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テーマ:タイガース党(8277)
カテゴリ:阪神2011
榎田プロ初星!虎最下位も連敗も脱出や~
頼りになるで!! 阪神はD1位・榎田大樹投手(24)=東京ガス=の力投で連敗を「4」で止め、最下位を脱出した。貴重なリリーフ左腕・江草仁貴投手(30)をトレード放出した日にルーキーが七、八回をゼロ封でプロ初勝利。危機感を力に変えた左腕を軸に、さあ反攻や!! 実感なくお立ち台に上がった。落ち着きなくスタンドに視線を泳がせた榎田は、ようやく知った。プロ初勝利。記念すべき1勝は、満点の投球で勝ち取った。 「まさか自分に勝ちがつくと思わなかった。ヒーローインタビューで実感しました」 七回を3人で抑えて八回もマウンドへ。一死から片岡に左前打を浴びたが、新人離れした安定感を証明した。「走られて安打で同点が嫌。目で走者を抑えたり、間を変えた」。片岡を一塁にくぎ付けにしたまま栗山を空振り三振、中島も遊ゴロ。圧巻の2回ゼロ封。四回降板の下柳は勝利投手の権利がなく、意外な白星を九回にベンチで伝えられた。 「しっかり抑えて勝ちがついてよかった。小学校から社会人までやってきたから、携わってきた人たちに伝えたい」 野球を諦めるタイミングは何度もあった。福岡大では3年春に19奪三振を達成。「プロにいけるかも」。意識し始めた矢先に故障に泣いた。教員免許も取った。東京ガス野球部に入部できたのも「たまたま枠が空いたから」と振り返る青年が、ここまで辿り着いたのは信念があったからだ。 「投手をしたかった。唯一、投手をやらせてくれるのが福岡大だった」 小林西高では登板過多で調子を落とし、3年時は一塁での出場も増えたが、野手転向の考えはなかった。父・晃さんの持論は「投手は左がやるもの」。気がつけば右利きの少年が左で白球を握っていた。 「小学校の時は捕手をやりたいとも思いました。でも、いまは左でよかった」。投手の面白さに目覚めたのは中学時代だ。「ホームに投げてるのに一塁走者が戻って楽しかった」。けん制はピカイチ。その快感を満員の甲子園でも体現した。プロ初勝利を挙げ、1勝の沢村(巨人)、2勝の福井(広島)らが先行する新人王レースにも名乗りを挙げた。 連敗を4でストップ。1日で最下位を脱出し借金を「5」とした。真弓監督は「頑張ってくれているんで(白星が)ついてよかった」。試合前に江草のトレード放出が決定。数年チームを支えた左腕を放出したのも、心強い一枚が加わったから。その危機感を力にした新戦力は誓った。 「(お立ち台は)緊張します。野球してた方が全然いい(笑)。勝利に貢献できるように投げたい」。新たな救世主が、カクテル光線の下で輝いた。 阪神・ルーキー榎田、好救援でプロ初勝利 堂々たるマウンド度胸とは“真逆”のがちがちのヒーローインタビュー。好救援でプロ初勝利を挙げた阪神のドラフト1位左腕の榎田は「まさか自分に勝ちがつくとは思っていなかった。素直にうれしい」とお立ち台で笑みをこぼした。 1点リードの七回から4番手で登板。いつも通りの落ち着いた投球で七回は三者凡退。真弓監督は「球数も少ないし、いけると思った」と八回も左腕に託した。1死から安打を許しても、栗山をスライダーで空振り三振に仕留めるなど、後続を断った。 東京ガスから即戦力の期待を背負って入団。開幕1軍を勝ち取り、シーズンに入っても安定した投球を続けた。いつしか守護神の藤川につなぐ重要な任務を授かり、ついに白星にたどり着いた。ウイニングボールは両親に渡すという。「この気持ちは両親はもちろん、今まで携わってきた人たちに伝えたい」と初々しく話した。 阪神・球児が3人斬り!今季8セーブ目 阪神・藤川は2点リードの九回を三者凡退に斬って、今季8セーブ目。試合後は榎田のウイニングボールとは知らず、記念球をスタンドへ投げ込み(後で球団関係者が確保)「誰が勝ったかわからんし…」とポツリ。この日は4連敗中とあって、下柳が4回で降板。八回に小林宏は登板せず、七回から調子のいい榎田が2回を投げる必死の継投だった。球児は「これで1年間戦うのは難しい。先発に勝ちがつけば一番いい。それだけです」と複雑な胸中を口にした。 阪神・城島、攻守で躍動!盗塁2度刺した 阪神・城島が攻守で躍動。1点を追う四回無死一塁から右前打で好機を広げ、逆転を呼び込むと、五回の守備ではパの4年連続盗塁王・片岡の盗塁を阻止。四回の中島と合わせ、2度の盗塁阻止に成功した。「(安打は)新井が本塁打を打った直後でイケイケだった。(盗塁阻止は)あまり働かないからそれぐらいは働いてもいいでしょう。借金もあるので一つ一つ勝っていかないと」。1日も早い借金返済を誓っていた。 阪神・下柳四回2失点、粘投も白星お預け 阪神・下柳は5試合目の先発も白星はお預け。四回まで5安打2失点と粘り強く投げていたが、その裏の攻撃で1点を勝ち越し、なおも三塁の好機で代打を送られた。試合後に登板間隔が空くことを理由に登録抹消が決定。また、防御率4・35と調子を落としている渡辺の抹消も決まった。入れ替わりは2軍で14試合に登板して、1勝5セーブ、防御率1・00と結果を残している若竹と右の外野手の浅井が検討されている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 25, 2011 07:28:09 AM
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