深谷が戻ってきたのは大きくて、昨年の3バックがそろったのは今季初?(調査してないのであやふや)守備のキーマン、エジミウソンが健在だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・

レッズが不覚をとる要素は今から思うとたくさんあった。
ひとつ、疑問に思ったことは、浦和レッズの方はこういう事実を認識して、対策していたのかどうかだ。

今季はスカウティングと分析をきちんとやるようになったため、相手にさんざんやられるという試合はなくなっている。攻撃の面ではストレスはまだまだあるが、ぼろぼろにやられたり、次の試合で修正ができないというストレスはこれまで少なかった。


今回はそのスカウティングが裏目に出てしまった気がする。

なぜなら、ここ数試合の大分の内容をスカウティングしてゲームプランを練っていたため、ベストメンバーを組みまったく別のチーム(昨年のチーム力)に生まれ変わった大分に通用しなかったように思う。

それが見られたのが、この試合を決定づけてしまった交代、闘莉王に代わって三都主を投入だった。

(勝手な推測を含む・・・)
きっとフィンケ監督の中では、三都主をどこかの試合で使って、戦力として復帰させたいと考えていたはずで、リスクを考え、影響が一番少ない試合として大分戦を選択したと思う。

3バックでサイド攻撃をあまりしてこないこともあったと思う。

ところがこの交代以降、レッズの右サイドの深い部分をすぐに交代で入った清武にえぐられるようになった。それとともに、レッズの生命線であった峻希-原口のホットラインを壊してしまってますます得点の気配がしなくなってしまった。

次に、これは現地で見ていると気がつくのだが、運動量の少ない選手が浦和レッズには何人かいる。引いた相手を崩す際に不可欠なものは運動量だと思う。シュートまでの工夫や積極性、アイデアなどは、運動量があって初めて可能になってくるのだと思う。運動量の多い山田直がいなくなって攻撃が停滞したのは、必然だと思う。

だから、同じように攻撃が停滞してしまったこの試合は、動ける選手をピッチ上に増やすべきだったと思う。だが、交代によって、運動量の少ない選手をピッチ上に増やしてしまった。それで攻撃の停滞は改善されなかった。また、運動量の少ない選手の中には、守備をほとんどやらない選手もいる。そういう選手が増えると、あのようなセットプレーからゴール前でフリーの選手にやられるというとんでもない失態となる。

あそこは、闘莉王に代わって、西澤か永田を入れるべきではなかっただろうか。

同じ理由から、啓太に替わってセルではなく、啓太→濱田、ポンテ→セルにすべきだと思う。最近、引いてくる相手に対する対策として、攻撃4人残した上でボランチの1枚をポンテにするという戦術をとっている。これは得点力ではアップするかもしれないが、守備力は著しく低下する。今回の失点は守備ができる選手がもっといれば防げたと思う。

最後に大分について。

3バックが戻ってきて、エジミウソンも調子が戻ってきているので、ホベルトがいない分弱いが守備に関しては対人で行く去年までの堅守が戻ってきている気がする。
そしてもうひとつの特徴である、相手の長所をつぶす守備に関しても、4バック(あるいは高橋がマンマークしていた)にして原口を押さえ込んでいたので成功している。真ん中は3バックとエジミウソンでつぶし、浦和の左サイドはサイドハーフの高橋が下がってスペースをつぶしていたので、浦和は何もできなかったのだ。

ここ数試合で得点源だった、エジタカのコンビネーションと原口峻希の突破という二つしかない切り札が封じられてしまった。

問題は浦和がそれ以外を生み出せなかったことだ。
ミドルシュートとか、ボランチのゴール前への進出とか、セットプレーとかあってよかったと思う・・・。

対策としては運動量のある選手を出して、チーム全体の運動量を上げていくことだろう。


大分はものすごい喜びようだった。
けが人が戻ってきたり新加入選手がいたり、監督も替わり、大分はこれからチームの状態は向上していくだろうと実際に見て感じた。今回、試合の次の日に旅行してみると、大分は大分県だけでなく、九州北部の期待を背負っていることが感じられた。
残留に向けて、厳しい現状(あと5敗しかできない)のなか、面白くなっていくのではないだろうか。

非常に暑い・・・がたくさんの地元の方が応援に来ていた
九州石油ドーム

キャラクターのニータくんは、浦和のゴール裏までやってきて写真撮影に応じたり頭を下げたりしていた。
他チームのキャラクターでゴール裏までやってきたのは記憶にない。
ニータくん

大旗をサポに渡すギシとサポの間で激しいやりとりが・・・。双方とも本気なのだと思う。
ギシとサポの熱い

試合後、浦和のゴール裏は8割以上がブーイングに近い反応だった。
大旗を振っているサポーターの一人が、選手の前で大旗をピッチに投げ落とした。
他の選手がうなだれて歩き去る中、そのグランドに落ちた大旗に歩み寄って、大旗を拾いサポーターに渡したのは山岸だった。
大旗を受け取ったサポーターとの間では言い争いに近い感じになっていたが、熱い想いを双方から感じた。

選手の試合後のインタビュー(オフィシャル)では、選手によって気持ちに温度差を感じる。
それが心配だ。

九州の某都市でタクシーの運転手さんに聞いた話。
その都市にあるチームは地元の人に人気がなく観客数が減ってきているそうだ。

「弱くたって必死にやっていたら応援しようと思う。絶対に上に上がってやろうという熱さがあったら見に行くよ。すぐに監督のせいにするけど違う。お客さんはそういうのわかるんだよ。だから観客数が減っているんだ」

非常に共感する。


今回は「熱さ」で大分に負けたのだと思う。
芝や暑さのせいばかりではない。

大分はレッズ戦で非常に盛り上がり、対するレッズは暑さやピッチの悪さに気が乗らないし言い訳する気持ちがどこかにあるのかもしれない。

九石ドームが鬼門の理由はこの辺にあるのかもしれない。

ただ、浦和こそ、熱さではどこのチームにも負けないはずなのだ。
選手も、サポも、街も。















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Last updated  Jul 20, 2009 11:19:58 AM
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