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ひよきちわーるど

ひよきちわーるど

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2005.05.22
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カテゴリ:カテゴリ未分類
思うところあって
自分の 以前の日記を読み返してみました。

特に2年前の初夏の頃の日記。
精神的ショックを受けた頃ですね。





あんなに大きなショックを受けたというのに
日記の中では
割と冷静なんだなと思いました。

いや、言い換えるとするならば
冷静だったのは日記の中だけであって
日常生活の中では
食べられない眠れない日々が続いていた頃でした。

10キロ落ちちゃいましたね。






思いますに この「ひよきちわーるど」の中では
自分の思うこと、言いたいこと、
たくさん書いてきたつもりではあったのだけれど

本当に辛いことや
心から嬉しく思ったことなど
やはり 日記には書いていないんです。

言葉にできないのでしょうね。









自分自身、時折この日記の中において
お笑い系の日記を書くこともございますが

大体そんな日記を書く時というのは
本当に嬉しいことがあった時か
とても悲しいことのあった時なんです。

どちらかです。









オフ会でお会いした方は御存知だと思いますが
本来のひよきちはとても無口で

どちらかと言いますと
自分が話をすると言うよりは
人の話をじっと聞く方が好きです。





ですから お笑い系の日記が
何で自分の中から突然飛び出すのだろうと
時折わかんなくなる時があるんです。

楽しいことは好きですし
明るいことも好きですが

自分でその場を盛り上げるとか
そういうタイプでは全くありません。

普段の生活の中では さほど冗談も言いません。






ですので 普段のひよきちを御存知の方が
この「ひよきちわーるど」をご覧になったとしたら
(特にお笑い系の日記をご覧になったときには)

これが本当にあの人のサイトなのだろうかと
疑いの気持ちをお持ちになることでしょう。









2年前の あの頃の日記を読み返してみますと
やはりお笑い系の日記を書いているんですね。

当時3歳だった甥のことを書いた日記でした。



その日記を書いているときですら
やはり眠れない日々が続いておりまして

身体は相当辛いのに、睡眠を要求しているというのに
頭がさえてしまって 
夜、眠りの中に入ってくれないんです。



あの頃 一体どういう思いで
そのお笑い系日記を書き綴っていたのだろうと思うのです。






この楽天日記は匿名性の高い日記ではあるけれど
やはりそれでも 
自分の心の内を全て書き綴ることなんてできない。





思うことはたくさんありますし
文章を書くことが嫌いなわけではありません。

それでも 書けないことは多く出てきますよね。










大切なことほど

本当に伝えたいことほど

文章にできないのかもしれません。












2年前、ショックを受けたその日の朝

気がついたら
家の玄関のところに座って靴を磨いていたんですよね。

あとからあとから
涙が落ちてくるんです。

ほっぺをごしごしこすりながら
靴を磨いておりました。





夫が心配して
玄関にまで来てくれるのですが

夫にも何を言ってよいものか分からず
困ったような顔で笑いかけました。

それが 私にできる精一杯でした。






今ではあの頃のこと
まるで写真のように思い出すんです。

窓に広がっていた外の景色ですとか
緑の葉っぱが風に揺れていた様子ですとか

机の上に置かれていたいろんな本。
部屋の中の様子。

テーブルの上に並んでいる食事。

その食事にほとんど手をつけなかったこととか
その他いろんなこと。









そんな日々が5ヶ月も続いた
その年の秋のこと。

友人から美しい写真が届きました。






それまで ご飯をみても食べたいと思えなかった。
疲れ切っているくせに眠れなかった。
どんなに長く寝ても3時間が限度だった。

そんな 食べること、睡眠を取ることという、
生きていく上で必要な欲求がなくなっていたんです。




正直言って もういいやって思ってた。







でも、友人から届いた写真を見て
その言葉を読んで

あたたかさが心の中に流れ込んできました。




その人の心の中に広がる風景は
なんてあたたかいのだろうと思いました。





その夜 5ヶ月ぶりに「お腹空いたな」と思いました。
ご飯を食べてみようという気持ちになりました。

そしてその夜は 本当に久しぶりに
朝までぐっすりと眠ることができました。

朝まで一度も起きずにすんだんです。

眠るときにね
その美しい写真のことを 
そして友人のあたたかさを思いながら
毛布にくるまったんです。







その友人は
私がこのネットの世界で生きていく上において
灯台のような存在。

私も友人のように
あたたかな人になりたいと思うのです。






その人のそばにいるときには

何だか

心が澄みとおっていきます。












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Last updated  2005.05.22 22:59:30
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