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テーマ:今日の出来事(287896)
カテゴリ:つれづれ日記
最近、オペラ公演を見に行ったことがありますか?
昨年40年ぶりに来日した世界的歌劇団ドレスデンオペラを家族で見に行った。 目の玉が飛び出すほど高かった。演目は「薔薇の騎士」。
その雰囲気に圧倒された。近くには羽田元総理もいた。 経験したことのない別世界だった。感動の渦に巻き込まれた。
どういうわけだが今度は東京大学歌劇団の第29回講演に行くことになった。 東大生や、OB,そして一般の社会人が参加している。 文化貢献するために、手弁当での年二回の無料公演だ。
演目は、歌劇「マノン」。
大道具も小道具もすべて団員の手作りだ。
学生も社会人も必死に熱演している。 歌声もいい。次第に引き込まれていく。席もほぼ満席。
筋を軽く紹介しよう。 舞台は18世紀のフランス。
近衛兵のレスコーが従兄弟のマノンを修道院に送り届けるために迎えにいく。 マノンのあまりの美貌に驚く。マノンは享楽的な性格ゆえ、修道院に入る ことになっているのだ。
しかし、偶然であった騎士デグリューと一目惚れ。 手に手を取り合ってパリに駆け落ちする。 貧しくとも幸せな生活がつづく。
貴族であるデグリューの父が、ついに息子を見つけ出し連れ去る。 マノンは打ちしがれるが、すぐに裕福なブレテテニーとの優雅な生活に入る。
一方デグリューは彼女が忘れられず、騎士を捨て一生誰とも結婚しない という誓いを立て、修道士の道を歩む。
美貌の女王マノンは、その美しさに一層磨きがかかる。 しかし、元彼の現状を知り心が動く。 修道院に彼に会いに行くが、彼はつれない。
しかし、再び愛の炎がめらめらと・・・・・・ そして二人にやがて悲劇が。
第5幕約4時間の上演。
ブラボー、ブラボー・・・・。鳴り止まぬ拍手。
地元の観客も多いのだ。 これが無料?
東大生もなかなかやるもんである。 応援したくなった。
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