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平成23年12月10日(土)
午前5時起床。未明の外気温6度。晴れ。北風が吹いて寒かったですが、陽射しは明るかったです。ヴェデルニコフのバッハを聴きました。パルティータにトラがうっとり。 ![]() 朝のうちに図書館へ行きました。本の借り換え。次いで地域の特産品販売店へ行き、歳暮をあちらこちらへ送りました。遠くの恩師、友人、親戚は佐伯のちりめんや干物を喜んでくれます。この店のママさんにソオラのクッキーをいただきました。嬉しいな。 運動公園へ回りました。向かう途中、番匠川の河川敷に生えた草を刈っている人を見かけました。使っている機械はたぶんモアです。 ![]() ついでにもう一枚、佐伯市のランドマーク城山をぱちり。 ![]() ランは16km。ナンキンハゼは葉を一枚残さず、坊主になっていました。クヌギも銀杏もそれに近い姿でした。日本文理大附属高女子駅伝チームが練習をしていました。200mの坂道ダッシュを繰り返していました。スパッツをはいているものの半袖短パン姿。今年の都大路を逃しました。残念です。でも、こうやって来年を目指す姿には若者のよさを感じます。うらやましい。 遅い昼を食べました。カレーでした。午後は読書。妻はエステ。 夕方、残飯を土に休めていたら、隣のS兄がやってきました。近所のKさんがなくなったとのこと。驚きました。老健施設に入所していたのですが、容態が急変したとのことでした。とるものもとりあえず黒ネクタイをしました。農協の経営する葬祭場の2階が通夜の会場でした。家族と親戚に悔やみを言いました。 Kさんは、私が幼児の時、近所に越してきました。それまでは山林の売買を手がけていたと聞いたことがあります。ここに住んで雑貨屋を始めました。10円を持って通う私を可愛がってくれました。小間物の商売は生計を保てません。電機メーカーの下請けを始めました。軌道に乗りました。バブルがはじけ、海外へ進出する工場が多い中、工場をたたみました。今となってはよい決断でした。以来、自適のようでした。私より5歳くらい年上の娘さんがいました。小さい頃、遊んでもらった記憶があります。田舎坊主の私に、都会の言葉で優しく接してくれました。まぶしかったです。長じて同じ地区に住む男性を養子に迎えました。その人は大手水産会社の航海士でした。彼にも遊んでもらった記憶があります。義父の葬儀には間に合わないと勝手に思っていました。しかし、通夜の会場にこの夫婦がそろっていました。会うのは何十年ぶりでしょうか。今はどうしているのか問うと、ご主人は水産庁の漁業取締船で船長をしているとの答え。驚きました。冷える夜、通夜への往復。満月が昇りました。昨日聴いたCD、ベーやんのミサソレムニスを車中で聴きました。凛とした空気。黄みを帯びて次第に白み始める冴えた月。何が斯くあるべしかわかりませんが、今日の通夜をして斯くあるべしと独りごちました。 膝を骨折し、入院していた兄が退院しました。手術を2回。長引きましたが、経過はいいようです。足の曲げ伸ばしや歩行も、リハビリをして筋肉がつけば元に戻るとのこと。こちらはひとまず祝着です。 今日の写真は妻にペロリ食べられてしまったソオラクッキーです。銀座・三越のものです。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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