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腸を洗う。腸という道。この道を洗うとは、先祖までも洗う・・ということではないか。
職場のO子さんの咄嗟の一言が、神経にさわる。(この物いい)このものの言い方・・変なものを食べた時の舌に残るイヤ感。ふっと、その人の姿に母の養母が重なった。60回忌だったか、最後の法事に行かなければ、ならなかったのだが、健康を害し、結局は行けず、父だけ参加したという話は、もう3年程も前のことか。 (行きたくなーい)強烈な葛藤があったのだと。体に合わないものを飲んで、意識がなくなり、死にかかったのだと電話で言っていた。行きたくない思いは、行かなくてもすむ大きな理由づくりを実現させた。親戚はそれは大変でしたねと納得しただろう。「行きたくないと思っただなんてお母さん・・育ててもらった恩があるというのに・・」 「あなたに言っても・・わからない」(わかってもらえない)とてもガミガミ小言の人で、若い時、早く家を出たい、親から離れたーい!強烈に思ったという。思春期に本当の母でないと知ってから、強烈に怒られることがあると、(やっぱり本当の親じゃないから)って、心に思うことがあったとか。 その方は私が生まれる前にはすでに霊界に行っていたので、享年50歳だったか。早死にだった。その人の夫は別な女性もいた。その別な女性との間に出来た子もあったが、早くに亡くなったそう。家系図を作るのに戸籍を取り寄せして、大きな紙に家系図を書き出していった時、いろいろな人々の品行方正でないことがらがあかるみにされた。 孫によって。母がそれを見て、「あんたって、なんていう人なんだ」ちょっとおそろしくもある・・といった顔で。話それたが、養母の生年月日で、その人物を想像した。テレビでの映像キャラクターとしては、小池栄子さん、浅野ゆう子さんが、養母と似たタイプの命式の人だった。私は親しみを持ったし、母を育ててくれてありがとうという気持ち。 血は繋がってなくても孫らしい感情をもった。私にはおばあさんが、5人いる。夫の祖母二人も合わせて。その方々を研究してみたことがある。共通して似た命式の方々の集結だった。皆、古くまで、生きれば、色々な宿便を心に持つだろう。わだかまって。別れられない思いの数々。なぜ、ここまで、話を広げてしまったか。 職場O子さんの刺さるモノイイに、私は、とっさに、母が養母に持った思いが来た。母の養母はこういうタイプの人だったのではないか。O子さんも大変損なタイプで。いつもちょっとした一言で、人の気分を害している。私に言葉を刺したあと、上司に呼ばれて注意を受けていた。言葉遣いやちょっとした事項にも細かい上司でもあり。 言葉遣いの間違いを指摘されていた。その様子が私の視野に入ったため、クスッっと笑ってしまった。それもあり、その人のことが、自分の意識に留まった。なぜ、さっと、流れないかなあ・・この人のこと。このことを通して、なにかを考えるべきことがあるのだろうか。私は、いつか、その人が、自分のおばあちゃんに見えたことがあったのだ。 赤ちゃんで、はいはいしている私。「いらっしゃーい」その人がおばあちゃんの立場で、両手をさしだし、赤ちゃんのはいはいを促すように、目を細めている姿。O子さんはおそらく50代くらいの年齢で独身。愛する人を事故で亡くしたのだと言っていた。おんぼろアパートに住んでると自己紹介をする。そもそも、おばあちゃんのような田舎の人のしゃべりをする。 その人は悪気のある人ではなくて。その人の持つ特徴。というだけのこと。上司に注意を受けたあと、つっけんどんに、くびすをひるがえし、その場を立ち去るとき(コうるせーな)という心の声を感じさせるようなドスドス歩き方。ああ、そんなとき、「大変失礼いたしました。以後気をつけます」静かにおじぎ。という所作をすれば、素敵な女性なのになあ。 私はテレビのお笑いをみるように、笑いながら。母のこと、養母のこと、また、その他のおばあさんたちのことをおもった。