【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

ヒヤシンス*朝カフェ:感動したことは必ず人に話す☆人間は一番近くにあるものに影響を受ける

ヒヤシンス*朝カフェ:感動したことは必ず人に話す☆人間は一番近くにあるものに影響を受ける

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ヒヤシンス。

ヒヤシンス。

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

ynyjjyk@ Re:タイの宣教師女性(07/14) <small> <a href="http://hb.afl.rakuten…
ヒヤシンス。@ Re[1]:現実生活を小説にしてしまえばいいんだ。(09/02) きらり510さん、こんにちは。カボチャ6コ…
ヒヤシンス。@ Re[1]:鉱物から護られる時がきた(07/25) 火水ハヌルさん 返事おくれました。わ…

Freepage List

2006年10月02日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
「ガラシャ夫人」を恩寵無限の世界に引き込んでいったとされるのが、キリシタンの女性清原佳代という人物であるという。三浦綾子さんの小説「細川ガラシャ夫人」、心に残しておきたいセリフを二点あげるならば、この場面。(玉子(ガラシャ)に語った佳代のセリフから編集抜粋)

◇◇◇

■「佳代は真心からお祈りいたしまする。汗の出るほどに・・この祈りを何としても、神にお聞きどけいただかねばと、切に切に思いまするとき、おのずと、汗も涙も出るものでござります。・・人様に少しむずかしいことをお頼みするさえ、わたくしどもは必死でござります。まして、聖なる御神におすがりいたしまするには、心をこめて、切に切にお祈りいたさねばなりませぬ」

玉子に似て、妹かと噂されるほどの美しい目鼻立ちの佳代は、その白い頬をうっすらとあかくした。「お聞きとどけくださりますとも。神父(バアデレ)さまは、神さまは祈りを聞き給うお方だと仰せられました。ただ、その祈りの聞かれる日が、遅いこともあり、また、聞かれぬように見えても、それが神の応(こた)えであることもありますとか・・」

◇◇◇

■「もろもろのご苦難が、お方さまにとって、大きなご恩寵とお思い遊ばすことができますように、という祈りでございます。(祈りは朝夕はもとより、機(はた)を織ながら、歩きながら、毎日欠かさず)人の一生は、苦難の連続かも知れませぬ。無事ご帰城なされても、また別の、もっと大きな苦難が待っているかも知れませぬ」

「苦難の解決は、苦難から逃れることではなく、苦難をデウス(天主)のご恩寵として喜べるようになること・・」苦難が苦難である人には、いつまで経っても、苦難の解決はない。けれども、苦難がご恩寵と喜べる人には、もういかなる苦難も、苦難ではない。「はい、喜びの中に苦難は住めませぬ」「・・天主様のお助けがあれば・・」(可能であるのだという)

◇◇◇

所感

「切に祈るとき、汗も涙も出るもの」という箇所は、祈りとは人に物を頼む時の必死さとして、祈りのイメージがわいた。通じるような気がしてくる。祈る対象の神とは、人と同じような・・という身近さ。と、もう一つ。「苦難は恩寵」・・そのように思うとき、どのような与えられた情況も思い方で喜びになるという発見。今という今を、「恩寵無限」と感じさせてくれます。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006年10月02日 09時38分41秒
コメント(0) | コメントを書く


PR


© Rakuten Group, Inc.