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梅林庵

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2014年07月15日

マゼールの訃報

(2)

カテゴリ：音楽

平成26年7月15日(火)
　午前5時前起床。曇り一時雨。蒸し暑い一日でした。夕方に青空が広がりましたが、不快指数は鰻上り。
　朝、新聞を開いて大きな訃報記事。｢指揮者ロリン・マゼールさん死去　クラシック界の巨匠｣84歳だったとのこと。思うところありです。8年前、2006年の11月6日、夢が叶いました。大分に彼がやってきたのです。ニューヨークフィルを引き連れて。曲はドヴォルザークの謝肉祭、チャイコのヴァイオリンコンチェルト、ベルリオーズの幻想でした。今さらながらですが、訃報をして遙かな想いです。大学生協のレコード売り場で出会って以来、自分のクラシックレコード・CD遍歴を彩ってくれました。

　午前中、お客様がありました。中国と韓国から大学の先生方がみえたのでした。要件は書くこと能わずです。名刺交換をし、挨拶をしただけでした。対応した部下に土産をくださいました。私の分もありました。栞です。翡翠の色をした石をはめ込んであります。その中心に大学のエンブレムが。日常、滅多に使うことはありませんが、なんとはなしにいい感じです。この類は、以前タンカー船長をしていたTさんからも頂いたことがあります。午後はミーティングと会議に終始。

　夕方、運動公園へ。一雨あった後なんでしょう、煮えたアスファルトから湯気が朦々と立ちのぼっていました。ロシアンサウナの中を走るような感じでした。夜勤から日勤に戻ったKさんと10km。キロ5分10秒で押しました。最後の方は4分40秒で。汗でびしょ濡れ。でも、股関節の違和感が薄れ、いい練習をしたという充実感が残りました。走り終えて見上げたら、西の空に入道雲がありました。梅雨明け近し。
　夜、マゼールを聴こうと思いましたが、陳舜臣に引き込まれました。