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カテゴリ:父の思い出☆.。.:*・°
数年前、父と私がそれぞれ一人暮らしをしていた時、 週に1回、夕食を作りに父を訪ねる習慣でした。 ある日、雪が降って、帰る私に父が、雪の日の歩き方のコツを語りました。 それは、たとえば私の足のサイズが24cmなら、 一歩で24cm分しか前進しないつもりで、少しずつ歩きなさい、といった主旨でした。 大股に歩こうとすると、 重心を前に移動させることが予想以上にできなくて、 すべって、腰や後頭部にダメージを受けるから気をつけてね、ということでした。 その後、父は病気が発覚して、1年間、何度か入退院して、亡くなりました。 暑い季節にも、寒い季節にも入院しました。 入院期間中は毎日病院に通ったので、 中には、雪が降って、気温が零下の時もありました。 父はきっと、私が病院の行き帰りに転ばないか心配だったと思います(´∀`) でも、雪の日の歩き方を父に教わって以来、 雪の日に転んだことは、まだありません(・∀・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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