私自身を研究すると、実母との縁は薄く、祖母に縁が深いとあるのだ。私は、また思う。祖母たちの嫁姑関係を考えた時、どんなに、キツイ姑役を演じただろうかと。インスピレーション・ベッドにうつぶせに体を伸ばしたとき、考えたんだ。 人類始祖エバさんのこと。エバはカインとアダムを生んだ。人類の系図はそこが始まりだから、当然、嫁がいて、孫がいて。エバさんと嫁さんとの関係とは、今の嫁姑関係におけるイヤ感は、そこに当然あったはずだ。ここまでの話は、よその家のどうでもいい話なのだが、人類始祖エバさんにまで、さかのぼって考えるなら、意味ある例題となる。 みーんなお腹に黒い毒を溜めている。古くて、臭くて、ガビガビに固まって、カチカチに腸に張りついて、びっしりくっついてる汚れ。厚い壁が何層にもなってるため、壊しようがないほど、堂々とした存在感になっていて。もともと在るものという厚顔のあつかましさで。あまりには、腹に溜め込み過ぎると、生きるのが、どんなに苦しく感じるのだろうか。 宿便についての話をしたかったのだ。【宿便とは滞留便。胃腸の処理能力を超えて負担を掛け続けた場合に腸管内に渋滞する内容物】前に食べたものが消化して便として出来上がったのだが、出て行きそびれてしまった。そうこうしているうちに、そこにくっついて居座るようになっちゃった。事故で死んだのに、死んだと気づかない、理解できない霊人のように。 本当は死者として、霊界に行かなきゃならないのに、うまくお空に昇れないコたち。そういう浮遊霊のように、成仏されない便たちが、あっち、こっち、くっついて、腸を澱ませている。そのコたちを成仏させてあげようとしている。今、日中の断食を通して、朝いっぱいお水を流し込んであげて、湯たんぽで腰を温め、毎日走ったり、温冷浴やったり。 寝る前に、玄米菜食や酵素、スピルリナ、ビール酵母なんかのサプリメントを水でドロドロにして流し込み、汚れを浮き上がらせるという腸内パックをやってます。日中14時間は、口にしないという絶食期間をつくってあげ、モチリン効果を高めようと、代謝酵素を促してあげ、年に一度の大掃除をさせていただいています。 普段、なかなか、しっかり、きっちりできません。イスラームの方々が、このラマダーンの時期に断食をいっせいにされますので、その方々の勢いにあやかって、なんとか、一人で試行錯誤しながら、やれてます。今年の朝の飲食ストップがかかる曙時間が早く、朝3時台だったのです。それより1時間早く起きて水飲みをするというのは私のオリジナルです。 トンネル内をジョギングというニュースが何週間か前にやってました。監視カメラがついてるので女性でも安心というもの。それを見て、私も地下鉄内の通路を昼休み歩いてる!両手は頭の上で組んで、胸上半身を全体的に前に突き出すようにして、背筋伸ばし、足は早歩き。それを5分ぐらいやってます。午後からの仕事に、集中力が増すかんじ。 天のお父様、インスピレーション・ベッドにうつ伏せに体を伸ばした5分のひととき、私は腸を洗う人。この腸の道。私の腸だけだったら、5分で拭き通せる。私が地下鉄入り口から入って出るまでの出口迄の時間は5分)神様、私が代表選手で、断食掃除係担当します。氏族の人々が生きた道は後悔も無念も悲しみも孤独も多かった。 それらをね、私が洗いましょう。掃除屋という専門職を引き受けましょう。デッキブラシとたくさんの水でしぼった布巾をいっぱい袋につめて、毎日、毎日、掃除し続けましょう。私が生きるということは、掃除して私が通る道をキレイにしていくということ。それが、あたしの生きる道なんだ。意味ある生きる道。そういう人が氏族に一人いたっていいじゃない。 「コールセンターの恋人」テレビショッピングMCの南極アイスさん表舞台に立つ彼女が、裏方クレーム処理担当の場を一旦離れる青山響子さんに言う。最終回の場面。「その声は青山響子。どんなコかと思ってたら、こんなに若いコだったのね。