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Jul 14, 2011
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カテゴリ:なでしこジャパン
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ドイツで行われているワールドカップで、なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)は、準々決勝でスウェーデンを破り、決勝進出を決めた!!

先日のドイツ戦の初勝利に続く快挙だ!


早朝にかけてのフジテレビで見たとき、ここまでの歩みを思うとこみ上げるものがあった。

・・・・

北京オリンピックや前回のワールドカップ。
アジアで勝てるようになった日本に立ちはだかったのは、フィジカルで圧倒的な優位に立つヨーロッパ勢だった。

世界ランキング1位のアメリカ、W杯3連覇のドイツ、今回のスウェーデン、イングランド、オーストラリアやニュージーランドでさえ、楽に勝てる相手ではなかった。

北京では、ノルウェーを破って、初のベスト4となるが、やはりアメリカとドイツには相手にならずに、メダルに手が届かなかった。

なでしこジャパンが、世界に対抗できるようになるためには、フィジカルの強い相手にどのように対抗するのかがテーマだったといってもよい。

・・・・

北京オリンピックで、メダルに届かなかったとき、佐々木監督はこう言ったと言われている。

「今回4位だが、上位3チームはいずれも優勝を狙っていた。うちだけが、ベスト4が目標だった。だから勝てなかった。だから、なでしこジャパンは世界一をめざす」

当時の上位3チーム(アメリカ、ドイツ、ブラジル)との実力差から言ったら、無謀と言っていい発言だった。

だが、この時から、なでしこジャパンの目標は実は世界一だったのだ。

・・・・

なでしこジャパンの本当の強さの秘訣は、この指揮官にあると思っている。

世界一になるために、北京オリンピックの直後から、選手発掘をはじめ綿密な準備を始めたのだ。

選手ということでいえば、経験を積んで不動のレギュラーとなった岩清水とともに、守備の要としてCBでコンビを組んだのは、浦和レッズレディースの熊谷紗季選手。なんとまだ20歳だ。

もともと、熊谷選手は、ボランチの選手。日本代表や世代別の代表には選ばれていたが、一年前はフル代表でレギュラーをとれる選手ではなかった。だが、その日本人離れしたフィジカルに注目してCBに抜擢。

見事にレギュラーをつかんでいる。

GKも今回は、海堀がレギュラーをつかんだが、前回は山郷(浦和)、その前は福元が不動のレギュラーだった。特徴の異なる3人の選手がしのぎを削っている。

一番レギュラーが決まっていないのが、左サイドバック。
ここは、攻撃が得意な鮫島がレギュラーとなり、見事に大活躍した。

右サイドは不動の近賀。だが、その前の右SHには大野。
大野は、これまでCFだったが、今回はCFが安藤で大野が右SH。
これが大当りで両方の特徴が生きた。

ボランチは、澤と阪口。この二人は、佐々木監督が就任依頼の不動のレギュラーで連携はばっちりだ。

左サイドも不動で、フリーキックの名手の宮間。

安藤とコンビを組むCFは、永里。
今年ドイツに渡り、チームのエースとして女子のチャンピオンズリーグで、決勝進出した。

だが、このスウェーデン戦に関しては、その永里を下げて、川澄奈穂美。
それが大当りした。

このように、佐々木監督は、このワールドカップにおいて、控え選手も含めて、それぞれのポジションのベストメンバーを揃えたのだ。その中には、本来のポジションでないのに、コンバートしてそろえたメンバーも含む。

はっきりいって、レッズレディースの試合はよく見に行っていたが、川澄奈穂美という選手はそんなに印象がない。点を取られたという印象もない。

どうして、そんな選手を見出し、大一番で切り札として使えるのだろう。

また、北京のあと、なでしこジャパンの選手は、大量に海外に進出した。行った先は、アメリカとドイツのプロサッカーリーグだ。そこで、常に両国の選手とやりあうことで、フィジカルの強い相手に対する苦手意識も払拭されたのだろう。


佐々木監督の選手の洞察力はものすごいものがある。
(よく佐々木監督は駒場競技場で見かけた)

・・・・

そんな佐々木監督の著書が
「なでしこ力」
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=3787133

そんな経緯が詳しく書かれている。

また、女子の部下がいて、モチベーションを高められなくて困ってる男の人もこの本は参考になると思う。

「なでしこジャパンは、2011年、チーム結成30年の節目の年を迎えた。
 僕は、コーチとして2年間、監督としての3年間で、彼女たちを通じて日本の女性に備わる様々なパワーをたくさん知ることができた。
 そして、これらの力がすべて100%発揮されたら、今年6~7月に行われる女子ワールドカップ・ドイツ大会で、なでしこジャパンは世界の頂点に立てるのではないかと、僕は今本気で感じている」

これは今のインタビューではない、今年1月に発売された、「なでしこ力」のまえがきに書いてある言葉なのだ。

・・・・

なでしこジャパンのサッカーは、一言でいえばパスサッカー。
世界で、「バルサ」のサッカーのようだと賞賛されているが、実際にスウェーデン戦をみてびっくりした。

北京五輪の頃と比べて、格段に進歩していた。

あの当時から、パスワークのサッカーだったが、バルサのようだと言っていいほどの高みまで上り詰めていると言えるくらいになっていた。

攻撃面では、全体をコンパクトに保ち、パスで崩す。
また、一人一人がテクニックに優れて、ボールを奪われない。
そしてパスを高い位置で奪われても、すぐにFWが奪い返す。

守備面では、FWが前線から運動量多く激しくチェックをかけて、得意のロングボールを蹴らせなかった。

フィジカルの強いチームが得意としているのが、ロングボールから、サイドを突破してセンタリングを上げて、中央の高い選手がゴールを決めるという、速くて力強い攻撃。この攻撃を出させてしまったら、止めることは不可能だろう。

スウェーデン戦では、一度も相手にこの形を作らせなかった。前線で、ボールをもった相手に対してチェーシングして数的有利をつくり奪い返した。

豊富なスタミナとチームの連携がなければできないこと。
まさに、オシム監督が目指した、ポゼッションサッカーなのだ。

・・・・

ドイツ戦のヒロインは丸山。
スウェーデン戦のヒロインは川澄。
出番がなかった選手が出てきて結果を出している。

決勝では、個人的な希望は、潰れやくとしてこれまで影で得点に貢献している安藤選手に、ゴールを決めてもらいたい。


男子ワールドカップの決勝戦は、スペイン対オランダ。
豪快で力強いオランダのサッカーはアメリカ、パスワークのスペインは日本。

非常に楽しみだ。


ぜひとも、夢の世界の頂点へ!!




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Last updated  Jul 15, 2011 12:20:27 AM
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