カテゴリ:どうでもいい話
平成27年7月27日月曜日 午前6時前起床。曇りのち晴れ。湿度の高い、汗ばむ一日でした。出勤して朝礼、エアコンの効いた部屋から一歩も出ませんでした。内部協議とデスクワークで一日が終わりました。夕方、退社時刻の30分前に、裏口を出ました。S内科を受診するためでした。先生、聴診器を私の胸にあてながら「最近、レースに出ていますか、今度はどこを走りますか?いい酒のあるところを選っているんでしょうね、ところでTさん(私のこと)、つね三が休んで困りますよね、私の医院にも影響が出ています、困ったモンです、早く再開してもらわないと・・・、ハイ、異常ありません、お疲れさまでした」先生の診察は30秒で終わりました。血圧の薬、ジェネリックを処方してくれました。それはそうと、つね三の休業でS内科に影響が出ているとは、どういうことでしょうか。さっぱりわかりません。 その時刻、普段は運動公園へ向かうのですが、真っ直ぐ家路へ。着替えて、走りに出かけました。林道を6km。午後は雲が切れて、夏の日射しになりました。もう少し頑張るつもりでしたが高温多湿、汗が噴き出、折れました。陽の傾いた葦高の山は、クマゼミが鳴き止み、カナカナの大合唱でした。むせるような空気でしたが、一息の感もありました。 家の近くで、隣家のSさんとご主人のS兄に遇いました。Sさんは元看護師。私のふくらはぎを褒めてくれました。S兄は帯状疱疹に悩まされているとのこと。漁協のOさんも確かそうだったな。症状がひどいと長引くそうです。痛さと痒みがもちぇんそうでした。早く治癒するといいな。 戻ると、妻が野菜の手入れをしていました。紫外線を嫌います。陽の落ちたを見計らい、外へ出ます。今日は枯れたマクワウリの蔓を始末していました。 食べてみました。甘かった。懐かしい味でした。 写真ついでにもう一枚、完熟のカボチャです。波越の親方に先日頂きました。いい感じです。煮ましたが、こちらもえもいえぬ甘さでした。 汗を流し、まだ長靴を脱がない妻を尻目にプルトップを引きました。これが最後のコノシロを当てに流しました。寶焼酎の20馬力に手がいきました。これ、甲類です。キュウリのスライスを突っ込むと、メロン風味になります。写真には写っていませんが、2杯目をそうしました。 さて、気象庁の宣言は出ていませんが当地も梅雨明けモード。台風が去り、夏本番、暑さ本格化です。今年も野良仕事、ランニングを楽しんで、ビールを腹一杯飲むぞ。と書きながら、ネタ切れなので、暑さ本格化の「本格」について。 この言葉、好きです。本格的とは、本気で取り組むさまのことです。正規とか、正式、公式という意もあります。少しニュアンスは違うかもしれませんが、フォーマルもその類です。似た言葉に「本式」があります。これは本来の形式という意。 本格派というと野球です。投手のスタイル表現です。剛速球が売り物のピッチャーがこと。ちなみに、私、大学時代、野球部の端くれでした。左腕投手でした。スタイルは技巧派。「ちんたらピッチャー」ともいいます。以来、本格とは無縁の人生です。 本格という言葉は、小説の世界にもあります。「本格小説」がそれです。私小説に対し社会的現実を描いたものをいいます。作家でいうと、漱石、谷崎、芥川、三島、大江など有名どころの名が挙がります。私の中ではちょっと違います。五味川純平、司馬遼太郎、山崎豊子などを推したいです。 堅苦しい話になりました。本格化は競馬用語でもあります。用語集によると「馬体が充実して脚力が増したり、精神力が身について引っかからなくなったり、目に見えて競走能力が向上し、その能力を遺憾なく発揮できる状態になったことを指す」とあります。2歳・3歳の頃、思うようなレース結果を残せずにいた馬が、成長とともに、いい走りをすることです。使われ方は「4歳になり本格化」「夏の放牧を経て本格化」などです。 野球、文学、競馬の世界を羅列しました。どのジャンルの意味合いも好きですが、特に競馬用語としての「本格化」がよいです。年齢、成長とともに一皮剥ける感じ。これ、人間世界にもあります。酒の味がわかる、違った視点を持つようになる、話のわかる、丸くなる・・・。ブロ友、nkucchanなら肉の悦びを知るのも同じ「本格化だがや」というかもしれません。同感です。勿論、愛あってのことですが。 最後に、「本格焼酎」がありますが、これはもうコメント不要でしょう。 今日の一句 本格の焼酎を飲む夏の夜 今日の写真は、もいちどタマスダレです。夜明けの頃は、花弁を心持ち閉じます。いじらしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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