あなたのような人がいないと、私がおもいきり暴走できなくなって困るじゃない」 天のお父様、表舞台に活躍するものが実子なら、裏方でクレームまみれになって人生をすぎゆくものは、まるでシモベです。あなたは、表と裏をつくられました。天のお父様、あなたは、先に子の前にしもべを創造されたのです。あなたは日の出の前に曙を、先の順番にされたのです。けれども、後のものが優遇されました。 神様、あなたはイサクの前にイシマエルを地上に誕生させました。イシマエルは兄であるはずなのに、イサクが誕生すると、その存在をうとまれ、アブラハムの家を出ていかなければなりませんでした。イシマエルの母は、アブラハムの正妻サラのつかえめでしたが、サラが子ができないということで、後継ぎを残すため、つかえめの女を夫の寝床に添わせたのです。 イシマエルと共に追い出された、その母は、うらみをもったことでしょう。ハガル。あんまりですと。砂漠で喉も乾き、これからわが子と、どう暮らしたらよいのかと、途方に暮れ。神様、その母子は、それから、どういう道を辿ったのですか?断食を通して、私はイスラームを少しだけ知ることとなりました。この断食の期間を通して、そのうらみという宿便が水に流されないといけません。 神様、兄弟のわだかまりを解き、妾と正妻のうらみを解き、姑と嫁のうらみを解き、しもべと実子のうらみをとき、どうぞ、私の先祖の人々がきた道を整理させて下さいませ。どうぞ、日の出より、先にあけぼのを愛するというささやかなこの1ヶ月の早起きを通して、どうぞ、つっかえた、つまった岩を押し出して下さいませ。 神様、こうして書きながら、私の腸が泣くのです。えんえんえんと。胸を震えさせながら。このぐにゅぐにゅした腸の道が泣くのです。動き出したー!今まで、べっとり、くっついてた汚れが、強力な壁となって、腸が人口腸のように、感情を表に表わすことをしなかった。けれど、腸内の壁が毎日、ちょっとずつ剥がれ落ちて下に流れていくので、ちょっとずつ本来の姿を顕わしつつあります。 神様、私は表と裏を選べと言われたら、裏のカードを選びます。なぜって、私は偏官の女なんですから、裏方の仕事の方が性に合ってるのです。けど、裏方とはいえ、もともとの出は神様、あなたが、そもそもの出所なのですから、私は、体はしもべでも、心は実子です。あなたの子です。 青山響子さんの父は、刑務所にひかれた過去のある屈折した男でしたが、その祖先を辿れば、出所はあなたの懐です。青キョンは、もともとは神様から出発している。私も。その先祖は屈折した過去があったがゆえに、青キョンがクレームまみれを掃除するように、私は宿便まみれを掃除します。罪を洗う人になります。 神様、あなたは天使長ルーシェルというカッコイイ有能な秘書を創造され、あなたの自慢でもあったはずです。また、その秀麗な美貌や有能さは、あなたに似せて造られたのではないですか。本来、あなたの長男のような存在。けれど、他のものを創造するのに忙しく、神様はゆっくりじっくり、ルーシェルを可愛がるゆとりがなかったのです。 万物を創造しきったあと、その大仕事のあとに、アダムとエバを創造され、おおきな達成感があられた。やっとひといきつけたのです。だから、余裕をもって、可愛がることができた。アダムとエバを。先のものが損するようになってしまった。ですが、損得とかじゃなくて。神様の心の内を理解したい。 自分の腸の道をずんずん片付けていく。先祖の一人一人を洗いに行く。ずんずん、さかのぼって、デッキブラシと雑巾もって今日もいく。神様、あなたの心の内にも入っていきたい。あなたの腸にも入って行って、洗ってあげたい。そのたまった、悲しみを、たまったわだかまりを。あたしはそこに向って進んでいく。(2009・9・13 日曜10時) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年09月13日 10時07分24秒
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