梅林庵
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平成26年12月16日(火) 午前4時半起床。雨。昼過ぎに上がり、強い北西が吹き始めました。寒し。 未明、ストーブの火が細くなっていました。灰の中、熾火の顔が僅かに見えるだけでした。夜半、妻の床につくのが遅いとき、大きな一つをくべてくれたら、起きだしたときに赤々と燃えています。そこで、ああ夜なべだったんだなと思ったりもします。私が寝たあと、何をしていたんでしょうか。おっと、逸れました。寒い時刻、火の大きくなるまで待ちきれず、熾った炭を十能1杯、火鉢に移しました。足下に置き、暖をとりました。 午前中、大分で会合がありました。高速道路を北上。雨を突いての仕儀でした。フロントガラスを打つ雨脚、師走ともあいまって、寒さと寂しさを感じました。ポカ休にし、このまま別府まで走りたい。温泉宿にしけ込んで燗酒と文庫本、悪い考えが頭を過ぎりました。しかし、そこは社名を書いた営業車。逃避するわけにはいきません。あっという間に坂ノ市へ着きました。 少し時間があったので駅を視察。住民もですが、大分東高校の生徒が利用します。住宅地のなかにあり、市中心部の高校へ通う者もいるんでしょう、広い自転車置き場が満杯でした。駅舎は風情無し。時刻表を見、トイレを覗いて便器を数えました。便数と小便器の数をして乗降客数を類推するんです。勿論掃除の程度もチェック。 時刻が迫り某所へ。弊社航路部門の所属する某業界団体の理事会でした。今年度の事業進捗状況と来年度の事業計画について意見交換をしました。私を除き、他の理事さんたちは、何れも社長です。会社規模の大小はありますが、皆さん立派です。昼食を挟んでの情報交換は勉強になりました。それぞれの語るあれこれもですが、話の向こう側にある社業の浮沈、経営感覚、ひいては人となりや生活、数多を窺うことが出来ました。具体的なことを書くこと能わず、残念です。 昼食の会場は「春夏秋冬かまや」ちょっとした料亭でした。 住宅街にあって、目立たぬ店構えでした。 中に入ると、回廊がありました。 中庭に石灯籠と妙味の庭石を配り、趣がありました。 ノンアルビールで喉を潤した後、先ずは豆腐に生ハムを巻いたもの。これはよかった。 上品な握り。 デザートの豆乳プリン。これもよろしい。 他に抹茶塩で食べる大きなかき揚げ2つ、ブリ・タイ・ホタテの刺身盛り、クロメの味噌汁が出ました。しかし席上、カメラを振り回すわけにもゆかずの仕儀でした。それはともかく、この店の雰囲気、密会にいいな。 会社にとって返し、あれこれのミーティング。仕事を終えて空を見上げました。晴れました。が、風が強く、寒い。折れました。床屋でサッパリしようかと思いましたが、家の燗酒が勝りました。真っ直ぐ帰宅。STVラジオを聴きながら長風呂。暴風雪警報の北海道に、亮さん始め釧路の皆さんのこと、札幌のA先生や同窓のことを思いました。遙かなりではあります。風呂を上がったら、H兄、先々月に札幌で歓待してくれた旧友ですが、彼から六花亭が届きました。嬉しいな。夫婦して好物なんです。
今日の一句 南国に寒さの便り六花亭
今日の写真は手に取った佐々木譲です。彼の物はほとんど読んでいます。「ストックホルムの密使」に始まる三部作は出色です。近年、北海道を舞台の警察ものを書いています。 もう一枚、マダイの吸い物です。燗酒の後に格別の味です。
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