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最近、佐々木丸美さんの本にはまっている。初めて読んだのは10年以上前。あの頃は主人公の少女に近い年齢で、少女の気持ちになって読んだ。今は、少女のあこがれの人よりもずっと上になってしまった。その分客観的に読めるかな。でも読んでいるとのめりこんでいく。
最初に読むなら「雪の断章」これは孤児シリーズの一番始めで、何年か前に斎藤由貴さん主演で映画化されたとか。私は見てないのでわからないけど。殺人事件がでてくるが、推理小説というより純愛小説だと思う。次に「忘れな草」「花嫁人形」と続く。主人公は替わっていくけれど、前に起きた出来事や人が複雑にからみあってとてもおもしろい。独特の雰囲気や言い回しに疲れることもあるけれどそこがまたいいところ。館シリーズでは、「崖の館」から始まって「水に描かれた館」「夢館」と続いていく。ファンタジックミステリーと書いてある。人里離れた崖の館で起きる事件、こちらもよく読むと前の孤児シリーズでちらっと出てきた人がいたりしてそういうのを見つけるのもまたおもしろい。この他にも「恋愛今昔物語」などがある。今はもう作家活動をされていないので、絶版になってしまっている。読むには、古本屋で買う、図書館で借りるということになる。私も近くの図書館には2冊しかなかったが、他から取り寄せてもらった。全部読んだことがあるのかわからないが、できるだけ出された作品を全部読んでみたい。 佐々木丸美さんで検索するとファンのかたのHPがあるので詳しく知りたい方はそちらを見て下さい。ファンのことをマルミストというらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002年06月12日 20時34分56秒
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