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ひよきちわーるど

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2005.06.16
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今日はダウンしています。
今頃 上京の疲れが出てきているようです。

ですので 今日は全ての用事をキャンセル。
この憂鬱な天気の影響か、むち打ちの症状も出てきています。




・・・どうも疲れがピークに達すると喘息の発作が出てくるようで
それで今、発作も出かけておりまして ちょっと危うい状況です。

本来ならば 今日は午前、午後、夜といくつも用事が入っていたのですが
大事をとって全てお断り致しました。






近所の高層マンションの建設工事 とうとう始まりました。

しばらくは工事の音に悩まされることでしょう。
私自身、音自体はそれほど苦にならないタイプなのですが
むしろ 我が家の窓からの景色が一変してしまうことの方が痛手です。

あと半年もしましたら
この窓から見えるものは無粋な高層建築物なのです。













日々に疎くなりゆく者よ

一生(ひとよ)かけて

あてなく君を想へと言ふのか







ずいぶん昔に作った歌です。

若い日にいくつかの恋をしまして
その恋を終わらせたときの歌だと記憶しています。




恋をしておりますときに
「この恋はだめになるな。」と感じたことはありませんか?

そう、相手の人がとても楽しい人で
お互いに趣味も合致して
ツーカーの仲であったとしても。








趣味も好みもぴたりとあって
ユーモアのセンスも一緒で、
そんな人との恋は楽しい。

「あれ」と言えば「ああ、あれね」で通じるし
相手が何を求めているか、何に興味を持っているか 何となく勘で分かる。



・・・10代後半の頃、そういう人と恋をしておりました。

相手は完全なる理系。
私は文系。

脳の構造自体が違うのではないの?と
お互い思うほど考え方も違っていたけれど

趣味も合っていたし、ユーモアのセンス・・・
例えば何を面白いと感じるかという点が見事に合致していたこともあり
その人との会話はとても楽しいものでした。




けれど何となく
この人との恋は終わるだろうと感じていました。

お互い、大事にするものが違っていたのです。



そう、どんなに趣味が合おうが、好みが一致していようが
「これだけは譲れない」というものが一致していないことには
必ずその恋は終わってしまう。








私は 人を大事にできない人が嫌いでした。

彼の言動を見てみるに
ちらほらと、他人に対する冷たさがつきまとっていました。

そしてお互いの宗教観の違い。

おそらくはそれが決定打(?)になったと記憶しています。






結局その恋は終わってしまったわけですが
今ではお互いによい友人です。

もちろん、今、初めて彼に出会ったとしても
恋愛感情を持つことなどあり得ません。

あれから20年。
私もだいぶ変わりました。













夫とは 趣味も好みも性格も何もかも違います。

そう、同じなのは「現住所」だけ(笑)です。




話をしておりましても全くかみ合いません。

彼がスノボのことを話しましても
私にはさっぱり分からない世界ですし
全く興味もわきません。

私が万葉集のことを話しておりましても
彼はいつの間にか眠っております(こらこら)。






ユーモアのセンスもかけ離れております。

同じ番組を見ておりましても、全く違うところで笑っております。







行きたい旅行先も全く違いますため
海外旅行などまだ行けておりません。

彼はヨーロッパが好きなのですが
私は古代文明発祥の地が好きで

はっきり申しまして 時間とお金と労力を費やしてまで 
彼の行きたい旅行先についていこうという気が起こらないのです。

ひよの場合、体力がありませんし
健康面のことを考えますと余計です。

だけど彼も私も
1人で自分の生きたいところに行くというのはつまらない(笑)。








・・・よくぞここまでバラバラな私たちが
結婚したものだといつも感嘆(笑)しております。









けれど 私は彼の心のきれいさが好きでした。

人を大事にする人でした。

宗教観も全く一致。
信仰の面では 彼は私の大先輩であります。

同じ信仰を持つ者として
お互いに切磋琢磨していけるというのも実に有り難いことではありました。





彼は私にとって配偶者であり
親友であり 兄であり 戦友でもあります。










恋をして 自分の生活がだらしないものになるのならば
その恋は本物ではない。

相手の心の中に美しさを発見し
それをかけがえのないものとして想う。










本当の恋は

人を 

深く謙虚にすると思うのです。














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Last updated  2005.06.23 13:51:28
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